夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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オーストリア:ウィーン Austria/Wien
滞在期間2006年6月28日〜30日
ホテル名 キムチハウス
場所 西駅WestBahnhofで、2階のプラットフォームを前にして、プラットフォームと同じ階の右方向の出口から出る。外に出たら、**ホテル左手の道をまっすぐ進んで*ブロック進んだ右手の角。
宿泊費 EUR21(=US$25)/人/日(男女別ドミトリー、共同シャワー・トイレ、朝食付き)
その他詳細の宿泊費はサイトを参照ください。
設備等 入り口を入ると、ソファーとテレビのあるラウンジ。その奥に男子部屋2つ、ラウンジ右手のキッチンの奥に女子部屋1つで、各部屋2段ベッドが4つほど。リネン類はあるが、タオルは自分の物を使う。個人ロッカーはなし。共同シャワー・トイレは男子側に1つ、女子側に1つ。キッチンは基本的には使用できない。ランドリーなし。
風通しと
採光
部屋は外に面した窓があるので、一応外気は入ってくるが、抜け先が内部の廊下になる。不愉快ではないものの、風通しがいいとまではいえない。採光は問題なし。
 日本人バックパッカーが多く訪れるといわれていたキムチハウスだが、我々が滞在した時には日本人の数は少なく、ほとんどが韓国人の若者になっていた。従って日本語のガイドブックや情報ノートも少なく古い。以前は夕食が料金に含まれていたが、私たちが訪れた時は夕食なし、その後有料で出すということになってしまったのが日本人がいなくなった大きな理由かもしれない。

 とはいえ、声楽のプロをめざしてウィーンにやってきたという韓国人の女将さんは、気が強いが気風のいい江戸っ子みたいな人で、たっぷりの韓国朝ごはん(キムチや辛いスープやご飯)を出してくれるし、夕食がないかわりに、3日に1度はビール・焼酎飲み放題の豚肉の焼肉パーティーも開いてくれて、韓国人の若者との交流を楽しむことができた。一方で、日本人旅行者で不愉快な思いをしている女性達もいた。

 彼女達は昼過ぎにチェックインしてベッドを与えられてからそのまま外出。夜遅く宿に戻ってみると、ベッドに何も置いておかなかったため、従業員の手違いでベッドは全てふさがっていた。女将にいうと従業員用のベッドなら空いていると、窓のない従業員部屋に男性従業員と一緒に一泊することになった。それに対して文句をいうと、一体何をして欲しいのか逆切れされたという話だった。

 日本人女性宿泊客達からだけ話を聞いたのだが、私としては一方的にどちらが悪いと判定はできない。ただ言えるのは、ここでは日本人経営者の対応を期待してはいけないということだ。従業員の過ちに対して女将は彼女達に夕食を作ってあげている。それでも不満な場合は、具体的に宿代を半額にしてほしいなどの要求を言えば、そこから交渉が始まったかもしれない。不満げな顔を向けても、それを察知して何かしてくれるということはない。その分、日本人同士ならなぁなぁで終わってしまうかもしれない宿代の交渉を持ち出すこともできる。

 ここのメリットは、そうした外国人経営者の宿であることを前提に、それでも尚、他のシステマチックなホステルに比べると女将のキャラクターが温かく面白いこと、毎朝、本場のキムチなどの韓国料理を楽しめること、同じ宿に宿泊しているという気安さから気軽に韓国人と知り合えることだ。旅先でおふくろの温かさや激励が欲しくなったらお勧めの宿だ。

 そうした感情が必要ない場合は、次に紹介する宿の方がシステマチックで清潔で快適で安い。


※2006年6月26日現在の換算レートUS$1=EUR0.80。


上:玄関を入ってすぐのラウンジ。
インターネット用のマシンも3台ある。


上:ラウンジ奥にあるダイニング。
ここで皆で朝食を摂る。


上:この宿の女将さん。写真を撮るというと、「お化粧もしてないのにやだよー」と恥ずかしがりながらも様々なポーズを取って応じてくれた。この宿を出てから駅でバッタリ会った時も、アットホームな対応で、私個人としてはこの人はチャーミングだと思う。


上:夜の焼肉パーティー。この時はサーモンや白身魚の刺身もちょっと出してくれた。韓国人の若者はオープンマインドでなかなか楽しい夜だった。


上:男子部屋の内部の様子。

滞在期間2006年10月08日〜09日、10月12日
ホテル名 Wombat The Lounge
場所 Mariahilfer Strasse 137, Wien
西駅WestBahnhof脇を通るマリアヒルファーシュトラッセに立ち、西駅を右手に見ながら進んだマリアヒルファーシュトラッセ沿い左手にある。
宿泊費 EUR18(=US$22.78)/人/日(ドミトリー、共同シャワー・トイレ)
朝食は別途EUR3.5、2人用の個室もある。料金はサイト参照。
設備等 ドミトリーは4人部屋、8人部屋があるが、各部屋にシャワーとトイレと各自ロッカーがついている。部屋とロッカー共通のカードキーを受け取るには身分証明書(運転免許証など)が必要。1階には、ソファーのあるラウンジ、有料インターネット、共同トイレ、キッチン、ダイニング、地下にプールバー、コインランドリーがある。シーツなどのリネン類は料金に含まれる。タオルはなし。
風通しと
採光
建物が中央吹き抜けの回廊式で、吹き抜けあるいは外に面して窓があるので、風通しと採光ともに良い。
 2006年6月オープンの新しくて快適なホステル。以前からある1号店、Wombat The Baseの2号店だが、1号店よりも駅に近く、もちろん施設も新しい。ラウンジやダイニングの内装はスタバーのような感じ。

 ドミトリーといえども、各部屋にシャワー・トイレがあるのが個室感覚で清潔な感じだ。マットレスもテンピュールっぽいし、リネン類も厚手の綿素材で気持ちがいい。

 EUR3.5で朝食も食べられるが、宿の周りにはスーパーが3つもあり、朝8時から開くので、自分で朝食を用意した方がいいだろう。

 キッチンは電気コンロ4台が2箇所、電子レンジ1台、大きめの冷蔵庫が2台あり、アイランド式のテーブルもあるので、調理するのはとても便利な環境。西ヨーロッパのホステルでは、短期旅行者のヨーロッパ人の若者が食料を豊富に置いて帰ってくれるので、朝食用のパンや夜用のパスタを購入する必要がないくらいだった。

 ここはチェックインすると地下のプールバーで使える無料ドリンク券を1枚くれる。夕方から朝の4時までやっているバーで1杯飲んで部屋でぐっすり眠るもよし、他の国の若者と明け方まで盛り上がるもよし。とにかく安全に楽しめるバーが地下にあるのも気が利いている。

 インターネットはこのホステルも加盟しているHostelworld.comに接続して次の宿の予約ができる専用マシンのみ無料で、他は30分でEUR1。自分マシンを接続したい場合は、宿を出て左手に歩いて見つかるネットカフェの2軒目で接続可能。

 今回のようにここに大きな荷物を置いてブダペストに行きたい、という場合、無料で荷物を預かってくれる。といっても個別のロッカーに入れるわけではなく、荷物ルームに置いておくだけ。私たちは互いの荷物と荷物ラックを自転車のワイヤーでくくりつけておいた。マシンは宿のスタッフがいるフロントの後ろにある貴重品用保管場所で保管してもらって問題なかった。

 とにかく新しく清潔で立地がいい。次回ウィーンに来るとしてもここを使いたい。

※2006年10月09日現在の換算レートUS$1=EUR0.79。


上:ホステル入り口
看板は黄色い地に濃紺のロゴ


上:ダイニングの様子


上:ランドリーは1回EUR4.5。
ちょっと高いので部屋で手洗いした。


上:8人部屋の様子。


上:キッチンの様子


上:地下のバー。ビリヤード台のあるコーナーと、バーカウンター
とソファー席があるコーナーに分かれている。
夜まだ浅いソファー席では無言で見つめあう男女4人ずつの
若者がいて、これから数時間の作戦を頭の中で練っている風。

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