夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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シリア:ハマ Syria/Hama
滞在期間2006年11月12日〜16日
ホテル名 Riad Hotel
http://www.riadhotel.com
場所 Kouwatli St.
TEL033-239-512
時計塔のすぐ近く。バスターミナルからバックパック背負ってなら30分かかるかも。タクシーでSP50(=US$0.92。SP25が通常価格らしいが私たちの巨大な荷物を見て倍額を請求された。ま、それも当然かと支払った。お陰で荷物の積み下ろしは非常によく手伝ってもらえた。)なので、タクシーおすすめ。
宿泊費 SP500(=US$9.24)/日(シャワー・トイレ付きダブルルーム)
設備等 室内は広めのシャワー・トイレがあり、今までの宿のようにシャワーを浴びるとトイレが水浸しになることがなかった。丈は短いがシャワーカーテンもついていた。床はトイレの方まで水浸しになるが、部屋に水切り道具が置いてあるので、シャワー後に自分で床をきれいにすれば、常に濡れている不愉快間がない。(長くなってすみません。シャワールームの床が濡れているというのが非常に嫌いなので、ここはとても良かったことを強調したくて。)お湯は熱くて量も豊富だった。

 室内はベッドの両脇を人が通れるくらいのすきまがあり、ベッドの足元に机と椅子、その頭上にテレビ、机の隣に冷蔵庫がある。テレビは英語の映画放送チャンネルがあり、夜も楽しい。暖房は夜になるとセントラルヒーティングのスイッチが入り、自室のベッドの脇で自分で暖房のボリュームを調節できる。

 ホテルは入り口から階段を上がって3階がフロントとロビーと客室。ロビーにはソファーとテレビと情報ノートがある。4階にキッチンと食堂とロビーと客室。キッチンも広めで、調理道具や食器は一通り揃っているので不便はない。食堂は朝食を注文した人用にあるのだが、夜は自炊派が使わせてもらっていた。5階には屋上と客室がある。屋根がかかった屋上はホテルの洗濯用に紐が多く張られているので、ここの片隅に自分の洗濯物も干させてもらった。洗濯は自分の部屋の浴室の洗面所で行った。

 私たちは5階の部屋を取ったので、朝は朝日を浴びながら屋上で朝食を取って優雅な気分だった。
風通しと
採光
部屋は入ってすぐが寝室、左手に浴室という構造だったが、寝室の左右に窓があり、大きめの左手の窓は屋上に面していた。浴室にも別途窓があった。そのため、風通しは非常によく、光もよく入った。最初に3階の部屋を見せてもらったが、同じ値段でも窓が建物の内側の吹き抜けに向いていたため、とても薄暗い部屋だった。部屋の風通しと採光は一様ではない。
 そもそもハマは休養の意味合いが強い滞在だったが、急ぎ足の移動と思ったよりも気温の低いシリアの冬にやられて、ハマに到着した時には私(妻)はすっかり風邪をひき、お腹も壊し、全体的に免疫力低下となり、本当に休養が必要な状態になった。

 この宿は、こういう休養の場には最適の所だった。シャワーのお湯に問題がなく、夜も暖かい。フロントには英語のわかるスタッフがいて(特にアブドゥーラさんが素晴らしい)、食料品が買える市場がすぐ近くにあってキッチンが使える。あまり見所もないので、焦ることなく休養できた。

 宿泊客は欧米バックパッカー、韓国人、日本人に加えてシリア各地からハマにビジネスや勉強会などの目的でやってきたシリア人も多く宿泊している。ある日、フロントで支配人と話をしている日本人男性がいたので話してみると、ハマに7年も滞在されているという免疫学のお医者様だった。ハマでは動物の免疫学についてシリア人に講義を行っているのだが、先日その勉強グループがこの宿に宿泊していたので、代金を支払いに来たのだということだった。

 シリアに入って、アレッポとハマで同じ金額の2人部屋個室に宿泊した。シリア第二の都市と田舎のハマでは同じ金額ならばハマのホテルの方が上質に決まっているといわれればそれまでだが、日本人から見たらアレッポもハマもどっちもどっちというレベルの町である。中東のどこかでゆっくりしたいのなら、宿のレベルが高いハマでの休養をおすすめする。ただし、インターネットは気が狂うほど遅いが。


※2006年11月13日現在の換算レートUS$1= SP54.13。


食堂から見た外の風景。
RIAD HOTELという看板の置くに
時計台が見える。


フロント。カーテンの向こうにパソコンが
1台あってネットもできるが外の方が
1時間SP80と言われた。外のネットカフェ
なら1時間SP30。

フロント脇のロビー。ここに情報ノートが置いてある。


キッチンの様子。流しの下に鍋類がある。


食堂は朝食を注文した宿泊客に使われるのが主な目的。
自炊派はここを使わせてもらっているという自覚のもと
美しく使うことをこころがけていた。


シャワー・トイレルームの様子。


屋上は広々としている。夏季はここにも
ベッドをしつらえて屋上ドミとしていると
思われる。だってベッドがあるから。

宿泊したダブルルームの様子。


ベッド側から入り口を見た様子。
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