ホテル名 |
アル・ハラ・メイン・ホテル Al-Haramain Hotel |
場所 |
Bahsa St. Saroula
TEL011-231-9489 |
宿泊費 |
SP700(=US$12.87)/日(ツインルーム、共同バス・シャワー) |
設備等 |
入口を入ると右手にフロントカウンターのある小ロビー。その奥に吹き抜けになった印象的なロビーが広がっている。客室は1階ロビーの周り、2階、3階にある。
ツインルームの室内はベッド2つ、テーブル1つ、椅子2却、鏡のついた洋服ダンス。
トイレは各階に1つ、シャワーは地下に4つある。 |
風通しと
採光 |
部屋の一面が窓になっているので、採光も風通しもとてもよかった。 |
2軒隣にアル・ラビ・ホテルという同じような宿があり、アル・ラビ・ホテルはツインでSP600だった。それでもアル・ハラメインにしたのは、シャワールームの清潔さからだった。
どちらのホテルも英語のできるスタッフがいるのでコミュニケーションには問題がなかった。アル・ハラメインには日本語の情報ノートも充実したものがあり、それも役に立った。
部屋の環境については、ベッドが私(妻)の腰よりやや低いくらいの高さもあるのが特徴。冬は関係ないが、夏は涼しいのか?マットレスの質は悪くなかったし、シーツがパリッと白いリネン、毛布もケバケバしておらずトロッとした新しいものとカバーでくるんだ上掛けがあり、ベッドの環境はかなり満足。部屋全体として広々としているのも良かった。
ただし寒い。
暖房は部屋が取り囲む各階のロビーにしかない。夕方から夜中までに一気に温めて、後は余熱で朝まで保たせるようにしてあったが、暖房がついている時間帯に部屋の扉を開け放しておかないと、暖気は部屋に入って来ないので寒いまま。最初の日はそれに気づかず寒い思いをした。2日目は扉を開け放していたので、まずまず部屋は暖まったが、それでも明け方はかなり寒かった。隣のアル・ラビ・ホテルは各部屋に暖房があるというのを後から聞き、この点はアル・ラビがいい。
シャワールームは地下の窓のない空間にあるため、常に暖かいのが良かった。湯量も豊富で熱いお湯もどんどん出てきた。洋服は扉の内側にかけるタイプだが、シャワールームはそんなに狭くないので、洋服が濡れる心配はなかった。
小さなキッチンがあるのだが、それは有料の朝食や飲み物を作るホテルのための施設で、宿泊客が自由には使えないのが難点。朝一番で(7時半頃)お湯(SP10=US$0.18)を頼むと、大きなやかんにたっぷりと水を入れて沸かし始める。その日に使うお湯の準備をしているようだ。かなり時間がかかって、やっと一杯のお湯を買えるという不便さだった。次の日のお湯は、前の日の余りを少し沸かしなおしたのか、ぬるま湯。この湯でコーヒーを入れて飲んだ夫はすぐに腹を下してしまった。
古くて情緒のある建物と言えるが、階段、とくに2階から3階に向かう階段はとても歪んでいて、傾斜も急なので、大きな荷物を上げ下げする時が大変だったし、日々の階段の上り下りもちょっと酔いそうになる感じ。階段直してくれないかなぁ。
地球の歩き方にはツインルームがSP500だったので値下げを交渉したが、他の日本人がSP700で宿泊しているので下げられないと断られた。が、マルジェ広場の反対側でSP500で宿泊した人の感想では、こちらの方が清潔感があるということなので、まずまず妥当なのではないか。
共有部がとてもたくさんあって、古い建物の情緒を活かしている宿で、一般的に白人の好みそうな宿である。実際、白人バックパッカーが多かった。
※2006年11月20日現在の換算レートUS$1= SP54.37。 |