夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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ヨルダン:ワディ・ムーサ(ペトラ) Jordan/Wadi Musa(Petra)
滞在期間2006年11月25日〜27日
ホテル名 Valentain Inn
場所 ワディ・ムーサの村の中心にあるサークルをバスターミナルに向かう道を背にして立った時に正面となる道を進む(登り坂になる)。レストランアル・ウディやアララビの並んでいる左側の道。坂を上って行くと、途中で右手に急に登る坂があるので、その坂を上って道なりに50m程入った右手にある。
宿泊費 JD8(=US$11.27)/日(シャワー・トイレ付、ダブルルーム、)
※ドミトリーもあり。
設備等 丘の上に建つ4階建ての宿。1階はロビーとダイニング、奥に客室も2つあり共同用のシャワー・トイレルームが1つある。2、3、4階は客室でベッド数の多い部屋がドミトリーとして使用されている。部屋はダブルベッド1つ、鏡台が1つ、冷蔵庫がある。部屋の奥には洗面台があり、それとは別にシャワー・トイレルームがある。
風通しと
採光
外に面して窓があるので、部屋の風通しと採光はよかった。
 日本人による情報ノートでは、ヴァレンタイン・インとペトラ・ゲート・ホテルに宿泊している人が多かったのでいずれかに宿泊しようと思っていた。ヴァレンタイン・インの主人が女性宿泊客をレイプしようとして監獄に入っているという噂がある一方で、ペトラ・ゲート・ホテルにもよくない噂があり、どっちもどっちだという感じがしたが、直前に出会った人がヴァレンタイン・インに宿泊して、きれいな設備で何の問題もなかったという事を聞き、ヴァレンタイン・インに向かうことに決定した。

 結局、私たちが宿泊した時、時代はヴァレンタイン・インになっていて、宿泊客も多く、スタッフも感じのいい人が多かった。監獄にいるというご主人は宿にいて、陽気に私たちを迎えてくれた。日本人には冷淡だという話を聞いていた女主人も妊娠8ヶ月の身重で「もうすぐ私たちのベイビーが生まれるの!」と上機嫌で愛想はむしろ良い人だった。

 一方のペトラ・ゲート・ホテルは閑古鳥が鳴いていて、主人に泣きつかれてディスカウントするからと言われ、情にほだされて1泊だけしてこちらに移動してきたという日本人旅行者に出会った。

 宿のスタッフは移り変わりが激しく、宿の主人も人間なのでお客の入りや家族の状況によって対応が変わってくるだろう。働いている人が盗人でないとか、感じがいいとかいう感想は、あくまでもその時、その人に対してのものに過ぎず、平準化して述べることが難しいんだなぁ。

 人について語るのは難しいが、施設についてはある程度いえる。ヴァレンタイン・インはこの値段にしては、もうちょっと上のランクの中級ペンション並みの施設だ。ロビーは居心地良く、部屋は広いとはいえないが可愛らしいベッドカバーがあり、床もきれいに清掃され、タイルにヒビも割れもなくて美しい。宿泊するのなら2階か3階がいい。4階は天井に近いので、私たちが宿泊した時期の夜の冷え込みが半端でない。4階に宿泊していた人は毛布3枚使っても寒いと階を変えてもらっていた。逆に夏は死ぬほど暑いことだろう。4階は避けたほうが良さそうだ。

 また同じ階でも、ペトラ遺跡側と反対側の部屋がある。どちらも同じ料金なので是非遺跡のある側に宿泊することをおすすめする。(遺跡は遠いので見えないが、遺跡のある方が開けた景色が気持ちがいいので)

 サービスとしては、JD3(=US$4.23)で夕食ビュッフェ、ペトラ遺跡までの無料送迎、各種ツアーのアレンジ、ダイニングにあるテレビでのインディー・ジョーンズを含む映画鑑賞会を行っている。

 ビュッフェは肉料理1品、炭水化物3品、他野菜料理で全品20皿くらいある。似たような料理もあるが、とにかく色んなお皿が並び、かつ不足しがちな野菜がたっぷりと食べられるので私たちは満足だった。同じような価格で外食すると肉はもっと多いかもしれないが、確実に野菜は不足するだろう。

 ペトラ遺跡までの無料送迎は朝7時、8時に宿から遺跡までと、夕方4時、5時に遺跡から宿までが基本だが、宿泊者数などにより朝1回、夕方1回になる場合もあるそうなので、毎回フロントに要確認。

 私たちの場合は、朝7時をお願いしたら普通のタクシーを呼んできて、それで遺跡に向かった。遺跡に到着するとタクシー運転手に料金を請求されたので、夕方5時に迎えに来て一緒にホテルに戻ってスタッフと話しをしようというとタクシー運転手はそれに応じ、朝は支払わず、夕方5時に運転手とホテルに戻った際にホテル側が一切を支払ってくれた。ホテル側が支払うつもりでも、呼んできたタクシー運転手が勝手に料金を請求しようとする場合もあるので注意が必要。

 また夕方4時の迎えが来ると信じて待っていたアメリカ人青年は4時になっても5時になっても車が来ないので勝手にタクシーで帰ってきた。フロントにクレームしたら料金は支払ってくれた上で、「今日は迎えが出ないのでタクシーで帰ってきてもらってよかったんですが・・・」と言われていた。

 2日目の遺跡見学が早めに終了したので午後3時に戻ってきたが、その時のタクシー代は自分もちになった。これも宿に確認しておいたので、問題はなかったが。

 この地域は砂漠の中に位置するので、水は大変貴重である。そのため、シャワーは夕方から夜まで決められた時間内でしか熱い湯が出ないことになっている。宿の女主人からの助言としては、なるべく早い時間に浴びると熱いお湯が豊富に出る、ということだった。確かに彼女も夕方にシャワーを浴びていた。私たちも夕方浴びていたので、何の問題もなかった。

 また宿内での洗濯は禁止。洗濯した場合は罰金が課せられる。これは水不足の地域なので致し方なしだと思う。皆が洗濯して宿代があがるよりはましだろう。

 荷物は無料で預かってくれる。私たちはワディ・ラムという砂漠ツアーに1泊2日で行って帰ってきたが、荷物に問題はなかった。もっとも、最初荷物は夕食のビュッフェが並ぶ所に置いてくれと言われ、ビュッフェが始まる時は別の部屋に移動するという話だった。荷物を移動されるのが最も危険な気がしたので、あらかじめ倉庫になっている部屋に固定で荷物を置かせてもらい、絶対にここから動かさないでほしいとお願いしておいた。

 以上、長くなってしまったが、設備はいい宿である。サービスの利用の仕方に注意し、スタッフとのコミュニケーションがうまくいったので、私はとても満足だった。


※2006年11月27日現在の換算レートUS$1= JD0.71。


宿の入り口。


洗面台。


トイレ・シャワールーム。
水きりがあるので、シャワー後に
濡れた床をすっきりと乾かせるのが
嬉しかった。シャワーカーテンも
ついているが例に漏れず丈が短い。

宿のご主人(左)と。「昼間はカミサンが帝王だが、夜は俺が
キングさ!君ん家もそうだろう?」と出会うなり大人のジョークを
かましてきた。めちゃくちゃ陽気。


建物の概観。私が猫を相手にしている所の右斜め後ろが
宿の入り口の扉。

 
わかりにくくてすみません。入り口から部屋の中をのぞむ。
手前左がダブルベッド、中央に鏡台、左手奥が洗面台。
左手奥のエンジのカーテンが窓。ここから遺跡方面が見え
夕日が美しかった。シャワー・トイレは洗面台のコーナーの
右手にある。


建物の前は丘の上からの眺望を楽しめるオープンテラス、それに続いて右手にはベドウィン(この地方の
遊牧民)の使うテントがしつらえられて、雰囲気を出している。


オープンテラスからの眺め。
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