夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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マダガスカル:イファティ Madagascar/Ifaty
滞在期間2007年05月07日〜11日
ホテル名 ホテル・ムラムラ Hotel Mora Mora
場所 イファティ村のトゥリアーラとは反対方向の端に位置し、目の前が海。メインロードに大きな看板があるので、そこを入っていく。
宿泊費 Ar20000(=US$10.55)/日(ダブルルーム、蚊帳付き、トイレ・水シャワー共同)
※他にAr5万台だったと思うが(定かでない)、海が目の前のコテージ(トイレ・シャワー付き)もある。
設備等 広い敷地の中にレストラン、値段の安いシャレー、共同シャワー・洗面所・トイレ(各2つずつ)、値段の高いコテージが点在している。敷地には大きな松の木がたくさん生えていて、適当な木陰を作っている。木陰の下でくつろげる屋外の椅子やテーブルも用意されていたり、ワニが一匹けだるく存在する柵や作りかけのプールもある。
風通しと
採光
値段の安いシャレーに宿泊したが、そこら中から風が入ってくるので風通しはすこぶる良い。光は入り口にひさしがついていて直射日光が入らないようにしている。とにかく暑いから。
 「地球の歩き方」に掲載されている中で一番値段が安い宿だったが、訪ねてみると庭は広いしレストランも格好いいし、値段の割には高級感のあるリゾートホテルの雰囲気があって気に入った。

 シャレーはガイドブックにはAr22000となっていたが、オフシーズンのせいかもっと安かった。

 敷地と建物のオーナーはマダガスカル人の年配の女性だが、ホテルは設備を借りてフランス人が経営していると聞いた。宿泊設備にしろ、レストランにしろ、豪勢な作りではないのだが、室内のリネンはピシッと洗濯したものが使われているし、レストランには地元の木彫りの置物が配置され、ダイニングのテーブルと椅子はどっしりと重量感のある木で作られているなど、ポイントを抑えているのでシックにまとまって見える。

 室内はダブルベッドが1つと、机と椅子が1つずつというごくごくシンプルな作り。窓は入り口側と、相対しない壁に1箇所。もちろんガラスなどはまっていなくて、木の扉がついていて鍵がかかるようになっている。蚊帳は破れなどなく清潔だった。シャレーなのでいたる所に隙間があるので、夜は様々な虫が入ってくる。蚊だけでなくこうした虫よけとしても蚊帳は必需品だった。

 各シャレーにはコンクリートのたたきになった玄関前のテラススペースが用意されている。海に向いたテラススペースには椅子が用意されていてくつろげるし、夜は照らすにも照明がついているので、ここで本を読んだりしている人もいた。また、テラススペースには洗濯物が干せるように紐も張られていた。気がきいている。

 シャレーの建つ区域にあるトイレと洗面所とシャワールームはコンクリートの打ちっぱなしで作られているが、シャワールームには木のスノコがあるので不潔感はない。シャワーは水しか出ない。夜になると冷え込む場合もあるが、日中はとても暑いので日のあるうちにシャワーを浴びれば水で十分だった。シャワールームは広く、洋服をかけるフックも3つ用意されているので、服を濡らす心配もなかった。トイレは1つが様式、1つがマダガスカル式(和式)だが、どちらも水洗トイレで、1日に数回清掃されているのでいつも清潔だった。

 レストランはバーのコーナーと食事のコーナーにわかれている。食事のコーナーは席から海が見えるし、手持ちの新鮮な材料から編み出されるので毎日異なるメニューが黒板に書き出され、それらは本格的なフレンチだった。こうした要素が相まってか、宿泊していない近所の旅行者も多くつめかけてレストランは流行っているように見えた。確かにおいしかった。

 洗濯は安い値段で頼むことも可能らしいが、私は自分で行った。レストランの厨房の裏手に塀で囲まれたバックヤードがあり、そこに大きな洗濯場がある。手洗いがしやすい環境。洗濯場の横には、ホテルの洗濯物を干す物干し場があった。こんなに日差しが強くとも、湿気が多いせいか直射日光があたらないと洗濯物が乾きにくかったので、ホテル用の物干し場を使わせてもらえてよかった。

 敷地にはワニの柵、木陰の椅子とテーブル、作りかけのプールなどがあった。私たちが滞在中に手作りの大きなブランコもできあがった。これからのハイシーズンに向けて、こうした設備を増やしたり草を刈ったりと、準備を進めている従業員が数多くいて、ゆったりと家族的に仕事を進めながらも経営者の指示のもとにちゃんと経営されている感じがした。

 海岸沿いの両隣には観光客向けのホテルが並んでいる。自分のホテルのレストランに飽きたら、こうした近所のホテルのレストランに海辺伝いに行くこともできる。村のメインロードには1軒だけかろうじてスープとご飯を出してくれる店を発見したが、他は揚げた魚を買うか(お腹を壊した)、揚げたドーナツを買うか(これは大丈夫だった)、運がよければ新鮮なパンを発見できるか、というくらいである。水やコーラなどの飲料、蚊取り線香、トイレットペーパーなど日用品を販売する店はメインロードに数軒ある。

 電気は昼の12時から午後2時までと、夕方6時から11時までしか使えない。シャレー内に電源がないので、デジカメのバッテリーチャージはレストランの電源を使ってもいいと言われた。シャレー内にはちゃんとした電源はきていないがむき出しの接続ポイント(普通は電源ソケットの裏で壁の中に入っている部分)があったので、そこにCタイプのソケットを押し込んでガムテープで固定したら、シャレー内でも電気が使えた。といっても使える時間は上記のように限られているが。


※2007年05月07日現在の換算レートUS$1= Ar1896。


メインロード沿いにある看板。
トゥリアーラから来た場合
この看板を左に入る。


海側から見たレストランの様子。


木陰の寛ぎスペース。
夜はここで見上げると満天の星が
物凄い。天の川は当たり前に見える。


シャレーから海やレストランに続く小道。


ホテル用洗濯場


ホテル用物干し場

シャレー。

 

上:トイレと洗面所

左:シャワールーム











シャレー内の様子。
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