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マダガスカル:ベクーパカ Madagascar/Bekopaka
滞在期間2007年05月16日〜18日
ホテル名 |
タナンクアイ Tanankoay
http://www.tanankoay.com |
場所 |
ベクーパカの村の中心から更に大ツィンギー方面に向けて900m。村の中に看板が立っていて、村人に聞くと教えてくれる。 |
宿泊費 |
Ar12000(=US$6.30)/日(2人分のマットレスのあるテント、トイレ・水シャワー共同) |
設備等 |
敷地を入ると前庭と駐車場に続いてレストランの建物がある。レストランを抜けると、右手にロッジ、中央に常設テント、左手にシャレー(建設中)と3種類の宿泊施設がある。テント持込で張ることもできる。その場合は一人Ar4000。中央の奥には常設テント滞在者用の共同シャワールームとトイレと洗面所が並んでいる。敷地の際左奥に井戸があり、ホテル用や滞在者が洗濯するための水をくめる。 |
風通しと
採光 |
テントは入り口が3重になったもの。一番内側が網になっているので、網だけにすると光も風も入ってくる。 |
村の中心にあるイブラヒム・ホテルを最初に見たのだが(一泊ツインAr15,000)、タナンクアイの方がレストランがあってシャレた雰囲気を出しているし、シャワールームやトイレもきれい。水シャワーだが水量も豊富で打ちっぱなしのコンクリートもきれいに清掃してあって気持ち良かった。テントにしたらイブラヒムよりも安くなる。なお、テントを持っているのであれば、マナンブル川を渡ったすぐにANGAPのオフィスのある辺りがテントサイトになっていて、そこでテントを張っている人が多い。食堂も数軒並んでいるし、シャワーやトイレもある。
私たちがここに宿泊した最も大きな理由は、オーナー婦人なのか管理を任されているご夫婦なのか常駐している婦人のパスカルさんが英語も話せるフランス人女性だということ。色々と相談すべきことがあったので、フランス語かマダガスカル語しか通じなさそうなイブラヒムに宿泊することができなかったというのが最大の理由だ。
イブラヒムとの比較でいえば、食事はイブラヒムの方が自由がきく。タナンクアイの場合は村から離れているので自前のレストランで取るか、昼間に自分で何かを購入しておくしかなく、レストランはメインとご飯とデザートのフルーツでAr8000(=US$4.20)、これに前菜をつけるとAr13000(=US$6.82)。イブラヒムは村の中心にあり、目の前の食堂が外国人旅行客目当てのフルコースをAr5000(=US$2.62)で出しているし、同じ食堂ではスープ・シノワーズは何とAr500(=US$0.26)で地元の人が食べていた。食堂の女将が商売熱心なので、外国人客にスープ・シノワーズを出してくれるかどうかは定かでないが。
タナンクアイはムルンダヴァに事務所を構えていて、お客さんの窓口はこちらになるらしい。サイトもあって、そこから予約もできる。また自社の車を持っていてムルンダヴァからベクーパカのチャーターをする場合、ムルンダヴァで通常チャーター代金Ar200,000/日のところタナンクアイの車だとAr160,000でやってくれる。ベマラハ国立公園に安く行きたいのなら、この車を検討するのがいいのではないだろうか。
洗濯は井戸の水を汲んできてくれて、たらいも貸してくれて洗面所で洗うことができる。排水設備が井戸の周りにないので洗面所でしてほしいと、環境にも考慮した発言だ。日当たりのいい物干し場も使っていいし、洗濯環境はとても良かった。
ペクーパカには電気がきていないので、各ホテルはジェネレーターで自家発電になる。タナンクアイでは夕方5時半から夜10時までジェネレーターを発動してくれるので、この時間帯にバッテリーのチャージなどをさせてもらえる。テントに電源はないので、レストランの電源を使わせてもらうことになる。テント宿泊でなくとも、懐中電灯は必携だ。宿でも使うし、小ツィンギー、大ツィンギーのトレッキングでも使う。
パスカルさん、その旦那さんのトニーさんはじめ、スタッフは皆感じが良く、色々とお世話になった。宿の雰囲気はいいし、値段も安いので満足度は高かった。ただし、食事は初日の夜試して、コストパフォーマンスに見合わないと思ってやめてしまった。しかし、その日に入ってくる材料によっては見合う場合もあるようだ。後日、新鮮な魚のフライなどを食べている人を見て、そう思った。
※2007年05月14日現在の換算レートUS$1= Ar1906。 |
敷地内のアプローチから見た
レストラン棟。
レストランの入り口。
作成中のバンガローの内部。
今あるバンガローよりもやや狭い
ので、こちらの方が安いのか?
ちょっと値段を聞き漏らして
しまったので不明。
常駐しているパスカルさん。
お世話になりました。 |
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テント。
内部にシャワーとトイレのついたバンガロー。
今新しく作ろうとしている別のバンガロー。
レストランの内部。ロッジ風で感じがとてもよいし
風通しもよく気持ちのいい場所だった。
たくさん、洗濯させてもらいました。
手前のバケツが井戸の水。やや茶色いけど
仕上がりに問題はなかった。 |
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