ホテル名 |
ホリデー・ホテル Holiday Hotel |
場所 |
市内の便利な場所にある。ウブンゴ・バスターミナルからタクシーに乗ったら「ホリディ・イン」かと聞かれたので、「ホリデー・ホテルだ」というと、「ジャムフリJamuhuriのか?」と聞かれた。タクシー運転手の間では、このホテルの建っているジャムフリ通りJamuhuri
Stのホリデー・ホテルというと通りがいいのかもしれない。 |
宿泊費 |
Ts15000(=US$11.67)/日(ツインルーム、天井ファン・蚊帳付、水シャワー・トイレ共同) |
設備等 |
ジャムフリ通りJamufuri Stに面した建物の左側から階段を上って3階と4階がホテル。1階と2階はオフィスや一般住居になっている。階の数え方はヨーロッパ式で3階を2nd Floorと言っている。3階はレセプションと客室、4階は客室、5階はホテルが使用している屋上。3階、4階の各フロアーには共同シャワー・トイレが2つずつある。
室内は、シングルベッドが2つ、センターテーブル1つと椅子が2客。大きな木製の洋服ダンスが1つ。大判のタオルと石鹸あり。電源なし。シャワーとトイレが付いた部屋は一泊Ts23000。シャワー・トイレ共同の部屋でもベランダ付きとベランダなしの部屋がある。ベランダ付きの部屋は西日が部屋に差し込んでかなり暑くなるが、ロープを持っていればベランダで洗濯物が干せる。(屋上でも干せるが)
室内に電源がないのが厳しかったが、電源は3階のレセプションカウンターと、客室前のアイロン台の所にあり、それは使ってもいいことになっている。5階屋上には洗濯場があり、建物全体が物干し場になっている。宿泊客も使用可能。 |
風通しと
採光 |
ベランダのある部屋は大通りに面しているので、窓を開けてファンをまわすととても風通しがいい。光も、もういいっちゅうくらい入ってくる。 |
フロントが3階、客室が4階なのが荷物の大きな私たちにはちと辛い宿なのだが、その他の点では、値段と照らして満足の行く宿だった。
レセプションのあるフロアは4階、5階屋上が吹き抜けになっているので、レセプションの前に中庭があるような感じで開放的。テレビもあって、夕方になると夜勤のスタッフが警備も兼ねてダラーっとテレビを見ていたりする。下から階段を上がってくると、3階の部分に門があって、基本的にはブザーを押さないと施錠されていることになっている。日中はちょっと開いていることもあるが、夜間はきっちりと閉まっているので、セキュリティーはいいんじゃないだろうか。
室内はとても広い。ベッドとベッドの間にベッドの1.5倍くらいの幅がある。だから、ベランダへの入り口もベッドの枠にひっかかるなどの気遣いなく開閉できた。床はグレーのリノリウムで日本の古いオフィスみたいだが、コンクリート打ちっぱなしよりは気を使っている。共同のシャワー・トイレも広めで、水は豊富に出てくるし、水はけもいい。
屋上の洗濯場には洗濯用の蛇口が2つとバケツが豊富においてあり、とても洗濯しやすかった。また、1日中陽の当たる場所に干すことができるし、洗濯ばさみもたくさんある。洗濯環境は5つ星の宿だった。
従業員は男性ばかりで、こまごまと掃除したりメンテナンスしたりと常に忙しそうに働いている。そういう掃除のおじさんみたいな人がフロント業務も行ったりして、このホテルでは業務ごとの明確な区分けがなく、誰でも何でもやりますという感じになっているような印象。だから、フロントで支払いをしようとすると担当者がいないという問題もなかったし、屋上で洗濯したいんだけどというと、フロントでチェックインしてくれたおじさんが私の手を引いて屋上まで案内してくれたりと、便利だったし、皆とても親切でニコニコと感じが良かった。
周囲のレストランとしては、徒歩2分で西洋人にも人気のChef's Prideという朝6時から夜11時まで開いているファミレス風の店、徒歩3分でNew
Zahirというローカル食堂(といっても最低Ts2500くらいする)、徒歩5分に大和山荘海鮮酒家、徒歩4分にタンドリーチキンSmile
BBQがあり、安いローカル食堂もいくつかあるので便利だろう。
残念なのは、室内に電源がないことと荷物預かりサービスをやっていないこと。ザンジバル島に行っている間に荷物を預かってほしかったのだが、英語があまり通じずにこちらの意図がわかってもらえなかった。仕方がないので、宿泊すれば荷物を預かってくれるという宿に移らざると得なかった(下記の宿)。
チェックアウトした時は、フロント・掃除・会計をこなしている男性が1階まで重いスーツケース2つを2往復して運んでくれた。お、驚きだ。これにはさすがにチップを支払った。
※2007年06月04日現在の換算レートUS$1= Ts1285。 |