ホテル名 |
サフィーナ・バンガロウ Safina Bungalow(ヌングイ) |
場所 |
島の北端にあるヌングイビーチのビーチ沿いホテル郡の中で一番西に位置する。海には直接面していないが、ビーチまでは徒歩1分。 |
宿泊費 |
Ts26000(=US$20.23)/日(ツインルーム、蚊帳・天井ファン・朝食・ホットシャワー・トイレ付き)
※ドル払いではUS$20
※本来はUS$25だと言われたが、6連泊することを条件に1日US$5をディスカウントしてもらった。 |
設備等 |
敷地内には、レセプションのある小屋(?)を中心に、私たちが宿泊していた低価格の棟が1つと、エアコンの付いた高価格の棟が2つある。朝食は低価格の棟の2階がオープンカフェになっていて、そこで摂る。わたしたちが 訪れた時は人が少ない(というか誰もいない)ので、部屋の前のテラスに運んでもらって、テラスのソファーとテーブルで食べた。
オープンカフェの片隅にキッチンがある。といっても水が出ないので洗い物は部屋に持ち帰ってしなければならないし、コンロは灯油式なので灯油は自分で買わなければいけないし、コンロの煤(すす)押さえが壊れているのでなべ底が真っ黒になり、気をつけないと衣類や手が真っ黒になるという不都合だらけではあるが、使ってもいいと言われて、数回使ってみた。村ではスパゲッティー、オイルサーディン、トマトや玉葱やズッキーニ、他缶詰類、米が帰るし、魚市場に行けば新鮮な魚が買える。根性があれば、なかなかおいしい食生活を低コストで楽しめるだろう。
室内はシングルベッドが2つ、椅子が2客、壁にフックが4つ、物置台が1つ。室内の広さはまぁまぁ。私たちはリュックしか持っていかなかったので、十分だったが、大きなバックパックやスーツケースで訪れると、少し狭いと思われる。大判のタオル、石鹸あり。 |
風通しと
採光 |
低価格の棟の中で端の部屋だったので、入り口側ともう一面に窓があり、風通しはとても良かった。光はテラスを作って直接入らないようにしているが、テラスの前は中庭になっているし、光の入り具合も丁度良かった。 |
フラミンゴ・GHの手配する乗り合いタクシーでヌングイに到着すると、ビーチ沿いにホテルが集合している場所の中で、東端に近いJumbo
GHの前に連れて行かれる。
この辺りには、同じくらいの価格の宿が並んでいる。東端から全てツインの一泊の値段を聞いた結果、以下のようだった。
東端のUNIONはUS$30、
Jumbo GHはUS$25、
BarakaはUS$25、
ParadiseはUS$35、
Amaan BungalowはSea ViewがUS$60、そうでない部屋でもUS$40、
そしてAmaam Bangalowの向こう側、ヌングイの西端に位置するSafina Bungalowは最初の言い値がUS$25だった。
Amaanはあまりに高いので最初から入る気をなくしたが、他のホテルについては6連泊するからディスカウントを交渉しようとしたが、サフィーナ以外はどこも応じなかった。最初の言い値がUS$25のホテルは、どこも同じような設備で大差ないが、私たちが利用したような外国人観光客を乗せた乗り合いタクシーがJumbo
GHの前に停車することになっているらしく、お客が黙っていてもどんどん来る。Jumbo
GHに隣接しているUnionやBarakaは殿様商売的になっているのかもしれない。Paradaiseは、海に面した素敵なレストランがあり、宿の作りもちょっとシャレていて値段が少し高いのは納得。Amaanは高級レストランを備え、インターネットカフェや土産物屋もあり、フロントもちゃんとしているので、まぁ、確かにそのくらいの値段を取りたいのだろうという構えである。
サフィーナは高級ホテルのAmaanの奥にあるので、この乗り合いタクシーに乗ってくる観光客がなかなか足を運ばないようで、私たちのディスカウントに応じてくれたのだった。地の利が悪いのであって、部屋の設備は他と遜色はない。
フロントの小屋のガラスが破れていてちょっとみすぼらしいとか、フロントにいつもいるはずのアリさんという男性が、時々いなくなってしまったりとかはあるけれど、室内には蚊帳もあるし、ホットシャワーも24時間じゃんじゃんと出た。アリさんは英語も話せるし、この宿にはレストランがないので気兼ねなく村の食堂の場所などが聞けるが逆に良かった。また、オープンカフェのある2階には朝食を作るためのキッチンがあるのだが、アリさんに頼んでみたら、コンロの燃料である灯油を買ってくれば使ってもいいと言われた。言い出すのが遅くて、あまり調理できなかったが、初日からキッチンが使えることがわかっていたら、魚市場に通って色々と楽しみたいところだった。この宿、案外フレキシブルだ。
また、メンバ島へのシュノーケリングツアーは、アリさんだと一人US$15で手配してくれる。同じツアーに参加した他の人たちは一人US$20支払っていた。
洗濯も、部屋にシャワールームがあるので、好きなときに好きなだけできたし、各部屋の前にテラスがあるので、持参のロープを張って好きなだけ干せた。洗濯用のたらいもアリさんから貸してもらえた。
朝食は上記したように、人数が多いと2階のオープンカフェで摂るが、私たちが宿泊していた間は最終日のみ宿泊者数が多くなってオープンカフェで摂ることになったが、他の日は部屋の前のテラスにあるソファーとテーブルに運んできてくれたので、これもなかなかリッチな気分だった。
ザンジバル島内の宿泊はタンザニアの他の地域に比べて格段に高いが、ヌングイはビーチ沿いでは一番安い価格帯だといわれている。その中でも一番安いサフィーナではあるが、不都合なことは何もなく、気楽で伸び伸びと滞在できた。フロントのアリさんがとてもゆったりしていて感じのいい人だったのも良かった。
※2007年06月18日現在の換算レートUS$1= Ts1271。 |