夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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滞在期間2007年06月08日〜09日、06月16日
ホテル名 フラミンゴ・ゲストハウス Flamingo GH(ストーン・タウン)
場所 フェリー乗り場から、1.5kmほど。徒歩圏内。
宿泊費 Ts31000(=US$24.12)/日(ツインルーム、朝食・天井ファン・蚊帳・水シャワー・トイレ付き)
Ts26000(=US$20.23)/日(ツインルーム、朝食・天井ファン・蚊帳付き、水シャワー・トイレ共同)
設備等 通りに面した入り口から入るとレセプションルーム。その奥が客室。客室は1階から3階までで、4階は朝食用のダイニングと洗濯物干し場になっている。4階の朝食を作るキッチンの横にシングルルームがあるようだった。1階の裏手に洗濯場あり。
風通しと
採光
1階のシャワー・トイレ付きの部屋は、窓が表に面しているのでプライバシーとセキュリティーの関係から開けられなかったので、風通しと採光はあまりよくない。共同シャワー・トイレの部屋は2階だったので、木の扉の窓を全開にできたため、風通しも採光も良かった。
 フェリー乗り場の客引きが「フラミンゴはつぶれた」とか「フラミンゴは満室だ」といってくる。これは、フラミンゴが客引きにマージンを支払わないという態度を取っているからだ。それにもかかわらず、フラミンゴが人気なのは、同じような値段のホテルに比べると、明るくて清潔できちんと英語の話せるスタッフをおいているなどソフト面、ハード面で他よりも優れているからだろう。

 到着当日、シャワー・トイレ共同の部屋が満室だったために、客引きに連れられて別のシャワー・トイレ共同の部屋があるホテルを見せてもらった。同じく一泊ツインでUS$20にもかかわらず、部屋は暗く、古臭い作りで、シャワー・トイレも薄暗くて汚い印象で、フラミンゴを見た後ではとても宿泊する気になれなかった。そのため、フラミンゴに戻って、シャワー・トイレ付きの部屋を取り、翌日安い部屋に移動したという経緯がある。

 もう一つ候補のしていたジャンボ・GHも小奇麗だがフラミンゴよりはもう少し値段が高い設定。キッチンがあれば、それでも宿泊する価値があるかと思ったが、レストランはあるがキッチンはなくなったということで、フラミンゴで十分に満足できると、フラミンゴにした。

 室内は、シャワー・トイレ付きの部屋はタイル張りの部屋で美しく仕上げられているが、シャワー・トイレ共同の部屋は打ちっぱなしの床の上に模様の付いたビニールが敷いてあり、それがちょっと破れて下のコンクリートが見えちゃっている所がやや安っぽい。ベッドの質やリネン類の清潔さはどちらも同じ。タオルは基本的に部屋に置かない主義のようだが、お願いすると出してくれる。

 シャワー・トイレはタイル張りで、常にきれいに清掃されていて、水はけも良かったので満足。トイレも便座があり、トイレット・ペーパーが常に補充されていた。

 洗濯は、1階裏手の洗濯場を使わせてもらえるし、屋上で干すことが可能。屋上は日当たりがよく、風もよく吹くので、洗濯環境は非常にいい。

 屋上のダイニングで出される朝食は、フルーツも付いて分量も多いので、とても良かった。キッチンは使えないが、夕食用にフルーツを切って食べたりするのにお皿やフォークを貸してくれた。

 スタッフは英語が話せるので、コミュニケーションは難しくない。ここでは、毎朝8時にケンドゥア経由でヌングイへの有料送迎サービスを行っている。一人US$5、あるいはTs6000。ミニバス(ダラダラ)で行くと一人Ts1500だから、高いといえば高い。しかし、フラミンゴから直接ヌングイ、あるいはケンドゥアの宿まで連れて行ってくれるので、フラミンゴからストーン・タウンのミニバス・ステーションまで行かなくてよい、ヌングイの場合はミニバスのステーションからビーチ沿いのホテルエリアまで徒歩10分ほどかかるが、そこを歩かなくて良いという利点がある。ただし、送迎を使った場合に、連れて行ってくれたホテルに対するコミッションを密かに負わされているのではないかという疑惑あり。コストにシビアな人は、ミニバスを使うべきだろう。

 この宿では、他にもスパイス・ツアー、島の南側へのドルフィン・ツアー、東側のパジェビーチへの1日ツアーなど各種ツアーを手配してくれている。


※2007年06月04日現在の換算レートUS$1= Ts1285。


宿の概観。
ストーン・タウンに特徴的な
車の入れない狭い路地に面している。


屋上のダイニングの様子。


屋上の半分はダイニング、
残り半分は洗濯物干し場。

シャワー・トイレ付き室内の様子。
シャワー・トイレ共同の部屋よりも広い。


シャワー・トイレ付き部屋のシャワー・トイレルーム。


トイレ・シャワー共同の室内の様子。
滞在期間2007年06月10日〜15日
ホテル名 サフィーナ・バンガロウ Safina Bungalow(ヌングイ)
場所 島の北端にあるヌングイビーチのビーチ沿いホテル郡の中で一番西に位置する。海には直接面していないが、ビーチまでは徒歩1分。
宿泊費 Ts26000(=US$20.23)/日(ツインルーム、蚊帳・天井ファン・朝食・ホットシャワー・トイレ付き)
※ドル払いではUS$20
※本来はUS$25だと言われたが、6連泊することを条件に1日US$5をディスカウントしてもらった。
設備等 敷地内には、レセプションのある小屋(?)を中心に、私たちが宿泊していた低価格の棟が1つと、エアコンの付いた高価格の棟が2つある。朝食は低価格の棟の2階がオープンカフェになっていて、そこで摂る。わたしたちが 訪れた時は人が少ない(というか誰もいない)ので、部屋の前のテラスに運んでもらって、テラスのソファーとテーブルで食べた。

 オープンカフェの片隅にキッチンがある。といっても水が出ないので洗い物は部屋に持ち帰ってしなければならないし、コンロは灯油式なので灯油は自分で買わなければいけないし、コンロの煤(すす)押さえが壊れているのでなべ底が真っ黒になり、気をつけないと衣類や手が真っ黒になるという不都合だらけではあるが、使ってもいいと言われて、数回使ってみた。村ではスパゲッティー、オイルサーディン、トマトや玉葱やズッキーニ、他缶詰類、米が帰るし、魚市場に行けば新鮮な魚が買える。根性があれば、なかなかおいしい食生活を低コストで楽しめるだろう。

 室内はシングルベッドが2つ、椅子が2客、壁にフックが4つ、物置台が1つ。室内の広さはまぁまぁ。私たちはリュックしか持っていかなかったので、十分だったが、大きなバックパックやスーツケースで訪れると、少し狭いと思われる。大判のタオル、石鹸あり。
風通しと
採光
低価格の棟の中で端の部屋だったので、入り口側ともう一面に窓があり、風通しはとても良かった。光はテラスを作って直接入らないようにしているが、テラスの前は中庭になっているし、光の入り具合も丁度良かった。
 フラミンゴ・GHの手配する乗り合いタクシーでヌングイに到着すると、ビーチ沿いにホテルが集合している場所の中で、東端に近いJumbo GHの前に連れて行かれる。

 この辺りには、同じくらいの価格の宿が並んでいる。東端から全てツインの一泊の値段を聞いた結果、以下のようだった。
東端のUNIONはUS$30、
Jumbo GHはUS$25、
BarakaはUS$25、
ParadiseはUS$35、
Amaan BungalowはSea ViewがUS$60、そうでない部屋でもUS$40、
そしてAmaam Bangalowの向こう側、ヌングイの西端に位置するSafina Bungalowは最初の言い値がUS$25だった。

 Amaanはあまりに高いので最初から入る気をなくしたが、他のホテルについては6連泊するからディスカウントを交渉しようとしたが、サフィーナ以外はどこも応じなかった。最初の言い値がUS$25のホテルは、どこも同じような設備で大差ないが、私たちが利用したような外国人観光客を乗せた乗り合いタクシーがJumbo GHの前に停車することになっているらしく、お客が黙っていてもどんどん来る。Jumbo GHに隣接しているUnionやBarakaは殿様商売的になっているのかもしれない。Paradaiseは、海に面した素敵なレストランがあり、宿の作りもちょっとシャレていて値段が少し高いのは納得。Amaanは高級レストランを備え、インターネットカフェや土産物屋もあり、フロントもちゃんとしているので、まぁ、確かにそのくらいの値段を取りたいのだろうという構えである。

 サフィーナは高級ホテルのAmaanの奥にあるので、この乗り合いタクシーに乗ってくる観光客がなかなか足を運ばないようで、私たちのディスカウントに応じてくれたのだった。地の利が悪いのであって、部屋の設備は他と遜色はない。

 フロントの小屋のガラスが破れていてちょっとみすぼらしいとか、フロントにいつもいるはずのアリさんという男性が、時々いなくなってしまったりとかはあるけれど、室内には蚊帳もあるし、ホットシャワーも24時間じゃんじゃんと出た。アリさんは英語も話せるし、この宿にはレストランがないので気兼ねなく村の食堂の場所などが聞けるが逆に良かった。また、オープンカフェのある2階には朝食を作るためのキッチンがあるのだが、アリさんに頼んでみたら、コンロの燃料である灯油を買ってくれば使ってもいいと言われた。言い出すのが遅くて、あまり調理できなかったが、初日からキッチンが使えることがわかっていたら、魚市場に通って色々と楽しみたいところだった。この宿、案外フレキシブルだ。

 また、メンバ島へのシュノーケリングツアーは、アリさんだと一人US$15で手配してくれる。同じツアーに参加した他の人たちは一人US$20支払っていた。

 洗濯も、部屋にシャワールームがあるので、好きなときに好きなだけできたし、各部屋の前にテラスがあるので、持参のロープを張って好きなだけ干せた。洗濯用のたらいもアリさんから貸してもらえた。

 朝食は上記したように、人数が多いと2階のオープンカフェで摂るが、私たちが宿泊していた間は最終日のみ宿泊者数が多くなってオープンカフェで摂ることになったが、他の日は部屋の前のテラスにあるソファーとテーブルに運んできてくれたので、これもなかなかリッチな気分だった。

 ザンジバル島内の宿泊はタンザニアの他の地域に比べて格段に高いが、ヌングイはビーチ沿いでは一番安い価格帯だといわれている。その中でも一番安いサフィーナではあるが、不都合なことは何もなく、気楽で伸び伸びと滞在できた。フロントのアリさんがとてもゆったりしていて感じのいい人だったのも良かった。


※2007年06月18日現在の換算レートUS$1= Ts1271。


フロントの小屋。


テラスでの朝食風景。


最終日だけオープンテラスで朝食。
向こうに海が見えて、気持ちいい。

各部屋の前にあるテラス。


キッチンの様子。
後ろに見えるのが灯油コンロ。


部屋の奥に洗面台。

 
洗面台の左手にシャワーと
トイレルームがある。
シャワーとトイレは段差のある区切りで
区切られているので、トイレ側には
シャワーの水がいかない作り。

エアコン付きの高価格帯の棟。窓にガラスも入っている。


低価格帯の棟。2階がオープンカフェ(朝食を摂る場所で
あってレストランではない)。部屋は網戸張りだが窓はない。


低価格帯の棟の1階部分クローズアップ。


2階のオープンカフェから見た全体の様子。


室内の様子。
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