夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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モザンビーク:トーフ Mozambique/Tofo
滞在期間2007年07月05日〜08日
ホテル名 ファティマズ・ネスト Fatima's Nest
場所 村の中心部からレセプションまで徒歩7分(砂地の道路になるので、スーツケースをひきずっていくと10分かかったが)
※チェックインするためには敷地の外側を回り込んだ遠い方の入り口から入ることになるので7分くらいかかる。一度チェックインしてしまうと、宿泊者用の入り口(村に近いキャンプサイト側にある)から入れるので、その入り口から村の中心地までは目と鼻の先。
宿泊費 Mtc720(=US$27.83)/日(2ベッド常設テント、電源・蚊帳あり、トイレ・シャワー共同)
※他にもドミトリー、キャンプ持参者用キャンプ場あり
※宿泊費を支払った領収書は必ず取っておくこと。朝早い出発時には門を出る際に提示を要求されるため。
設備等 海に面して横長の敷地は、村の中心地のすぐそばから始まっている。上にも記載したように、村の中心地に近いキャンプ場側にも入り口があり、一度チェックインすればそこから出入りできる。

 キャンプ場は広々としていて、木陰を作っている場所と簡単に屋根がかかって日陰を作っている場所があり、一人用のテントの人は屋根の下に張っているケースが多いようだった。

 同じエリアにキャンパー用キッチンがあり、流しのみでコンロや調理道具や食器はない。

 キャンプ場を過ぎると、常設テント(個室)とシャレーが並ぶエリア。キャンプ場と常設テントエリアの境目に、共同のトイレとシャワーの並ぶ棟がある。男女共同。トイレとシャワーは別ブースになって、6つずつあったかと思う。洗面台は2つ。トイレ・シャワー棟の外側に鏡のない洗面台が2つ。ここで洗濯していた。

 常設テントエリアが終わると、レストランがある。

 レストランの先にはキャンプファイアーの場所があり、夜になると火がたかれ、勝手にBBQしたり、ギターを奏でたり、女の子をくどいたり、忙しい場所になる。

 その向こうにはシャレーのエリア。シャレーエリアにもキッチンがあり、ここにはガスコンロ、冷蔵庫、流しがあり、調理器具と食器も一通り揃っている。

 常設テントは木製の台の上に設置されていて、ベッド2つ、蚊帳、照明、階段をあがった所の入り口前のテラスには電源も来ていた。ベッドの足元に幅80cm程の隙間があるので、そこにスーツケースを置いて開閉できる広さだった。

 ドミトリーは屋根が茅葺なので、雨が降ると場所によってはベッドがぐしょぐしょになることがあると聞いた。雨にたたられた人はマットレスを裏返しに使って事なきを得たと聞いたが、雨の時期のドミは避けたほうがいいかもしれない。(我々はドミが一杯だったので常設テントになった)
風通しと
採光
常設テントは目の前が海というロケーションなので、窓や入り口を開け放てば海風がよく入る。木陰で直接日が当たらないようになっている。
 ヴィランクーロで出会った旅人も多く宿泊していたこの宿の評判は、以下の通り。
・とにかく夜レストランがパーティー状態で夜中まで賑やかなのでうるさい
・村の中心に近いので買い物には便利
・ドミは雨が降ると雨漏りする場合がある
・キッチンは2つある

 私達のプライオリティーは自炊ができるための利便性という点から、夜のパーティーは耳栓で克服することを覚悟して、この宿にした。

 ドミは幸か不幸か満室でやや高めの常設テントになったので、雨漏りの心配はなかった。電源も来ているし、テントとはいえ、かなり快適。

 レストランは噂にたがわず、週末だったせいもあって本当に夜中の3時まで大音響とざわめきが耐えなかった。夜パーティー派でない人にとっては耳栓なしでは厳しいのは確かだ。メニューが豊富で値段も気軽なのは嬉しい。料理の質はメニューによって時間帯によって運が左右する。揚げたての熱々のイカフライを食べている人がいて、後日注文したら揚げ冷ましだったのは残念。イカは肉厚でおいしい物だったのだが。意外にもおつまみのカシューナッツが良かった。量が豊富で炒りたてを出してくれてヒットだったなぁ。

 そうそう、宵っ張りが多くて朝のレストランはあまり人がいない。だから、早起きした人にはご褒美。ってわけでもないだろうが、朝だけ、無料のコーヒー、紅茶が置いてある。朝型の私達には嬉しいサービスで、思わず朝食セット(飲み物は別注になるのでフリードリンクは嬉しい)を注文してしまった。あれ?まんまと策略に乗せられてる?

 シャレーエリアのキッチンは、バックパッカー宿なので食器も調理器具も安っぽいし、流しが恐ろしく汚い場合もあるが、基本的に日に2度は掃除していてその直後はきれい。機能に遜色はなく、ガスがなくなっても30分ほどで交換してくれた。30分っていうのは、なかなか早い対応だ。

 シャワーは時間帯によってお湯が温くて水に近かったりするが、水が出ないということはなかった。夕方、浜辺から上がってくる人がシャワーを使うので、夕方から夜9時くらいは温くなるようだ。又、白人は朝シャワーなので朝も温い。熱々のお湯は夜遅くがいいのかもしれない。トイレにはトイレットペーパーが常備されていた。

 スタッフは見る限り黒人ばかりで、オーナーらしき白人の姿は一度も見なかった。英語は皆話せるし、宿泊費やレストランに関する支払い絡みのトラブルと極力避けようと、仕事のルールが厳しく決められている雰囲気が好感が持てた。

 私達はこの前のヴィランクーロで会計に関してオーナーとトラブルが起きた。原因は滞在中の会計を全て最後にまとめて支払う方法になっていたことから、こちらが思う金額と先方の思う金額とに差が出て、それを指摘すると「俺の計算に文句があるのか」と逆切れされたことだった。この辺りではコンピュータを使わない手書きの計算なので、間違いも多いし、こちらの思い違いも発生する。実はマダガスカルでも同じような計算違いと逆切れを経験しているので、このやり方は嫌いだ。それでも宿側に「会計を最後にしてくれ」と言われると仕方ない。

 その点においては、ファティマは最後にまとめて会計する方法もできるが、その都度払いも受けてくれる。だから、今回は明瞭会計だったのが、ヴィランクーロの後だっただけに、より好感が持てたのだった。


※Mtnはモザンビークのニュー・メティカルをあらわします。
※2007年07月02日現在の換算レートUS$1= Mtc25.87。


キャンプ場側の入り口。
レセプションはこの入り口から
塀沿いに時計回りに回りこまないと
ならない。


その塀が長いんだよねー。
道は砂地だし。敷地が広い宿なのだ。


やっとレストランにあるレセプションに
到着するとテントまで屈強なスタッフが
スーツケースを運んでくれた。


レストランの棟。


レストラン内部。
南国風かつバックパッカー風な
気楽で楽しげな内装。


メニューは豊富。壁には
アクティビティーの紹介ボード、
リフト希望(どこそこまで乗せて!)の
ボードなどもある。


一食US$4〜6くらいで
フライとサラダとご飯セット。


キャンプサイト


キャンパー用キッチン

シャレーと常設テントが並ぶエリア。
砂地の小道沿いに緑の芝生や樹木など可愛いらしい。


私達のテント。入り口に向かって右手が浜辺に下りる斜面。
その向こうにインド洋が広がっている。


テントはこんな大きさ。中に入ると広く感じる。

  
テント外の手すりに電源がきているので
中でコンピュータ作業が可能。


宿の目の前には、ハンモックが下がったパラソルがあり
雄大な浜辺を存分に楽しめる。


シャレー側のキッチン。


食器や調理器具はこんな感じ。ガラスの器もあった。


夜はエンドレスのレストラン。
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