ホテル名 |
カメレオン・バックパッカーズ・ロッジ Chameleon Backpackers Lodge
http://www.chameleonbackpackers.com |
場所 |
ロンプラのafrica on a Shoestring 10th editionでは、Chameleon BackpackersとChameleon
City Backpackersの2軒の姉妹宿があると書かれているが、現在はChameleon City
Backpackersの場所に1軒のみで、Chameleon Backpackers Lodgeという名前になっていた。
町の中心地からは南部に1km程下った場所にある。ナミビアのバス会社Bailey'sのケープタウンからウィントフックに来る便は、この宿の近くのガソリンスタンドに停車する。Intercapeのバスターミナルからは車で5分くらいの距離。宿を予約していればIntercapeのバスターミナルまでの無料の出迎えあり。 |
宿泊費 |
N$190(=US$26.57)/日(ツイン、トイレ・シャワー共同、朝食付き)
N$80(=US$11.19)/日/人(ドミトリー、トイレ・シャワー共同、朝食付き) |
設備等 |
玄関の門を開けて建物の中に入ると、右手にビリヤード台のあるレセプションがある。レセプションの向こうにはソファーとテレビのあるちょっとした半屋外のリビングがあり、そこから左手にプールが見える。
プールの左手と奥は宿泊棟で、奥に行くとキャンプサイト(テント4つくらいでいっぱい)がある。キャンプサイトにはキャンパー用のキッチンが併設されていて、コンロなどはないが、流しがある。
レセプションの手前左手の建物はソファーとテレビと共同トイレのあるリビングルームで、その奥がキッチンになっている。リビングルームには3台のインターネット用マシンがある。巨大な冷蔵庫あり。キッチンを抜けた所にも宿泊棟がある。
ツインだと言われて入ったの室内は板張りでベッドが3つ、椅子が1脚、スーツケースを置く台が1つ、洋服ダンスが1つ、室内に洗面所がある。トイレとシャワーは2つあって共同なのだが、ツインとシングルの人だけが使うことになっている。また、朝食用のダイニングもツインとシングルの棟の宿泊客専用のダイニングだった。
ドミトリーは8人部屋で、変形の2段ベッドが4組。きっちりとした2段ベッドでないので、下のベッドの人も空間を広く感じられる。ドミトリーの内部にトイレとシャワールームがある。
キッチンはキャンパー用とその他の宿泊客用の2ヵ所。普通のキッチンには、オーブンの上に6つの電気コンロがついた場所があり、食器や調理器具も多数ある。宿から一番近いスーパーまでは徒歩10分程度。カードボードに一番近いスーパーSHOPRITEよりも品揃えが豊富。
洗濯は、キャンパー用のキッチンの脇に洗濯用の流しがある。物干し場はないが、キャンプ場を囲む生垣にかけさせてもらった。
レセプションカウンターがバーカウンターでもあり、酒類を含む飲み物を出しているが食事は出していないようだった。 |
風通しと
採光 |
ツインの部屋はとても風通しが良くて明るかった。ドミトリーはそれに比べるとプールに面した一面側だけしか開口していないので、やや風通しは悪くなる。プールが目の前なので明るいイメージ。 |
カードボードが満室だったので途中からこちらの宿に引っ越してきた。カードボードや他のツアーの予約によって、3回電話して予約の日付を変えたり、滞在の日数を変えたりしたためか、レセプションの巨漢の女性はチェックインの際に「ああ、何度も予約を変更したOKADAってあなたね」と端から嫌味モードで、やや感じ悪い。まぁ、ツアーもこの宿のを使っていないので仕方ないけど、あんたの給料とは関係ないだろうと喉まで出かかった。(この宿のツアーを使っていない人も結構いるので、ツアーを頼んでいなくても気にする必要はない)
この巨漢の女性があまりに全てを仕切っているせいか、助手のような男性はおどおどして、全てこの女性に確認してからでないと作業が進まない。チェックインの作業が遅々として進まないのも苛立たしかった。
とまぁ、チェックインのスタッフの印象はあまりよくなかったのだが、通されたツインの部屋は素晴らしく素敵だった。バックパッカーという名の付いた宿ではあるが、ここはツインとシングルはプチホテルのレベルを期待していい。部屋も広々として明るく、調度品も選び抜かれたオーナーのセンスを感じるものばかり。朝食用のダイニングもプチホテル風だった。
ツアーから戻ってきてからはドミトリーに移動したのだが、ドミトリーとキャンパーはキッチンの脇に置いてあるパンやバターを塗ってキッチン脇の屋外ダイニングで食べることになっている。卵もツインとシングルはゆで卵が用意されているが、ドミとキャンパーは生卵を2つ、レセプションカウンターで支給される。まぁ、お金を節約したいから、「この卵は夕飯に使ってもいいのよ」という配慮だと受け取られなくもない。
ツインの部屋には部屋の鍵が渡されるが、ドミトリーには部屋の鍵がない。私は朝食で部屋を空けたほんのわずかな時間に、Columbiaの帽子を盗まれた。ドミトリーに宿泊している客か、あるいは掃除の女性だと思われる。鍵があったとしても同じことが発生するだろう。ドミトリーなのに気を抜いていた私がいけなかった。
カードボードと比べると、カメレオンの方が各設備がとても美しく、キッチンも広くてよい道具が揃っているし、スーパーがやや近くて充実しているので、宿にいる時の気持ちの良さや食生活においてはこちらの宿に軍配をあげる。
洗濯環境については、カードボードには洗濯機と広い物干し場があるのに対して、こちらは洗濯サービスを利用してほしいという向きがあるので、カードボードに軍配をあげる。
朝食はカードボードがシナモンシュガークレープ2枚とコーヒーに対して、カメレオンではパン、バター、ジャム、果物、ゆで卵、コーヒー、紅茶と種類も豊富だしビュッフェ形式なので量も豊富。
ツアーについては、私たちはカードボードの方にしか参加していないので比較ができないが、値段が安いといっても十分満足なレベルのツアーだった。
※2007年08月06日現在の換算レートUS$1= N$7.15(ナミビア・ドル)。南ア・ランドも同価値で利用可能。 |