ホテル名 |
フレーザー・ロービング・バックパッカーズ Fraser Roving Backpackers |
場所 |
道を隔てた向こうにビーチのあるロケーション。長距離バスターミナルからは車で10分くらい。 |
宿泊費 |
A$20=US$17.54)/人/日(10ベッドドミトリー、天井ファン、男女別共同トイレ・シャワー) |
設備等 |
道路に面した入り口付近はバーエリアになっていて、宿泊客以外の人も利用できる。バーエリアの奥からが宿のエリア。
フロント前にソファーのあるロビーがあり、プールバーの台のある場所を経て屋外プールとなっている。プール周りの部屋はインターネットルーム、大型テレビのあるテレビルーム。フロントとロビーエリアの奥に共同のキッチン、シャワー・トイレ、客室が並んでいる。客室の裏手は駐車場になっていて、車で移動する人にも便利。
部屋は10ベッドだが2段ベッド4つが壁際にあり、中央にシングルベッドが2つ並んでいるので広く感じる。実際にベッドの間のスペースも割と広かった。部屋ごとに鍵があるのはオーストラリアの他のBPと同じ。 |
風通しと
採光 |
窓側が長い長方形の部屋なので風通しはとてもよいし、採光も良かった。 |
スーパーマーケットと長距離バスターミナルのあるモールからは車で移動しなければならない距離だが、無料送迎車を使って行き来ができるし、宿の隣に小さいが生鮮品を置いたスーパーがあるのであまり不便は感じなかった。
フロントではフレーザー島やその他様々な地域に向けてのツアーを申し込むことができる。フレーザー島へのツアーは宿が独自に組んで行っている4WD1改造車でキャンプする2泊3日のものが周辺と比べても一番安い。しかし、この時期は雨がちでもあることを考慮してホテルに宿泊するパターンを選ぶと、元締めは1つしかないので(フレーザー島のホテルも運営している会社)どこで頼んでも同じ値段のツアーになる。
宿は寄宿舎のように飾り気がないが広々として整然とした雰囲気。ここに宿泊する人は大概がフレーザー島へのツアーを目的として、この宿へはツアーの前後にちょっと宿泊するくらいなので、日中の宿はガランとしている。誰もいない宿で誰も入っていないプールにつかっていると、プール付きの邸宅を借り切ったような豪勢な気分に浸れる。
キッチンはとても美しく掃除されているし、食器は陶器のものが置いてあり気分がいい。ただしコンロが携帯型の電気コンロで火力が弱いのが唯一の難点。レンジやオーブンもあるし、冷蔵庫も3つある。
宿の中はアルコールを持ち込むことさえも禁止している。バーエリアでお酒を出す許可を持っている宿は、客の酒類を持ち込み禁止にしている場合が多い。キッチン裏手のオープンダイニングエリアでこっそりワインを飲んでいたら見つかって怒られたので、ここの宿は厳しい。
シャワー・トイレも広々として清潔で何の問題もなかった。
ブリスベンから北、ケアンズまではだんだんと宿泊客のレベルが落ちてきてパーティー野郎が多くなってくる。しかし、この宿がそれでも陶器の食器を置いてくれるっていうのはどういうことか?それは、そんじょそこいらのパーティー野郎では太刀打ちできないくらいの元ごろつき風の人をたくさん雇っているから。なーんか目つきがするどいし、体も大きいし、刺青もしてるし。悪いことをしたくなる人への抑制力になっているに違いない。
※2008年01月21日現在の換算レートUS$1= A$1.14(オーストラリア・ドル)。 |