夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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ハリウッドの映画村 “ユニバーサルスタジオ”(2005.01.12 訪問)

数々の映画やアメリカのテレビ番組を撮影するスタジオを擁し、乗り物やアトラクションもある、ハリウッドの映画村「ユニバーサルスタジオ」。

ツアー参加か、自力で行くか?
今回は、HISのツアーに参加。ホテルとの往復と園内フリーパス、日本語トラムの席予約、ウォーターワールドのVIP席予約など、いくつかの特典がついて、一人70ドル。自力で来る場合は、地下鉄のレッドラインにユニバーサルスタジオ駅があるので、出発点にもよるが、往復一人2.5ドルで来られ、フリーパスは53ドルなので、しめて55.5ドルとなる。
 つまり、この14.5ドルをどう評価するか?ということになる。

 HISの特典の1つ「日本語のトラム」だが、ハイシーズン時で混雑していれば、この特典が活きてくると思われる。しかし、私たちが訪れた1月は、オフシーズンのためか空いており、予約は必要なかったようだ

日本語トラムには日本人のガイドさんがついてくれて、後ろのモニターに映る英語版の解説を翻訳しながら説明してくれる。


 特典のその2。ユニバーサルスタジオの外のユニバーサルシティーにある映画館での、当日のみ有効の映画鑑賞券。最新のタイトルもあって、魅力的だが、映画に2時間を費やしてしまうと、他のアトラクションの何かを削るか、帰りのバスを見送って自力で帰ることになる。よって、私たちは利用しなかったが、映画好きの人にとっては魅力ある特典と思われる。

 特典その3。人気のアトラクション、ウォーターワールドのVIP席予約。現場の係員がHIS作成のVIPチケットを認識しておらず、私たち自身でCustomer Relationsのデスクに赴いて説明した上、現場に話を通してもらい、VIP席に座ることができたというアクシデントもあったが、ベストポジションでの見学、およびアトラクション後にVIP席の人だけ残って俳優さんが色々と説明してくれるなど、この特典価値は大きい。

ウォーターワールドのアトラクション。UFJで使っているよりも火薬量が断然多いらしい。

 今まではHISが会社として謳っている特典だが、私たちがHISのツアーに参加して本当に価値があったと思ったのは、ツアーコンダクターのツカサさんの存在。これに勝る特典はない。

「はい、チーズ」。お客さんとヒーローとの撮影も促す。深い映画の知識を饒舌に披露し、集合時間をキッチリと復唱してお知らせ。お客さんのトイレの心配、お買い物のヒント。このツアーで深く印象に残った、ツカサさん。

ホテルからユニバーサルへ向かう道中、映画のロケ地となった箇所がいくつもあるのだが、ツカサさんは、余さずそれに言及し、臨場感たっぷりにそのシーンを説明してくれる。「ほら、あの道路、あそこからシュワルツネッガー扮するターミネーターがガーっとこっちに向かって歩いてくる、あのシーンですよ、あのシーン。あのロケ地がここです」「スピードって映画ありましたよね。あれでサンドラブロックが乗ったバスがフリーウェイを走っていくんですが、まだ工事中で先ができていない、ああ、この先バスはどうなるんだ。っていうシーンは、このフリーウェイの工事中にロケとして使用されたんですよ」という具合。おかげで、私たちは、ユニバーサルへの道中20分ほどで、頭の中はスペクタクルでいっぱいになった。また、ユニバーサルに到着してから、園内を回る順番のヒントや食事の案内などの情報も豊富。自力で行く場合、こうした情報は事前に調べておく必要がある。

 ウォーターワールドのVIP席特典とツアコンのツカサさんの存在、暗くなってからの送迎バスを考えて、このツアーは「買い」だったと思う。

スタジオツアー:日本語トラム
ガイド付きで園内をバスで走る。有名なシーンを撮影したスタジオやヨーロッパ風のセットの脇を走ったり、ジョーズやキングコングが出てくるしかけを通ったりして約40分。

トラムの左側から濁流が流れてくる。
ああ、バスが流されるぅ〜という臨場感を味わえる。


スタジオも中に入れるわけではないし、仕掛けも「キャー」っていうほど凄くはない。が、映画で見ると物凄い濁流シーンを体験できたり、セントラルパークとして映像に写しだされるという、20m×10mくらいの芝生の緑地を見たりして、興味深い。そうそう、トラムで一番面白かったのは、後ろに座っていた女の子。びゃーびゃー泣いて、お父さんに「悪い子でいると、キングコングがくるからな」と言われて、また泣いている。「映像の世界で子供と動物には勝てない」という話を耳にするが、まさにその通り。因みにジョーズがやってくるシーンも裏切らずに大泣きしてくれた。

エンターテインメントセンターとスタジオセンター
 ユニバーサルのテーマパーク内は、高低差のある2つのゾーンに分かれている。上のゾーンはエンターテインメントセンター、下のゾーンはスタジオセンターと呼ばれ、2つのゾーンはエスカレーターで結ばれている。詳しいアトラクションの内容は、他の情報誌などを参考にしていただくとして、内部は、乗り物系とアトラクション見学系の2種。メジャーはほぼ制覇してきたが、乗り物系は飽きた。

Blues Brothersのステージ。歌唱力もすばらしいし、夫が大好きなFreedomの曲も演奏してくれて、この日一番、2人が盛り上がったショー。

こういった乗り物に対して普通の関心度を持っていて、東京ディズニーランドを経験している私たちにとっては、3Dメガネをかける劇場型も、暗闇を走るジェットコースターも、あまり新しい感じがしない。それよりは、他の国の人がステージに参加するアトラクションや歌唱力おレベルの高いステージの方が面白かった。

じゃぁ、行くべきか?
 ここまで、かなり冷めたことばっかり言って、じゃぁ、結局つまんなかったの?って話になるが、まぁ、そこそこ楽しかった。名所だし、一度は行ってみてよかったと思う。

 なぜ、そこそこだったのか? 私は東京ディズニーランドが大好き。日本にいる時は非日常を求めて、時々東京ディズニーランドのおとぎ話の世界に行って楽しんだ。でも、ここ、ロサンゼルスは、日常生活が私にとって非日常。だから、フェイクの非日常であるユニバーサルは、日本にもある非日常に近く、非日常度が薄い気がするのだ。
 
ショーが始まるまでの時間、チャップリンもどきのおじさんがいて、好きなポーズで写真撮影に応じてくれる。

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