夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2005.08.16 フェンテス・ヘルヒオナスという温泉
グアテマラ:パナハッチェル
 ケツァルテナンゴへの1日ツアー、特にフェンテス・ヘルヒオナスという温泉に浸かることを目標にツアーを探していると、ケツァルテナンゴへ行く傍ら、ガラス工房や農場見学などを経て温泉に向かい、ケツァルテナンゴで少し観光して帰ってくるという1日ツアーがほとんどで、温泉だけ行ってくれるところや、ロス・バーニョスという日本的なバスタブの温泉には行くツアーが見つからず、ケツァルテナンゴまでシャトルバス(往復で一人US$30)で行ってそれから自力でピックアップトラックなどで行こうかと悩みながらサンタンデール通りを歩いていた。するとフェンテス・ヘルヒオナスに行ってから、ケツァルテナンゴ立ち寄るという簡単ツアーがあり、値段も一人US$25と安いので、このツアーでケツァルテナンゴ観光をしてしまおうということにした。

 さて当日は朝7時出発なので宿の朝食を断って迎えに来たツアーバスに乗り込んだ。それから他の観光客のピックアップをするかと思いきや、他の観光客は全てキャンセルされて結局我々二人だけのツアーとなっていた。まさに貸切状態。ツアコン兼ドライバーと会話をするうちに気心が知れ、途中どこでも写真を撮りたければ車を停めてくれることになった。

 最初に見所となったのは、通称アラスカと呼ばれている高原地帯で木々もなく草が山を覆っているところに来た。パナハッチェルからケツァルテナンゴに移動する途中は殆ど鬱蒼とした木々に覆われているが、ここだけこのような高原地帯が横たわっている。近づくと雲のなかに突入していくようなところで、しばらくすると雲が晴れて見晴らしが良くなったりまたまた曇ってきたりした。いわゆるアラスカと言われる理由が良く分かるところだった。

 その高原地帯を抜け、クアトロ・カミノスという分岐点で同乗していたグアテマラの女性が途中下車して、トトニカパンに向かった。その後サルカルハを通って、11世紀頃に建てられたという教会に立ち寄ってくれた。教会の正面だけにゴテゴテとモルタルか漆喰で浮き彫りのような装飾がなされており、街の雰囲気とはかけ離れていた。中に入るとマヤの女性がお祈りをしたりしていたが、いかんせん古くて汚れているので奥まで入る気がせず、早々に退散することとなった。

 次はいよいよスニルという街近くのフェンテス・ヘルヒオナスという温泉に向かうことになった。が、途中コパリックというところのガラス工房にも立ち寄ってくれようとしたが、我々が断り一路温泉を目指すことになった。スニルへは入らずさらに谷の方に進み始めると、湯気が崖から立ち上がっているところがあり、時々硫黄の臭いがしてきたりして温泉に近づいているのが分かってきた。







またこのあたりは山の斜面に色々な作物を植えた畑が広がっており、遠く方見ると見事な田園風景となっていたので時々車を止めて写真を撮らせてもらったりした。
 またこの時期ラディッシュの収穫時期らしく、山道に収穫したものを集めているところがあったので、ツアコンの人が車を止めて数個取れたてのものを買ってくれた。かじってみると辛みと甘みが入り混じった新鮮な味が口に広がった。農家の人も気さくに笑顔で応じてくれ、田園風景と相まって、とても気持ちよくドライブができた。

 いよいよ目的温泉に到着。谷のドンズマリのところにその温泉はあった。入り口手前から湯治として泊まれる施設が並んでおりその奥にジャングル風呂のような天然の温泉があった。温泉の片側に着替えるところと損反対側にレストランがあった。ここは水着で入る所なので早速着替えて浸かってみることにした。
お湯は岩から出ている源泉部分が熱く、その他のところは少々ぬるいのでいわば近くにまで行かないと日本人的には温泉とは呼びがたい温度だったが、久しぶりなので開放感に浸っていた。しばらくするとフランスとスペインの間のバスク地方からきたというカップルが入ってきた。彼らと4人で源泉の暑い湯が流れてくるところに座ってゆっくりしていた。              








お湯に浸かって前を見ると目の前はジャングルとなっており、お湯はぬるいが景色は素晴らしいといった温泉であった。

 小一時間ほど温泉を楽しんだ後は、ケツァルテナンゴに行くことになった。ここで、変わったお墓を見せてもらってから、昼食にカンペロというグアテマラのフライドチキンチェーン店に行った。ツアコンの人は中華のバイキングもあると教えてくれたが、我々は宿主の村岡さんから聞いていたのでカンペロに行ってみた。結果は入って正解。ケンタッキーよりも美味しかった。スパイスはチョット辛くしてあるが辛すぎず、カラッと揚っており、なにより鶏肉がとてもジューシーなので美味しさが際立っていた。こんな美味しいフライドチキン食べたことがないくらいだった。

 さて、ケツァルテナンゴの中心部を食後45分ほど散策して帰ることになった。13:45スタート、16:00宿に戻った。面白い見所を見て廻りながら、美味しい食べ物と美味しい空気を吸っていると、楽しい旅ができるもんです。
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