夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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グアナファト(Guanajuato)→ケレタロ(Queretaro)
2005.05.28
メキシコ国内移動

移動内容
06:50-06:56 宿出発。徒歩で近くのタクシーが拾える道路まで行く。徒歩
07:03-07:18 中央バスターミナルに移動。
タクシー運賃(N$30=US$2.73) by 現金
08:00-10:33 Primera Plus社のバスにてケレタロに移動。
バス運賃(N$110/人=US$10) by 現金
10:57-11:12 バスターミナルからホテル付近までタクシーで移動
タクシー代金(N$30=US$2.73) by 現金
※2005.5現在、US$1=N$11で計算しています。

 サンミゲル・デ・アジェンデにデイトリップに出かけた時に、中央バスターミナルを利用した。その時、ケレタロへのバスは中央バスターミナルからPrimera Plus社のバスが出ており、運賃はN$110、時間は朝8:00と8:40のいずれかが良さそうだということを調べていた。

 宿から中央ターミナルまでは30分もあれば行ける。8時に乗るとしたら7時15分頃に出れば充分だろう。ということで、出発当日は6時半に起床となった。

 最終日のグアナファトの景色は夜明け前から始まった。準備を進めていきながら明けていく街に時々目をやり、12日間の滞在に思いを馳せた。3日前、ここの宿の主人のへスース氏が私をつかまえて、ノートを持って来いという。そして長い文章を書き始めた。彼が書く傍らで、片端から辞書を調べてスペイン語を解読する。「私は妻と今日からキリスト教の祭典に出席するため、サンミゲル・デ・アジェンデにでかけて月曜日まで戻ってこない。あなたたちと会えるのも今日が最後である。この宿に満足してもらえただろうか?今度はいつ戻ってこられるのだろうか?もしよかったら、あなたのお友達やご両親にも、是非この宿をお勧め願いたい」。ホスピタリティーが溢れ、かつ商売熱心でもあるこの老人のメモは、この街の大きな思い出の一つとなった。

 さて、準備も整いタクシーの拾える広場まで下りてきた。タクシーは結構な頻度で通り過ぎるが、既に客が乗っていて空車ではない。8時40分のもあるからまだ大丈夫だなぁとも思っていたが、少し不安にもなってきた。すると、客を乗せた1台のタクシーが停車。運転手さんが「どこまで行くのか?」と聞いてくる。中央バスターミナルと答えると、少し考えて、乗れという。タクシーの相乗りは初めてだった。若い女性が後部座席に1人乗っていたが、彼女を先に降ろしてからバスターミナルへ向かってくれた。相乗りさせてしまったことをすまないと感じているのか、やや急ぎ気味に走らせてくれたので、7時18分にはターミナルに着いた。感じが良かった運転手さんと記念写真を撮ってお別れ。さぁ、ケレタロに出発だ。

バスカウンターでチケットを購入し、席を選んでお金を払い、チケットを受け取る。メキシコでのバス旅行はシステマチックで快適だ。所定のターミナルでバスを待っていると、だんだん人が集まってきた。多くの旅行者は、隣のレーンのメキシコ・シティ行きに乗り込み、ケレタロ行きに乗る人はあまりいない。旅行という視点からは、グアナファトから直接メキシコ・シティに行くのが通常だろう。しかし、メキシコ・シティまでは5時間ほどかかる。我々は4時間以上の移動はしないように心がけているので、今回は途中のケレタロまでとした。いつものように、朝食用のクロワッサンとクッキーとジュースを受け取りバスに乗り込んだ。

8 時51分にイラプアトIrapuatoというバスターミナルに寄る。メキシコ内を走る幹線道路沿いのこの街からは、グアナファトからよりも多くの人が乗り込んできて、バスはほぼ満席となった。ようやく本路線に入ったバスでは、DVDの上映も行われたが、見ている人は我々くらいである。今までメキシコで1時間以上バスに乗る機会が何度かあったが、メキシコ人は常に死んだように寝る。寝ないと損であるかのように寝倒している。不思議な習慣だ。

ケレタロまでの道のりは、殺伐とした砂漠のような風景から、樹木の合間に農園が続き、やがて工場地帯へと変っていった。ケレタロに近づくということは、首都メキシコ・シティに近づいているということだと、風景から知れる。定刻の10時30分頃に順調にバスは到着。「出口SALIDA」と書かれた矢印に従って、バスターミナルの建物に入ると、そうそう、私ったら21世紀の人だったということを思い出す、現代社会が広がっていて、ケレタロが都会であることを物語っていた。

 タクシーはバスターミナル内のタクシーチケットブースで購入する。そのチケットを持って、タクシー乗り場に行くと、認定された正しいタクシーに乗って安全に移動することができる。荷物が大きいので、バン型のタクシーをお願いしたら、ちゃんとそれも呼んでくれた。ケレタロ、好印象。

 15分でタクシーはホテルに到着。今回のホテルはどのガイドブックにも掲載されている中級ホテルだったので、何の問題もなく目の前までいけた。これから2泊3日のケレタロの旅が始まる。
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