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ケレタロ(Queretaro)→メキシコ・シティ(Mexico City)
2005.05.30 |
メキシコ国内移動 |
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移動内容 |
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08:10-08:31 |
宿から徒歩2分の通りでタクシーを拾い、中央バスターミナルまで移動。タクシー運賃(N$30=US$2.73)
by 現金 |
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08:50-11:27 |
Primera Plus社のバスにてメキシコ・シティに移動。
バス運賃(N$165/人=US$15) by 現金 |
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11:45-11:55 |
バスターミナルからホテルまでタクシーで移動
タクシー代金(N$70=US$6.36) by 現金 |
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※2005.5現在、US$1=N$11で計算しています。 |
中央バスターミナルまで行きたいので、フロントにタクシーをたのんだら、ホテル前から近い大通りにたくさん走っているので自分で拾ってくれという答え。違法タクシーやらが有象無象していて危ないんじゃないの?と危ぶみつつも、中級じゃぁタクシーは呼んでくれないのね、と諦めて大通りでタクシーを拾った。
幸いにも後ろがハッチになったタクシーがすぐに来て、夫のスーツケースは入ったが、私のまでは入らない。例によって、後部座席に押し込むことになった。若いタクシーの運転手の車のバックミラーには、私たちが子供の頃テレビで見たことのあるアニメーションのキャラクター、ケンケンのプレートがぶらさがっていた。「それそれ、日本のテレビでもやっていたのよ。」と伝えているつもりだが、伝わらない。「ウシャシャシャシャシャ」とケンケンの笑い方を真似したら、「おお、カリカチュア、アニメーション」と言って日本人も知っていることを理解してくれた。よーし、今回も掴みはOKだ。その後は、スペイン語と英単語の物凄い稚拙なやりとりで、私たちが旅行者で、世界を回る予定で、3年旅行する予定だという会話(?)が続き、中央バスターミナルまでの時間はあっという間に過ぎた。「2人の旅行が無事に行きますように」と最後まで感じの良かった運転手。ケレタロという街は、観光という意味では注目度は低いが、メキシコ・シティに近い都会にして、人の温かみの残る所だった。
さて、ケレタロ到着時に次の目的地であるメキシコ・シティ行きのバスについては調査済みだった。首都行きのバスはPrimera
Plus社と(N$165)とETN社(N$198)から出ており、いずれもメキシコ・シティの北方面バスターミナルに到着する。メキシコ・シティには東西南北4つのバスターミナルが存在し、メキシコ・シティから見て目的地が東方面なら東バスターミナルに発着ということになっているようだ。ケレタロはメキシコ・シティから見て北北東に位置するので、北方面バスターミナルに到着するようだ。北駅と聞くと、パリにいったことのある人はわかると思うが、いい気持がしない。メキシコ・シティという大都市に向かうに当たって、北に到着するのは何となくいやだったが、仕方ない。2社の差がよくわからなかったので、当然安いPrimera
Plusで行くことにしていた。朝6時から夕方までは、20分毎に出発している。さすが首都行きである。というわけで、おおよそ9時ごろ出発のバスにしよう、という感じで動いた。
バスカウンターでチケットを購入すると8時50分出発だった。時刻は現在8時35分。そのままバス発着のターミナルに向かって乗車した。バスは乗る前に座席を選べる。数回乗車してわかったのは、景色を見たかったら、太陽の光の当たらない側を選ばなければいけない、ということだった。というのも、日差しの強いこの国では、いくら遮光ガラスを利用していても日が当たるとかなり暑い。そのため、日があたる側は遮光カーテンを引くというのが、暗黙の了解になっているようだからだ。
さぁ、どっちだ。ケレタロから見てメキシコ・シティは南南東にある。ということは、左の列に座れば自分は北側に座ることになるので、涼しいだろうと勝手に思い込んで左を選んでいた。しかーし。朝の太陽は真東よりもやや北寄りに存在する。ということは、私の選んだ左列は、思いっきり日向に晒されることになるのだ。あーもー、アホの考え休むに似たりといのはこういうことだ。カーテンは高性能で効果的。暑さは解消されるが、景色は全く見えなかった。というわけで写真は車内の風景となった。
そろそろ到着時刻だと、周りに気を使いながらカーテンを開けると、外はもう都会の景色になっていた。11時32分、降り立った北方面バスターミナルは少し古臭く、朝乗ってきたケレタロの方が近代的な感じがした。ケレタロと同じく、バスターミナル内にタクシーチケット販売ブースがあるので、地図でホテルを指してここまで行きたいと提示。距離的には近いのにN$70(約700円)。高い。急に高くなった。しかし、ガイドブックに東バスターミナルからの料金が書いてあり、距離が半分くらいなのにN$45という情報だったので、まぁだまされたわけではないのだろうと判断して支払った。
タクシーチケットブースの周りには、荷物持ちサービスの人がいて、頼んでもいないのに「タクシー?」と言って人の荷物を持っていこうとする。来た、都会に来たという感じがひしひしとした。「いや、自分で持っていくからいい」と頑迷に断ってタクシー乗り場に向かう。さて、チケット制のタクシーはどこで乗れるのか?思っている間もなく、先ほどの荷物サービス係りがこちらこちらと呼ぶ。本当か?本当にチケット制のタクシーなのか?とスペイン語で確認する。そうだそうだと運転手も答えるので、乗り込んだ。
結局、問題なくチケットのみでホテルに到着。運転手も怪しい人ではない。しかし、今までチケット制のタクシーに乗ると、バスターミナルエリアを出る直前で、タクシー会社がチケットを回収するブースに立ち寄っていた。そこで、私たちが買ったチケットを渡し、交換で領収書を貰うという手順だった。今回のタクシーは、どこにも寄っていない。本当にチケット制のタクシーだったのか?無事に到着したものの、最後まで疑問が残った。こうして、大都会メキシコ・シティに到着した私たちは、同じ日のうちに地下鉄でスリに出会うことになる。
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