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カンクン(Cancun)→イスラ・ムヘーレス(Isla Mujeres)
2005.06.27 |
メキシコ国内移動 |
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移動内容 |
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10:00-10:07 |
宿からタクシーにてグラン・プエルト港まで移動。
タクシー運賃(N$20=US$1.82) by 現金 |
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10:30-10:50 |
フェリーにてイスラ・ムヘーレスに移動。
フェリー運賃(N$35/人=US$3.18) by 現金 |
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10:55-11:07 |
港から宿まで徒歩で移動 |
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※2005.6現在、US$1=N$11で計算しています。 |
昨日あたりから、天気が崩れ始めてきた。また今日から3日間悪天候になるという天気予報は当たっているようだった。
カンクンの宿で知り合いになった、同じく世界一周夫婦と話し込んでいたら、あっという間に出発の10時近くになってしまった。大急ぎで、最後のパッキングを行い、更に別の世界一周夫妻と記念写真を撮り、支払いを済ませ、予定通り10時に宿を出発。世界一周3組が揃うなんて、これもなかなか普通の現象になってきたという証拠かもしれない。
さて、宿から大通りに出て、タクシーを待っていたら、目の前にタクシーが止まっていて、運転席は空、助手席に女性が乗っている。女性に目線を送り、ゼスチャーで「その車に乗りたいんだけど」というと、彼女は、人差し指を立てて、「ノー、ノー」と左右に振った。何だ、客かと思い、他のタクシーを待っていたら、そのタクシーの運転手が戻ってきた。
そして、「タクシーに乗るか?」と言う。そちらのお客さんの了承も得ずに、私たちを乗せる気なのか?と思ったが、まぁ、運転手がいいっていうならいいや、と早速乗り込んだ。
助手席の女性は、運転手が買ってきたタコスを頬張っている。ってことは、またもや血縁者か。ったく、朝から何でタクシーの助手席に、運転手のおかんが乗っているのか、バスにしろタクシーにしろ、よくわからない現象である。でも、荷物も我々もちゃんと乗せてもらって窮屈ではないし、値段もいい感じだったので、おかんが乗っていても、我々には全く関係のない話だ。
あっという間に港に到着。これでN$20(US$1.82)は安い。だって、バスで行っても2人でN$14(US$1.27)なんだから、得した気分だ。
さて、前回イスラ・ムヘーレスに下見に行った時は、もっと運賃の安いフェリーがある、という情報をもとに、隣のプエルト・フアレス港から乗った。別に運賃は安くもなく、港もショボかったので、今回はグラン・プエルトから乗ろうと決めていた。チケットブースには、制服をきたメキシコ人女性が3人いて、にこやかに対応してくれる。チケットを発券してくれた女性のマニキュアが可愛かったので、写真を撮らせてもらい、「自分でやったのぉ?凄いねぇ」と言うと、誇らしげに大喜びだった。ここら辺も、プエルト・フアレスにはない陽気な感じだった。
更に、チケットを買って、桟橋に向かうと、別の女性が英語で話しかけてきた。「ようこそ、グラン・プエルトへ?チケットはもうお買い求めですか?はい、それならば、左手がウェイティング・プレイスとなっております。次のフェリーは20分ほどで参りますので、お待ちください。ところで、お客様はどちらから?え?日本から?そうですかぁ、それは遠いところから、ようこそお越しくださいました。充分に楽しんでいってくださいね!」と、なんだかディズニーランドにVIPで入ったかのような待遇で、やや驚いた。
左手は屋根のかかったテラスに椅子とテーブルが置いてある場所で、晴れていれば、目の前のブルーの海を見ながら、優雅にフェリーを待つことができる感じのよい場所である。あいにく今にも雨が振りそうな天候だった。
時間通りにフェリーが到着。イスラ・ムヘーレスをチェックアウトしてきた観光客を吐き出し、待っていた人は列をなして乗船する。途中で雨が降り始めてきた。早く、早く。今日は、おろしたてのおニューのスーツケース。できれば初日からビチョビチョという事態は避けたい。
ぎりぎりで大雨にならずに乗船。船が出てから雨が本格的に降り始めた。誰のチョイスかわからないが、私が大好きだったころのマイケル・ジャクソンのアルバムがかかってノリノリの中、船の外は大荒れになってきた。
船は中央一番前に運転台があるという簡単な作りで、まるでタクシーに乗っているかのようだ。前回はずっと見えていた島も、今日は雨に煙って全く見えない。しかし、運転台には、ナビゲーターがついているので、問題はないようだった。老練のキャプテンは、ハンドルよろしく舵をクリクリと回しながら、確かに島に向かっているようだった。
通常なら15分で着くところ、今日は20分かかって無事到着。海上であんなに振っていた雨は、ほぼやんでいた。新しいスーツケースの車輪を傷めたくないけれど、雨が降り出す前に宿に到着したい。そんな矛盾を抱えながら、宿まで歩く。大雨の後であちこちに水溜りができている上に、石畳風のでこぼこした装飾の道で、歩きにくいこと。
そろそろと進んで10分ほどで宿に到着。まだ前の宿泊者がチェックアウトしていないということで、1時間ほど時間をつぶしてきてくれという。荷物を置かせてもらって、身軽になって町に出たとたん、どしゃぶりになった。ふー、危ない、危ない。ぎりぎりの移動だった。
それにしても、海がメインの島なので、雨が降るとお手上げだ。町も観光客も神妙に雨空を見上げている。さて、天気はいつ回復するのだろうか?
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