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トルトゥゲーロ(Tortuguero)→サン・ホセ(San Jose)
2005.09.20 |
コスタリカ国内移動 |
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移動内容 |
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06:00-07:05 |
トルトゥゲーロ村からパボナ(Pavona)までボートで移動
ボート運賃C3000(US$6.17)/人 by 現金 |
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07:20-08:45 |
パボナ(Pavona)からカリアリ(Cariari)までバスで移動
バス運賃C1000(US$2.06)/人 by 現金 |
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10:00-10:50 |
カリアリ(Cariari)で朝食後、カリアリ(Cariari)からグアピレス(Guapiles)までバスで移動
バス運賃C260(US$0.53)/人 by 現金 |
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11:40-13:15 |
グアピレス(Guapiles)からサン・ホセ(San Jose)のグラン・テルミナル・デル・カリベ(Gran
Terminal del Caribe)までバスで移動
バス運賃C775(US$1.59)/人 by 現金 |
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※2005.9現在、US$1= C486(コスタリカコロン)で計算しています。 |
トルトゥゲーロの宿(CABINA TORTUGUERO)はツアー会社もやっているので、チェックインしたその日に帰りのボートの予約をした。金額は来た時のUS$10よりちょっと安い。
朝、6時にボート乗り場に集合。といってもここからこのボートに乗るのは我々だけのようだった。
やがてボートが到着。来た時とは違って、旅行者と思われる人は誰もおらず全て地元の人のようだった。
前に座っている男性は仕事の話に盛り上がり、OLさんのような後ろの女性はちょっと眠たげ。まるで通勤電車にでも乗ったかのようだった。
途中でホテル勤務の人が降り、民家に立ち寄って仕事に出る両親が乗り込む。押さない娘とおばあちゃんらしき女性が手を振って見送っていた。
こんな地元に密着した船だが、来た時の船とクオリティーは変らない。この船の方が、地元の人の生活が見える分、面白かった。
船にはこのボート会社の人間だという若者がいて、鳥類のパンフレットを片手に、通りすがりの木に止まっている鳥の説明をしてくれたり、木にぶらさがる鳥の巣を教えてくれたりした。私達のところだけ、観光になっている。
連日の雨で、素人目に見ても水かさが増している。説明してくれるお兄ちゃんによれば、水かさが増して川の上流に行く場合は、水の抵抗が大きいので、いつもよりも時間がかかってしまうということだった。
やがて、水際ぎりぎりに牛の大群が休んでいる部分を通り過ぎた。こんなところ通ったかなぁ?更に、川の支流に入ると、こんなに川幅が狭かったかなぁ?と思う所に来た。明らかに来た時とは違う経路で帰っているようだ。不安になって、「この船が到着したところから、カリアリまでバスは出ているのですか?」と、お兄ちゃんに聞いた。すると、お兄ちゃんは「問題ない」と自信たっぷりに答えた。
やがてボートは岸に着き、全員が下船した。そこから前方に見える小屋に行くと、既にバスが止まっていて、カリアリまでの客を募っていた。小屋には簡単に食事ができる所とトイレがあった。トイレは有料でC100(US$0.21)だった。トイレって、どこでも30円くらいなんだなぁ。
バスに乗り込んで出発するという段になって、バス料金の徴収が始まった。我々は大きい札しかもっておらず、運転手は釣りがないという。そこへ、先ほどのボート会社のお兄ちゃんがやってきて、カリアリに到着したらお金をくずして払ってくれればいいと、立替払いをしてくれた。何故かとても親切で、親切すぎて何か裏があるのではないかと、私は疑いをかけてしまったくらい親切だった(結局、本当に親切なだけだったということが後でわかった)。
ほどなくバスは、カリアリに向けて走り始めた。やはりバナナプランテーションのような中を走って行くが、行きのように足を消毒液に浸すこともなく、行きに通ったプランテーションに対する謎は深まるばかりだった。
約1時間半後、来る時にも通ってきたカリアリの街のバスターミナルに到着。降りてから、ボート会社のお兄ちゃんに聞くと、サン・ホセ直行便の出るバスターミナルまで案内してくれた。
到着したバスターミナルから右に向かって300m程歩いた左手にあるこのターミナルは、整然としていてちょっとデラックスそうだった。時刻は9時近く。バスは朝8時半のが出てしまったので、次は11時になる。2時間も時間があるので、このターミナルに来る途中でいい香りをさせていた食堂で、揚げたてのフライドチキンで朝食を摂ることにした。
「揚げたてのフライドチキンを朝から食べるなんて、デブ道一直線だねぇ。」「でも、おいしいねぇ。揚げ物は揚げたてが一番さ。」などと日常会話とチキンを楽しんでいたが、ふと思った。なんで2時間も待たなければいけないのか?飛行機の乗り継ぎじゃぁあるまいし。他に手はないのか?
そこで、ボート乗り場から来たバスが到着したバスターミナルに偵察。そこの水色の壁にはグアピレス(Guapiles)という街に行くバスの時刻が書いてあった。20分置きに出ている。これで行ければもっと早いんじゃないかなぁ?と思案していると、又もやボートのお兄ちゃんに遭遇。グアピレス行き乗り場の近くの小屋が自分の会社のオフィスだというので、そこの人に聞いてもらった。グアピレスまで行くと、そこからサン・ホセ行きのバスが出ているということだった。所要時間は聞いたが、どう計算してもそんな短い時間ではいかないだろう、という時間だったのであてにできないようだった。
しかし、ここでじっとしているよりはいいだろう。ローカルバスでたくさん停車するにしても2時間の時間差は埋まらないだろう、という判断のもと、グアピレス行きに乗ることにした。乗車待ちの行列に並び、まわりのおっちゃんやおばあちゃんに「サン・ホセに行きたいけれど、このバスでいいのか」と確認した。みんな、直行のバスターミナルを教えてくれるけど、「次のバスが11時なんだよねぇ」というと、じゃぁこのバスでいいと言ってくれる。どうやら、グアピレス行きに乗るのは正解のようだ。
グアピレスまでは50分。停留所に停まりながら進んだのだが、まずまずいい調子。グアピレスのターミナルはもっと大きい水色の建物だった。建物の中は、大きな文字で行き先が書かれた部屋にわかれているので、わかりやすい。カリアリから来たバスは、サン・ホセ行きの隣に到着した。
サン・ホセ行きの部屋に入り、左手のチケットブースでチケットを購入。バスが来るという30分以上まえから行列ができ始めた。さすが首都に向かうバスである。我々も並んだ。サン・ホセ行きのバスは2階建てだった。2階建てのバスだが、座席の間隔は狭く、地元バス並だ。サン・ホセまではちょっと遠く、1時間半。サン・ホセ中心地から見て北方面のグラン・テルミナル・デル・カリベ(Gran
Terminal del Caribe)に到着する。そこから中心地まで、今回は荷物が少なかったので楽々歩くことができた。
結局、直行便に乗っても到着時間は同じだったようだ。しかし、このルートをもっと早く知っていたら、ゆっくりと朝ごはんなど食べずに、もっと早く帰れただろう。このルート、ロンリープラネットには紹介されているかもしれない。他のバックパッカーで、ボート乗り場からのバスから降りると、直行便のバスターミナルに行くことなく、すぐにグアピレス行きに乗っているのを目撃したからだ。
日本のガイドブックには、トルトゥゲーロにはツアーで行くしかない、というような書き方がされているようだが、このルートを使えばサン・ホセから自力で行って帰ってくることができる。ただし、時間がとてもかかるけどね。
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