夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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サマラ(Samara)→サン・ホセ(San Jose)
2005.09.26
コスタリカ国内移動

移動内容
08:30-13:36 サマラ(Samara)からサン・ホセに移動。
バス運賃C2775(US$5.71)/人 by 現金
※2005.9現在、US$1= C486(コスタリカコロン)で計算しています。

 昨日の移動に比べたら、今日の移動はとっても簡単。サマラからサン・ホセ行きのバスが出ているのだ。

 前の日に、バスチケットを販売している雑貨屋を見に行って、朝8時半があることを確認。8時前に雑貨屋に行って、チケットを購入した。この雑貨屋の女将が、物凄い意地悪そうな顔のおばはんだった。こんな時に限って、トイレに行きたくなる。だめもとで「あのー、トイレありますかね?」と聞いてみると、やっぱり「ないね。」とにべもなく言い放たれた。因みに、隣にある店にも若い女性がいたので、トライしようと話しかけた瞬間、だめだとわかった。顔がそっくり、どうやら娘のようである。「ないね」と二回目に言われて、宿泊していた宿まで走って用をたすことにした。所要時間5分。くー、間に合うか?

 と、走り始めて1分くらいの右手のレストランに、トイレマークを見た。「す、すみません、トイレ貸してくださいませんか?」。同じ村の住民とは思えないほど、優しい表情で「どうぞ、どうぞ」と貸してくれた。よかったー。

 というちょっとしたハプニングもありつつ、バスを待つ。「回復するかも」とホテルの人が気弱に言っていた天気は、回復どころか、勢いを増して大雨になっていた。やはり、今日の出発で正解だ。


 バスは定刻通りに発車。見覚えのあるニコヤのバス停を通り過ぎる。ニコヤからは、昨日、本当は通って来たかった、半島と本土をつなぐ端を渡った。大雨で決壊していたらどうしようか、と心配もあったが、丈夫な橋はビクともしていなかった。

 橋を渡ると、パン・アメリカンハイウェイに接続し、ここを右折してしばらく行くと、イルマを通る。色々あったイルマなので、懐かしい気がしてパチリと撮影。今日は、大勢の人がバスを待っていた。


 11時半過ぎにプンタレナスよりもサン・ホセ寄りのパーキングで休憩。

 やっとコーラを買えたものの、「狭いバスで苦しいよー」という夫の表情である。


 ちょっと暑いくらいだった太平洋側の気候から、だんだんと山を登っていくと、涼しい高原気候になってきた。サン・ホセが近い。コーヒー畑の上には、青空さえ広がっている。小さな国なのに、少し移動しただけで、こんなにも天気が違う。この変化の大きさが、バラエティーに富んだ自然環境を作り出し、この国を観光立国たらしめている、そんなことが実感できるバスの旅立った。

 1時半過ぎ、サン・ホセで、ということはつまりコスタリカで一番危険だと言われているコカ・コーラ地区に到着。今まで、ここだけは避けてきたのに、最後になってどーんとここに来てしまった。恐る恐るバスを降りてみる。タクシーの勧誘が群がってくるが、市内中心部にあるホテルの名前を言って「予約があるんです(嘘)」と言い切ると、タクシー運転手は諦めて、行き方だけを教えてくれた。それでも「この辺りは危ないからね」と、タクシーを暗にうながす余韻を残して去っていった。

 足早にコカ・コーラ地区を通り抜ける。昼間から路上に寝ている人が、あちこちにいて、気持のいいものではない。しかし、ハイスピードで歩いているせいか、誰にも止められずに通り抜けられた。

 ということで、サマラからサン・ホセへ無事に到着。安心できる宿へ帰って、ゆっくりと休んだのだった。


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