夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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カイロ(Cairo)→バハレイヤ(Bahariyya)
2007.01.23
エジプト国内移動

移動内容
06:25-06:43 カイロの宿からトゥルゴマン・バスターミナルTurgoman garageまで徒歩で移動。
07:10-12:30 カイロからバハレイヤまでバスで移動。
バス運賃 EGP22(=US$3.75)/人 by 現金
※2007.01.22現在、US$1= EGP5.86で計算。EGPはエジプシャン・ポンド。

 カイロからバハレイヤまでのバスは、一日に3本ある。朝7時と8時、それから夜の8時だ。

 どのバスに乗るかは、バハレイヤ・オアシスで何をするかによる。

 もし、日帰りツアーに参加する場合は、前日までにバハレイヤ・オアシスに入っている必要があるだろう。カイロからバハレイヤまでは5時間かかるので、朝一番の7時のバスでも12時の到着になってしまい、白砂漠までは行くだけで、車で3時間以上も走る距離だからだ。

 私たちが参加しようと思っていたのは1泊2日のツアー。

 今まで行った人の情報によると1泊2日のツアーは午後2時過ぎに出発するということだったので、それなら朝8時のバスに乗っても間に合う。しかし、カイロから予約をしていくわけではなく、バハレイヤに到着してからエージェントを探すために、余裕を見て7時のバスで行くことにしたのだった。

 幸いにも宿からトゥルゴマン・バスターミナルまでは徒歩で行ける距離だった。私たちは前日にバスチケットを購入していたが、他に声をかけた3人の男性、日本人旅行者の圭介君と洋一君と韓国人学生のスーフォン君は、昨日誘って、夜に参加を決定したので、当日チケットを購入ということになったので、朝6時15分に宿を出て30分にバスターミナルに到着してチケットを買おうってことになった。

 スーフォンちゃんが寝坊しちゃって出発が少し遅れたのだが、バスターミナルまでは10分とかからなかったので予定の時間くらいには窓口に到着した。

 しかし、バス会社の人が誰もいないんだよねー。

 時間は迫ってくるし、いざとなったらバスに乗り込んじゃうしかないねぇ。などと話していた6時40分になってやっと係員が来て3人とも無事にチケットを買うことができた。

 朝8時発は人気なので売り切れもあるらしいのだが、7時発は早いので大丈夫だったようだ。でも係員が何時に来るか不安なので、前日までにチケットは買っておいた方がいいみたい。

 ここで同じようにバハレイヤ行きのバスチケットを購入している東洋系の女性が1人。

 私たちは5人なので、あと1人いると丁度いいなぁと思っていたところなので、さっそく話しかけて私たちのグループに加わらないか誘ってみた。

 彼女は40代だろうか、一人旅の韓国人だった。スーフォンちゃんもいることで、すぐに話は決まり、私たちは6人のグループになった。

 バスは10分遅れで出発。夜明けのオレンジ色に染まるカイロの町並みは、普段の埃っぽいスモッグだらけの日中よりは幾分かましに見えた。

 途中でカイロ郊外のバス停で停車して数人の客を乗せた。ここでの停車時間が物凄く長い。乗るべき客はもう乗り終わっているし、一体何待ちなんだろうか。

 長い何かの待ち時間を経てようやくバスが動き始め、ギザのピラミッドが見えて来る頃はもう8時になっていた。あーあ、もう1時間が経過しちゃった。午後2時にはエージェントを決めてツアー出発しようと思っていた私は、一人でやきもきしていた。

 午前10時。周りはすっかり砂漠の風景の中になっていた。

 そこにポツリと休憩所が建っていて、私たちのバスもここで休憩した。掘っ立て小屋のようにも見える建物だが案外しっかりした作りで、中は広く、トイレもあるしスナックや飲み物を売る店も入っていて、休憩所として必要な機能はちゃんと揃っていた。

 カイロを出る時に買ってきたパンをここで食べて朝ご飯としていると、韓国人女性の仁淑(インシュン)さんは持参の茹でジャガイモを皆に振舞っていた。この人がグループに入って、グッと家族っぽくなってきていい感じ。

 ここで仁淑(インシュン)さんが、提案してきたことがあった。実は今日一人でバハレイヤに到着したら、連絡しようと当てにしていたエージェントがいる。旦那さんがエジプト人で奥さんが韓国人の新婚カップルで、旦那さんがツアーを組んでいるというのだった。スーフォンちゃんも、別の韓国人から彼女の電話番号を聞いており、バハレイヤの韓国人女性は韓国人旅行者の間で有名になっているようだった。

 「話してくれた人はツアーに参加してとっても満足だったんですって」と仁淑(インシュン)さんが言った。お、これはいいかもしれない。

 私たちも日本人がよく利用するエージェントの名前を一つ聞いていたので、それじゃぁどちらか良い方に決めようということになった。

 私たち6人がじゃがいもで和みながら作戦会議を行っているうちに、休憩は終了し10時半に再び出発した。

 ここからもあまり景色は変わることなく、ずーっと砂漠の景色。

 砂漠というよりも、もっと土っぽくてザラザラした感じの土漠というにふさわしい。これがエジプトの砂漠だった。


 村に入って来たなぁという雰囲気になった所でバスは停車。はい、バハレイヤに到着。12時半だった。エージェント、エージェントと探すまでもなく、向こうからワーッと人が来て私たちをバラバラに取り囲み、パンフレットを見せ、手を引っ張って連れて行こうとして、大騒ぎになった。どうなる、バハレイヤツアー。


 
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