夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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フィアナランツァ(Fianaransoa)→ラヌマファナ(Ranomafana)
2007.04.28
マダガスカル国内移動

移動内容
09:00-09:10 フィアナランツァの宿からタクシー・ブルース・ステーションまで徒歩で移動。
10:00-11:52 フィアナランツァからラヌマファナまでタクシー・ブルースで移動。
タクシー・ブルース運賃 Ar6000(=US$3.13)/人 by 現金
※2007.04.30現在、US$1= Ar1915で計算。Arはマダガスカル・アリアリ。。

 今日の移動の心配点は「62kmの道のりの約半分が悪路」というガイドブックの説明だった。時間は2時間から3時間かかるというのはいいとして、悪路というのはどのくらい悪路なのだろうか。

 今までの私たちの経験した中で最悪の悪路はケニアのラムからマリンディへの道のりの前半部分。今年の2月のことだ。

 未舗装の道路は、雨季に深く轍がえぐられて、乾季にはそのままの形で乾いている。そこをおかまいなしにバスでがっくんがっくんと走り抜けるという移動で、バスの最後尾だった私たちはむち打ち症になるかと思った経験がまだ記憶に新しい。もしかして、またあんなのだったら・・・。不安は消しても消しても心に沸きあがってきた。

 朝9時に宿を出て10分も歩いてタクシー・ステーションにやってきた。先日、ワイナリーのあるラザニ・ベツレウLazan'i Betsileoに行った時に交渉した客引きが「おお、マイフレンド!」とにこやかに近寄ってきた。またこのおっちゃんかよ。夫は「フレンドじゃねえよ」と日本語で一言。でもまぁ通じないから、おっちゃんはニコニコのままだ。

 「今日はラヌヒラに行きたい」というとラヌヒラ行きのバスに連れて行ってくれた。先日、最初に交渉決裂した兄ちゃんがいて、今日は2人は仲間らしい。運賃はAr6000。ガイドブックにはAr5000とあったのだが又ちょっと高い。しかし、まぁAr1000くらいならもう面倒くさいのでいいやと交渉なしで乗り込む。

 このタクシーブルースはマナカラという東海岸にある町に行くタクシー・ブルースでマナカラまでの料金はAr10000。地図で見るとフィアナランツァからマナカラまでの距離の中でラヌマファナまでの距離は4分の1にも満たない。それでも半額以上の金額を取られる。それがタクシー・ブルースなのだ。解せない。

 ラヌマファナまでの道のりは、最初の50分間途は北に向かう幹線道路をたどるので、道路のコンディションはいい。相変わらずのどかな田園風景が続いている。

 そこから右手、つまり東方面に分岐する所からいよいよ悪路なのか、と気が引き締まった。

 しかし相変わらずの田園風景といい道が続いて、少しも悪路にならなかった。

 途中、ほんのわずか舗装の仕上げがざらざらしている道の部分があったり、これから本格的に橋をかけようとする所では古い橋をゆっくり渡らなければならない所があったが、最後までほぼ舗装がしてある良い道のまま到着した。どうやらガイドブックが書かれてから道路は修復されたらしい。

 村に到着する30分くらい前から鬱蒼とした森林の風景になり、いよいよ国立公園が近づいている気配。すばらしい渓谷沿いの道を通って、素敵な滝も見えたが、もちろんタクシー・ブルースなので停車することはない。ああ、あそこでちょっと写真撮りたかったなぁ。

 しかしまぁ、心配していた悪路はまるでないといっていい状況で、ほぼ2時間であっけなく到着。とにかく良かった。良かった。


 
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