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ムズズ(Mzuzu)→ンカタ・ベイ(Nkhata Bay)
2007.06.21 |
マラウィ国内移動 |
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移動内容 |
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10:55-11:10 |
ムズズの宿からバスステーションまで徒歩で移動 |
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11:14-12:21 |
ムズズからンカタ・ベイまでミニバスで移動
バス運賃 MK240(=US$1.68)/人 by 現金 |
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12:21-12:34 |
ンカタ・ベイのミニバス到着場所に宿の客引きが来ていて、無料で同じバスを使って宿まで送迎してくれた。 |
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※2007.06.18現在、US$1= MK143で計算。MKはマラウィ・クワチャ。 |
ムズズからンカタ・ベイまでは、1時間強の道のり。とはいえ、大きなスーツケースを2つも持っている私たちはミニバスに乗って余計な荷物代金を交渉するよりは、荷物置き場のある大型バスで行きたかった。
しかし、銀行のないンカタ・ベイに滞在して、その後マラウィ湖を走るイララIlalaという船に乗り、再び銀行のない村モンキー・ベイに宿泊してブランタイレまで行き着かなくてはいけなかった私たちは、そこまでをカバーするだけの現金を銀行でおろさなければならなかった。
ムズズの宿フレーム・ツリー・ゲストハウスから銀行までは徒歩で30分ほどかかる。朝一番で用事を済ませようとしたら、夫が宿のトイレに閉じ込められるというハプニングも起きて、銀行から帰ってきて出発できるまでに大分時間がかかってしまった。
銀行からの帰りの朝10過ぎにバスターミナルに立ち寄って、ンカタ・ベイ行きの大型バス(一社しかない)の受付窓口でバスの時間を確認すると、毎朝7時だか7時半の出発で日に1本しかなく、今日の便はとっくに出てしまったということだった。
仕方ないがミニバスで行くしかない。
宿に戻ってコーラで一息つき、お世話になった宿の女性にお礼を言って、徒歩で宿に向かった。この宿からバスターミナルまではダラダラとした上り坂になるので、やや大変だったが道を知っていれば歩ける距離だ。
バス・ターミナルに到着すると、例のごとく客引きがやってきてンカタ・ベイに行きたいと告げると所定のミニバスまで案内してくれた。案内してくれたミニバスは、今までタンザニアやマダガスカルで経験していたよりも広い。同じトヨタ・ハイエースを使っているのだが、今までの車は改造して4列なのだが、この車は3列のまま使っているのだった。おお、マラウィいいねぇ(後にマラウィでも4列が普通で、この日だけラッキーだったことを知る)。
最初、荷物は運転席の後ろに乗せていたのだが、途中で拾う乗客の数が増えてきて、最後部座席の後ろに入れることになった。
今回の短い移動では、なんといってもこの事が大きな収穫だった。
私たちは今までミニバスにスーツケースを乗せるのは、天井に荷物置き場がない車の場合は不可能だと思い込んでいたのだ。しかし、今日の移動で、スーツケースでも最後部座席の後ろにやや幅のある車なら、スーツケースをやや押しつぶしながらもハッチバックのドアを閉めて移動できることがわかったのだった。
エジプトのカイロの日本人宿に滞在している時に、多くのアフリカ帰りの旅行者、あるいはアフリカ旅行経験者から、そのスーツケースでアフリカ旅行は無謀だと言われた。アフリカではミニバスしか走っていない場所が多くある。そんな場合に、その荷物でどうやって移動するのか?
いやー、何とかなるものです。しかも追加料金は全くとられずに済んで、マラウィって何ていい国なんだろうと二人で大喜び。
ンカタ・ベイに1時間ちょっとで到着して、さて目的の宿に行こうかと思っていたら、一人の若い男が車に乗り込んできて「どの宿に行くのか?」と聞く。彼は私たちが行こうと思っていた宿からの客引きだった。ということで、そのまま荷物をおろさずに、同じバスで無料で宿まで連れて行ってもらえることになったのだった。
ンカタ・ベイでバックパッカーに人気のマヨカ・ヴィレッジという宿は、村から空身の徒歩でも20分くらいは離れている。道は未舗装でアップダウンも激しい。客引きの青年に出会えなければタクシーを使わざるをえない所だった。
マヨカ・ヴィレッジに到着したのだが、この宿は湖の岸辺に立っていて、岸辺の岩場の形を利用してハットと呼ばれる簡単な作りの小さな家を点在させている宿だった。つまり、駐車場からレセプションのあるレストハウスまでは、これらの点在する宿をつなぐように作られた岸辺の岩道を伝っていかなければならないのだった。客引き青年と来たお陰で、スーツケースは宿の人が頭に乗せて全部運んでくれた。
ということで、色々な面でンカタ・ベイに到着して客引き青年に出会えると都合がいい。
ただし、部屋は事前に予約しておくことをお勧めする。予約していなかった私たちは、最初MK2800(=US$19.58)の部屋しか空いていないと言われてしまったからだ。ここまで連れてきてもらって、荷物も運び込んでしまったら、もう動けない。高い部屋しかないと言われても、受け入れざると得ないではないか。だから、事前に予約しておいて、客引きと出会えるというのが一番いいだろう。
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