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カサネ(Kasane)→ザンビア:リビングストーン(Livngstone)
2007.08.18 |
ボツワナ→ザンビア |
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移動内容 |
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08:04-08:18 |
宿からボツワナとザンビアの国境のカズングラのイミグレまでマイクロバスで移動
シャトルサービス運賃 US$40/人 by クレジットカード |
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08:18-08:28 |
イミグレから2km離れたフェリー乗り場までマイクロバスで移動
※上記シャトルサービスで同じ車で移動 |
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08:32-08:37 |
マイクロバスを降りて、無料のフェリーで対岸のザンビア側に移動 |
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08:47-09:02 |
ザンビア側で待っていたシャトルサービスの乗用車運転手と出会い、イミグレで国境手続き |
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09:02-09:49 |
国境からリビングストーンの宿Jolly Boys Backpackersまでシャトルサービスの乗用車で移動
※上記シャトルサービス料金に含む |
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※2007.08.13現在、US$1= BP6.38で計算。BPはボツワナ・プーラをあらわします。 |
カサネからカズングラのイミグレを通って、ザンビアのリビングストーンに移動する。
公共の交通手段で行くのなら
・Thebe River Lodge前を走るミニバスでカズングラまで移動
・イミグレで国境手続き
・2km先のフェリー乗り場まで徒歩
・無料のフェリーに乗る
・フェリーを降りて車で10分離れたイミグレまで移動
・イミグレでザンビア入国手続き
・イミグレの目の前にあるバス乗り場からバスでリビングストーンへ
・リビングストーンのバスパークから宿まで徒歩で移動
という手続きになる。私達がカサネの郊外にあるThebe River Lodgeにいる時には、公共の交通機関を使って行くと両国のイミグレがバス停からどのくらい離れて入るのか、フェリー乗り場がイミグレからどのくらい離れているのかが不明だった。ボツワナに入ってきてからというもの、ヒッチハイクをよぎなくされたり、ヒッチハイクが失敗して予定外の町での宿泊をよぎなくされたりして、もうこんな面倒な手続きで移動するのは勘弁してくれという気持ちになっていた。
ロンプラにはThebe River Logdgeでリビングストーンの希望する宿へ届けてくれるシャトルサービスがあると書かれていたので、事務所で尋ねてみた所、一人US$40で手配できるという。ロンプラ通りの価格だった。自力で行くよりも明らかに高いだろうが、今回はこのサービスを利用することにした。後から調べたら自力でいくとUS$20くらいだった。まぁ、倍額で大分楽になったのでよかったのではないだろうか。
また、もう一日後に移動するならば、丁度リビングストーンのJolly Boys Backpackersから客を乗せてくる便があるので、そちらと交渉したら安くなるかもしれないと言われたのだが、この宿での宿泊代金(一泊BP275=US$43.10)を考えると対して変わりなく上に一日日程がずれるので、一人US$40のサービスを利用することにした。それにしてもThebe側も色々な提案をしてくれる辺りは、なかなかよかった。
ロッジのレストランでモーニングコーヒーを飲んで待っていると、8時にお迎えの車が来た。
大きな車一台を私達二人で使えるということで、今までの移動にはない贅沢さ。バス停に行くこともないし、お金、払っただけのことはあるなー。
車に乗り込んでカズングラのイミグレまで15分。パスポートに出国のスタンプを押してもらって無事に出国手続きは終了だ。
そこからフェリー乗り場までは更に車で移動。ミニバスで来ていたら、ここは歩かなくてはいけない所だ。
フェリーは平べったい台が移動しているような船で、左右の手すりの脇にベンチがあって人が座れるようになっていた。対岸までは5分。橋がないからこういうことになっている。
確か、ケニアのモンバサ旧市街からシェリービーチディアニビーチに渡る時もこんなフェリーで徒歩だと無料だった。別の場所では日本のODAによって立派な橋ができていて、橋のたもとの欄干に日の丸マークが埋め込まれていたことを思い出す。
ボツワナ側で運転手から対岸に到着したらHemingwayという会社の車が迎えに来ているはずなので、出会ったら運転手にこれを渡してほしいと白い封筒を渡されていた。今日のチャーター便の事務書類だそうだ。
フェリーを降りて辺りをキョロキョロと見回しながら進んでいくと、とある男性が「Mr.Okada?」と話しかけてきた。ヘミングウェイの運転手だった。
彼に荷物を運ぶのを手伝ってもらって車まで移動し、荷物を積み込んだ。朝の車とは違うタイプだがこちらもハッチバックで荷物が乗せやすいデラックスな車だ。大概、街中のタクシーだとトランクに夫のスーツケース、助手席に私のスーツケースという配置になる。今回は2つとも後ろに入った。
ここでのポイントは1週間くらい前にリビングストーンのJolly Boys Backpackersにビザ・ウェイバープログラムで予約を入れていたのが、ちゃんとイミグレに話が通っているかどうかという点だった。
ビザ・ウェイバープログラムというのは、ザンビアの所定の宿に予約しておくと、宿からボーダーポストに連絡がいってビザUS$25が免除されるというシステムだ。
Jolly Boys Backpackersは、US$25が無料になる代わりに宿の2泊の宿泊と3回のミールクーポンと1回のドリンク券をセットにして販売している。16人部屋ドミトリーに2泊した場合は一人US$25で、部屋のタイプ(8人ドミ、4人ドミ、ツイン、キャンピング)と宿泊日数によって様々なプランが用意されていて、全て宿のサイトから予約できるようになっている。
Jolly Boys Backpackersの16人部屋ドミトリーは一泊ZMK24000(=US$5.71、2007年8月20日の換算レートUS$1=ZMK4202、ZMKはザンビアン・クワチャ)、宿の夕食セットはUS$4くらいでBBQやザンビア料理(どれもあまりおいしいとは言えないが、外のレストランも似たような味でもっと高い)、ビールもUS$2くらいだったことを考えると、まるまるUS$25のビザ代金が浮くということで利用価値は大きいと思う。
ところが、極たまにボーダーポストにうまく連絡が入らないという事故もあるらしいので、ここでちゃんと連絡が来ているかどうか私達はちょっと心配だった。しかし、手続きのカウンターにはビザ・ウェイバーを扱っている各宿のファイルが乱雑においてあり、中にJolly
Boysのファイルもあった。開けると、今日の日付でちゃんと私達の名前が記載されていたので、めでたくビザ代金無料でビザをもらうことができた。
ビザさえ無料でもらえれば、今日の移動はあと宿に行くだけだ。
ボツワナから引き続きザンビアの道も悪くない。景色はほとんど変わったように見えず、違う国に入ったという気はしなかった。
運転手の男性がヴィクトリアの滝でバンジージャンプをするかと聞いてくる。何でそんなことを聞いてくるのかと逆に聞いたら、友人がやるっていうんで自分も軽い気持ちでバンジージャンプをやった時の話をしてくれた。
友達のノリを断れずに、まぁやってみるかと軽い気持ちで参加したのだが、飛び降りた瞬間に「ああ、何で俺はこんなことをやってしまったんだろう」と後悔の念でいっぱいになったんだそうだ。「もう一回、今度は友達がおごるからって言ったらやる?」と聞くと、即答で「もう2度とやらない」と答えた。手振り身振りで、その時の怖かった気持ちを明るく話してくれて、私達は大笑い。面白い運転手さんだった。
こうしてリビングストーンまでは1時間たらず。カサネの宿を出てから2時間かからずに到着したのだった。
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