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キソロ(Kisoro)→カンパラ(Kampala)
2007.09.15 |
ウガンダ国内移動 |
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移動内容 |
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05:00-05:20 |
宿の前でカンパラ行きのバス待ち |
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05:20-16:58 |
キソロからカンパラまで大型バス(Horaizon)で移動
バス運賃 Us20000(=US$11.59) by 現金 |
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16:58-17:06 |
バスステーションから宿L'Hotel Fianceeまで徒歩で移動 |
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※2007.09.10現在、US$1 = Us1726で計算。Usはウガンダ・シリングをあらわします。 |
キソロとカンパラの間にはHorizon、Gatewayなど数社がバスを走らせているが、私たちはHorizonでキソロまで無事にたどり着けた実績を買って、帰りもHorizonで変えることにした。
キソロに到着した翌日13日、メインロードのはずれにあるHorizonの事務所を訪ねた。中には誰もなくて、壁には「2007年4月からの新しい料金表」というのが手書きではってあって、カンパラまでの運賃はUs25000になっている。
そこに一人の男性が入ってきたので、「明後日の日カンパラ行きを探しているのですが、お宅のバス運賃って、この料金なんでしょうか?来る時はUs20000だったんですが」と壁の表を指差すと、男は慌てて「いやいや、Us20000でいいです、いいです」と言う。
観光客の中にはカンパラ以外の場所からここに来る人もいる。そういう人目当てで、この表を張り出しているのかもしれないなぁ。ったく、悪質だ。
更にこの男は、うちのバスで予約してくれれば当日朝5時から各ホテルをまわってお客さんをピックアップするサービスをしていますと付け加えた。それはいい。私たちの宿とこの事務所はメインロードの端と端なのでピックアップサービスしてもらえると非常にありがたいのだ。
ということで、その日はヒアリングだけして、14日にトラッキングから無事に戻ってきた夕方、再びオフィスを訪ねて翌日15日のバスチケットを予約したのだった。担当者は別の人物になっていたが、チケット代金はやはりUs20000だったし、ピックアップサービスも行うことになっていた。
15日当日。一緒にトラッキングに行ったフランス人も同じバスでカンパラに戻るので4人で宿の前に朝5時から待機して待っていた。フランス人の彼女もピックアップの話を胡散臭く思っていたのか、宿のオーナーに確認した所、ちゃんといつも来ているので大丈夫だと言われてチケットを購入したそうだ。しっかりしている。
Gatewayのバスが目の前を通り過ぎたがHorizonは来ない。暗闇にいると明るい時以上に心配になる速度が速く、イライラとしながら待っていると、5時20分にバスがちゃんと姿を現した。バスはメインロードを通って、Horizonの事務所で一旦停車。ここで待っている客と荷物をどんどんと積み込んでから出発。
朝7時過ぎに雲間からばら色の朝焼けが見える頃には湖がその下に見えて大層美しかった。
折り重なるような山間の道を走っていくと、自分達がマウンテンゴリラを見た山がどんどんと折り重なる山の彼方に過ぎ去っていく。桃源郷から去るような、幻の世界から戻っていくような、そんな気分がするのだった。
8時55分、ぬかるんだ山道の途中にバスが2台、その先にこちら向きの大きなトレーラーが停車している場面に遭遇。
事故?
事故ではないのだが、トレーラーが轍に入り込んでスタックしてしまっていて、こちらから向かうバスが足止めをくらっていたのだった。大きなトレーラーなので人間が押したくらいではビクともしない。これは時間がかかりそうだと判断するや、バスの中にいたアフリカ人も私たちもさっさとバスを降りてブッシュトイレしたり、見物にでかけたりした。そう、焦ったってしょーがない。なるようにしかならないからね。
やがて、なるようになってバスが通れるようになった。トレーラーはあまり動いていないし、動けないみたいなのだが、とりあえず両通行でこちらからすれ違える幅はできたようだ。
さぁ、この先MbararaからMasakaの間は「ウガンダ美食街道」と私たちが命名した部分である。村に到着する度に、村人がフレッシュな農産物を頭に乗せてバスに走り寄ってくるという楽しいイベントが続く。
まずは揚げたての熱々サモサを購入して朝ご飯。サモサはインドの料理だがアフリカではその形を少し変えて、とてもポピュラーなスナックになっている。アフリカ人がインドに行ったら「インドにもサモサがあるんだ!」と驚くくらい普通に根付いている。
そして行きに買いそびれたバナナ。小さなモンキーバナナ売りが来たのでそれを購入。これがフレッシュで今まで食べたバナナの常識を超えるおいしさ。これがお昼ご飯。
で、夕方4時にはおやつに牛串炭焼き。これもやめられん。
こうして望みの食べ物を全て制覇して、午後4時半にカンパラ近郊に戻ってきた。
たった数日間離れていただけだが、緑の山々を見続けていた目にはカンパラはとても都会に見えるから不思議だ。
午後5時近くにカンパラのバスステーションに到着。美食街道を満喫していたせいか、あまり長い移動時間とは思えなかった。
私たちは荷物が少ないので、しつこい客引きも誰一人声をかけてこないし、スルスルと宿に移動して終了。
宿ではフロントのアイーンダが「おかえりぃーーー」と相変わらずウガンダテンポののんびりした口調で迎えてくれたのだった。
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