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コルカタ(Kolkata)→バンコク(Bangkok)
2007.12.05 |
インド→タイ |
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移動内容 |
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07:46-08:30 |
宿から空港までタクシーで移動
タクシー運賃 Rs250(=US$6.31) by 現金 |
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08:30-08:50 |
E-チケットのプリントアウトがないと空港内に入れてもらえないということで、プリントアウトの手配 |
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08:50-09:40 |
ロビーで待機の後、チェックイン |
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09:40-10:30 |
イミグレ |
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10:30-11:30 |
待合室で待機 |
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11:30-12:05 |
ボーディング開始 |
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12:05-15:40 |
コルカタからバンコクまでJet Airwaysで移動
航空運賃 Rs7170(=US$180.88)/人 by クレジットカード
※ネットで購入
※インドとタイの時差は1時間半なので、飛行時間は2時間5分。 |
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16:43-17:28 |
空港から宿ランブットリ・ヴィレッジ・インまでタクシーで移動
タクシー運賃 B450(=US$14.49) by クレジットカード |
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※2007.12.03現在US$1 = Rs39.64 = B31.05で計算。Rsはインド・ルピー、Bはタイ・バーツをあらわします。 |
今日はいよいよインドとお別れだ。
宿で依頼したタクシーが来たので乗り込もうとすると、周囲にいたインド人の若者が荷物を勝手に運ぼうとバタバタと駆け寄ってきた。いやいや、私たちでやるから触らないでねときっぱりと断ってタクシーに乗り込んだ。目当てのチップがもらえずに恨めしそうな顔をするが、こういうホテルの客にチップを求めるのが間違っていると思うのだが・・・。
乗り込んだタクシーは途中でパンクして、町の修理工場に立ち寄る。パンクなんてアフリカでもよくあることなのだが、ここではタイヤ交換に少し時間がかかった。もし私たちが時間ぎりぎりで出かけていたら、かなりやきもきしただろう。幸いにもたっぷりと時間を取ってあったので、問題にならなかったけれど、インドは何があるかわからない。最後まで気の抜けない国だなぁ。
空港に到着すると、相変わらず入り口でチケットチェックがあって行列ができている。
今日は時間があるのでちゃんと並んで順番を待っていたのだが、別の問題が発生した。私たちはEチケットをプリントアウトしていなかったので、手元に何もチケットらしきものがなかったく、入り口の警備員は何かしらの書類がなければここを通さないというのだった。ええ?だって、それじゃぁEチケットの意味なーいじゃーん!
といっても絶対に理解してもらえそうにないので、「近くでプリントアウトできる所がありますかねぇ?」と聞くと、ここから歩いて5分くらいの場所に国内線のターミナルがあって、そこに私たちが利用する航空会社のオフィスがあるので、そこに行ってみなさいということだった。
歩いていってみると、確かにオフィスがあり、事情を話すとすぐにチケットのプリントアウトを出してくれたので、それで事なきをえてターミナル内に入ることができたのだった。Eチケットはインドでは特にプリントアウトしておかないと駄目ですねぇ。
折角ターミナル内に入っても、チェックインは予定離陸時間の3時間前まではできない。ということでロビーで待機してからのチェックインとなった。Jet
Airwaysの専用のチェックイン場所でまず預け入れ荷物のX線検査を行って、検査終了した荷物にはナイロンのヒモがかけられる。それを持って別の場所のチェックインカウンターに行くという手順だった。預け入れ荷物の重量制限は20kgまでで、私たちは制限ぎりぎりでスーツケースを通過させ、後は手荷物として機内に持ち込んだ。
チェックインが終了するとイミグレで出国手続きを行うのだが、ここも長蛇の列。理由はインドへの入国のスタンプをいちいち確認してから出国スタンプを押しているかららしかった。不法に入国したり、不正に何度も出入りしている人を取り締まっているらしい。インドは入るのも出るのもなかなかチェックの厳しい国だった。
通常はイミグレ後の搭乗待合ロビーにたどり着くと、次に向かう国の人が多くなり、この場合でいうとタイ人が多くなって、「お、いよいよタイに向かっているな」という気持ちが高まるものなのだが、今回は白人の旅行者が多い。インターネットでチケット販売をしている航空会社ということと、これから向かうバンコクがアジア旅行のハブ空港になっているために、世界中からの若い年代の旅行者が多く集まっているのだった。これも新しい潮流というか、ジェットエアウェイならではの傾向で面白く思った。
機内は一人ひとりにモニターの付いているタイプで、映画やゲームなど全て有料だが様々な機能が揃っている。インド映画でスパイダーウーマンとスーパーマンのラブロマンス絡みのヒーロー物があり、これはなかなか興味をそそられたが、見ず終いだった。
インドの新しい航空会社は映画などは有料だが、食事は付く。航空運賃を格安にしているのに、食事はなかなかゴージャスなのが偉い。インドという国を旅している中で、これらの新興航空会社の存在が一番気に入った点である。
この日、私は海老のホワイトカレーを選んでとてもおいしかった。別の日に同じくコルカタからバンコク行きに乗った人は、エコノミーのメニューが品切れを起こしてしまって(そんな事ってあるのか?)、特別にビジネスクラスのお食事を持ってきますと言われて、「何てラッキーなんだ!」と楽しみに待っていたのだそうだ。エコノミーと違って陶器の器をアルミホイルで包んだ容器が6つもやってきた。いやー、さすが品数も違うと1つ目を開くと海老のカレー。2つ目も、あれ?同じく海老のカレー。3つ目もまさかの海老のカレー。何と6つ全て同じ海老のカレーだったのだそうだ。いくらおいしいとはいえ6つもあるとげんなりすると大笑いで話してくれた。私は幸いにも適量の1人前だったので、とてもおいしく食べられた。
あっという間にタイに到着。バンコクの新しい国際空港は飛行機でターミナルに近づいただけで、その格好良さ、新しさがビカビカビカーっと目に飛び込んでくるスタイリッシュな空港だった。
ターミナルの中もピッカピカで、宇宙基地みたいなSFチックなシルバーで統一された建物の中に、美しいショップが立ち並んで、コルカタから来た私たちは久しぶりの近代的な商業施設に目がくらくらとしながらのタイ入国になった。
無事に入国手続きを終えて、タイの通過をATMから引き出して、さぁここからが少し気を引き締める所。この国際空港から街中に出る場合、白タク(違法タクシー)が危険なのだ。
今まで何度かタイを訪れているが、いつもツアーで来ていたために国際空港から街中へはツアーの送迎が付いていた。実は自力で街中に入るのは今回が初めてなので、どんな敵が襲ってくるのかちょっと見物でもあった。
国際空港からタクシーで街中に入る場合の料金はB350くらいだということと、空港のインフォメーションカウンターで街中に入るためには有料の高速道路を通らなければならなく、高速料金がB60くらいかかるという情報を得て、全部でB410くらいかかるのが相場ということを頭に入れてからターミナルを出た。
ターミナルを出る戸口に女性がいて「街中へのタクシーですか?ご案内しましょう」と言ってきた。丁寧な口調ときちんとした服装は信頼できそうだったのだが、やけに化粧が濃い点が怪しくて「街中までの料金はいくらですか?」と聞くと、平気でB850だと答えたことによって白タクの客引きと判定。ふー、危ない、危ない。
ターミナルを出て左手に歩いて行くとPublic Taxiという看板の下に旅行者が数人列を作っている場所があり、そこに並んでいる旅行者に聞くとタクシーを待っているということだったので、どうやら正しいタクシーに出会えたと胸をなでおろした。
列に並ぼうとすると、手前に机を構えて椅子に座った女性に料金を支払うように言われた。料金は高速代金込みでB450。思っていたよりも高いが大きくははずれていないので、ここでお願いすることにしたのだった。
今でもここのタクシーが正しかったのかどうか定かではない。もう少し色々と見て回れば他のタクシー会社でもっと安くいけたのかもしれなかった。しかし、バンコクに暮らす知人に聞いてみたところ、この金額はほぼ妥当なのではないかと言われたので、とにかく正規料金から大きくはずれることなく、無事に目的の宿まで送り届けてもらえたので良かったんじゃないかと思っている。
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