夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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ウェリントン(Wellington)→ブレナム(Blenheim)
2008.02.14
ニュージーランド国内移動

移動内容
06:50-07:00 宿からフェリー乗り場へのシャトルバスが出る駅構内まで徒歩で移動
07:00-07:45 シャトルバス待ち
07:45-07:56 駅からフェリー乗り場までシャトルバスで移動
無料
08:00-09:10 チェックイン。この時、飛行機と同じくスーツケースも預ける。船に乗り込んで出帆待ち。
09:10-12:30 ウェリントンからピクトンまでフェリーInterislanderで移動
フェリー運賃 N$52(=US$40.94)/人 by クレジットカード
※8時25分発11時35分着予定だった
12:30-12:44 下船、バゲッジクレームで荷物受け取り。この間、次に乗るバスの運転手を探して待ってもらうように依頼。バスに乗り込む。
※バスは12時40分発のチケットを購入していた
12:50-13:20 ピクトンからブレナムまでバスSouthern Linkで移動
バス運賃 N$8(=US$6.30)/人 by クレジットカード
ネット予約料金 N$0.7(=US$0.55)/回 by クレジットカード
※予約はネイキッドバスのサイトから行ったが実際に走っているのは提携しているサザンリンクという会社のバスだった。バスにはネイキッドバスのロゴの看板も置いているのでわかる。
13:20-13:45 到着したのがブレナムの駅前で観光案内もあったので資料をもらう。そこから1km離れた宿まで徒歩で移動。
※2008.02.11現在US$1=N$1.27で計算。N$はニュージーランド・ドルをあらわします。

 北島のウェリントンから南島のピクトンに向かうフェリーのチケットは、出発の3日前の2月11日にインターネットで予約し、ネット上でクレジットカード支払いで購入した。予約確認のページをプリントアウトしておいたので、出発当日のチェックインはこの紙を見せるだけで問題なくできた。

 北島から南島に向かうフェリーはInterislander社の他にBluebirdという会社も出している。チケットの価格は出発する時間帯によって変わってきて、夜行が一番安いが予約しようとした3日前にはもう両社とも完売状態だった。日中の便ではInterislander社が安かったので(といってもBluebird社はN$55なのであまり変わりないが)、Interislander社にした。

 ウェリントンに到着してからちょっと青ざめたのは、鉄道駅のすぐ脇にあるフェリー乗り場はBluebirdのもので、Interislanderは鉄道駅から5kmくらい離れた場所から出発することがわかった時。せっかくN$3安いチケットを購入したのに、タクシーで行ったのでは意味がない。しかし、Interislander社の予約状況をプリントアウトした紙をよく見ると、鉄道駅から無料シャトルバスが出ていることがわかり、一件落着。

 シャトルバス乗り場は駅正面から構内に入って右端の線路の更に右側に待合室がある。

 フェリーの出発時間30分前にシャトルバスが出ると書かれているのだが、予約表の注意事項には「出発の30分前までには港に来てチェックインを済ませておくように」とも書かれている。駅を30分前に出たら、港でチェックアウトして30分前に待機するのは無理だ。ということは出発の30分前の更に30分前にバスが来るのだろうか?

 詳しいバスの時間が書かれておらず何時にバスが来るのかわからなかったので、8時25分のフェリーに乗るために7時からこのバス乗り場で待機してみた。結局、バスは出発の40分前にやってきて30分前に出発。やはり出発時間の30分前出発と言葉通りに考えてよかったようだ。

 バスは後ろに荷物入れのカーゴを引いているので、そちらにスーツケースやバックパックを入れて、人間はバスに乗り込む。

 港までは8分。

 荷物を降ろしてチェックインを行う建物に入るとチェックインフロントの4つの窓口にはずらりと人が並んでいた。





 チェックインはまるで飛行機に乗る時のようで、ここで大きな荷物も預けることになっている。バゲッジクレームのチケットがついた乗船券をもらったら、いよいよ乗船だ。



 私は豪華客船というのに乗ったことがないのだが、この船は「豪華客船ってこんな作りなんだろうなぁ」と思わせる。なんたって地下2階、地上(水上?)7階立てで艦内はエレベーターで移動するのだ。

 地下には有料の映画ルームがあって映画が上映され、3フロアーに渡ってレストランとバーがいくつかある。

 バーの一角には電源が使える場所があり、自分のPCを広げている人もいた。

 インターネット環境はどうか?

 残念ながら通常のエリアではインターネットは使えない。ただしVIPルームというのがあって一人N$60だったかなぁ、乗船運賃よりも高い金額を支払うと、フリードリンク、フリーフード、新聞、インターネットのあるエリアに入れる。

 こうした食事やエンターテーメントに興味がなくて、静かに目的地に向かいたい人のためには、リクライニングする椅子席が用意されているが、この椅子も飛行機のエコノミーよりはずっとゆったりしていた。

 一番上は甲板になっていて景色が楽しめる。

 出発して2時間もすると、もう南島の海域に入ってくる。南島の到着地ピクトンはフィヨルド地形の中にあるので、南島の西南にあるミルフォードサウンドほどではないがフィヨルドを楽しみながらクルーズできるのだった。

 この頃になると雲に覆われていた空にも青空が見え始め、甲板には人がどんどんとあがってきた。

 フィヨルドの風景も面白かったが、この時の雲の様子も興味深かった。入道雲と秋の空のようなうろこ雲が一緒に出てきて、空一杯に広がっている。ああ、面白いなぁと見入っていた。

 ところで、到着が近くなるに従って時間が気になる。


 出発時間が既に45分遅れている上に進行も遅れていて、この分では到着予定時間が1時間以上遅れそうだ。私たちは到着予定時間の1時間後に出発するバスを予約している。いつもながらネイキッドバスという格安のバス会社のチケットで、乗り遅れたらチケットはパーになる。

 まずい。

 到着が近づくに従って、同じ事情を抱えているのか人々が出口に集まってきた。私も係員に事情を話して一刻も早く降ろしてもらえるようにお願いしてみた。フェリーが港に入ると、まず車で来ている乗客が自分の車に乗るように指示される。

 ええ?車で来ている人が先に降りるの?それじゃぁ徒歩の客はますます下船が遅れるじゃないかぁーーー。

 と焦りで顔がプチプチと熱くなってきたのだが、違った。

 車で来ている人たちが自分の車の中に納まると、先に徒歩の客が下船し、後から車が降りるという順番になっているようだった。よかった。

 とにかくできるだけ急いで下船してターミナルに入った。バゲッジが出てくるベルトコンベヤーの左が出口になっていて、その先に数台のバスが停車しているのが見える。

 夫に荷物を見ていてもらって、私はバスを探して運転手に待ってもらうように話をつけに走った。「ネイキッドバス」という小さな看板をつけたバスのロゴはSouthern Linkという会社名。どうやらインターネットの販売窓口をネイキッドバスが提携して請け負っているようだ。とにかく運転手も見つかって待ってもらえることになり一安心。 出てきた荷物を受け取って、カートに乗せたらバスに向かって走れ、走れ。

 こうしてクライストチャーチ行きのSuthern Linkのバスに無事に乗り込むことに成功した。

 バスはそれから少し人待ちしていたので、フェリーが遅れてもこのバスはフェリーを待ってから出発することになっていたのかもしれないが、それにしてもドキドキの乗り継ぎだった。

 フェリー乗り場からピクトンの町を通り、牧歌的な景色の中を走ること40分。

 ワインの生産で有名なブレナムの列車駅前に到着した。列車駅に観光案内所もあったので、ブレナムでの目的であるワイナリーツアーの資料を集め宿に向かった。

 宿はここから1kmも離れている。ブレナムの宿はどこも駅から1kmくらい離れているような感じだったので仕方ない。晴れているのが幸いだった。


 こうして午後2時前に宿に到着。

 因みにフェリーで数人と言葉を交わしたが、ピクトンから先は西側のアベルタスマン国立公園に向かう人が多かった。海岸沿いにある国立公園で海岸線と森林を見ながらのトレッキングが面白いということだった。私たちはニュージーランドのワイナリーに興味があったので東側のブレナムに来ることにしたのだった。食い気に走ったってことだ。


 
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