ベリーズ/キー・カーカー |
2005.08.01 キー・カーカー
Judy さん
キー・カーカー発の「マナティーを見に行くツアー」で一緒になったアメリカ人。だんなさんと来ているが、今日は単独で参加している、とのこと。
言葉の違う人が参加するツアーで、誰もがあまり英語が得意でない場合、ジュディーのように気遣いのあるアメリカ人がホステス役を買ってくれると、非常に助かる。
彼女のお陰でスペイン人、イタリア人、日本人のコミュニケーションが円滑に進んだ。感謝、感謝。
「今回は夏休みなの?」と聞いたら、彼女は今フリーランスで働いているので、自分の好きな時に休みを決められるのだ、という答えが返ってきた。
ワシントンD.Cに夫婦で住んでおり、以前はケネディー・センターで働いていたが、退職して、子供に美術を教える教師をしていたそうだ。今は、その教師を指導する仕事をフリーランスで行い、全米の20ヵ所とコントラクトを結んで、指導するために全米を周っているそうだ。各地を訪れることができるし、コントラクトの期間もわりと自由がきくので、今の仕事は気に入っているということだった。
ワシントンD.Cには、入場無料でレベルの高いスミソニアン博物館群があるので、もし来たら是非ご案内したいと言ってくれた。かれこれ15年くらい前に訪れたことがあると告げると、内容も変わっているし、新しい博物館もできているので、是非もう一度来るべきだと言われた。ワシントンD.C、行ってみようかな?
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2005.08.04 キー・カーカー
Ricky くん
同じ宿にいたスペイン人一家の一人息子。英語を勉強中ということだが、思わずスペイン語になっちゃって、会話するのが大変、大変。
エメラルドグリーンの目をクリクリさせて、本当に可愛かった。
今日は、この一家が1ヵ月住んだキー・カーカーを離れてグアテマラのアンティグアに出発するというので、記念写真撮影。「写真撮るよー」というと、なぜかリッキーは直立不動になる。日本にもこういう子、いるよね。
キー・カーカーからベリーズ・シティーまでボートで行って、そこからTACAという航空会社の飛行機でアンティグアに行くそうだ。お母さんが多少英語ができるので話したところ、お父さんの休暇が終わる8月25日までグアテマラを旅行してバルセロナに帰ると言っていた。それにしても、長い休みだ。
ここでは1週間ほど一緒に滞在したが、お母さんは朝、洗濯をし、お父さんは新聞を読んだり、クラシック音楽を聞いたり、網戸の掃除をして、午後は近所のビーチにでかけているようだ。リッキーは地元の子供と友達になり、そこら辺を駆け回っている。滞在期間が長いので、旅行というよりも、本当に普通にゆったりと暮しているという生活が垣間見えた。日本人で定年退職された方も、海外でこうしてゆったりと暮しているのだろう。
日本でも、過密スケジュールで、仕事のように休暇ツアーのスケジュールをこなす旅行ではなく、滞在を味わうというスタイルの旅行に移りつつあるような気がしているが、どうだろうか?
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2005.08.04 キー・カーカー
Luciana さん
ルチャーナさんが主催するSeagull Adventuresは、シュノーケリング専門のツアーを行っている。
ミラノから来たという彼女は、イタリア語・スペイン語・英語が話せることと、シュノーケリング専門という切り口で、このキー・カーカーで、7年間の実績を積んでいる。
ツアーでは、シュノーケリングマスクが曇らないように、顔の日焼け止めを落とすように注意してくれたり、シュノーケリングポイントに入る前には、必ず一人ひとりのマスクをクリーナーで掃除してくれる。ポイントを見て周るスピードもゆっくりしているし、解説も丁寧だ。10人を超える場合は2艘に分割してツアーをすると言っていた。こうした彼女の気遣いがツアーのそこここで見られるのということと、必然的にラテン系のお客さんが多いので、陽気な客と一緒に回れるというのが、ここのツアーの魅力だ。値段はちょっとだけ他よりも割高だが、それに見合うサービスが得られると感じた。
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2005.08.04 キー・カーカー
Anne-Sophie さんと Charles さん
ツアー会社のオフィスで、ツアーの出発を待っていたら、この2人が来た。アンソフィーさんはパリから、チャールスさんはカナダのケベックから来たそうだ。
日常はフランス語を話す人たちだが、2人とも英語がうまい。
アンソフィーさんは、パリもパリ、シャンゼリゼ通りの近くに友達とフラットをシェアして住んでいるという。我々がパリにも行く予定があることを告げた後で、「パリで1ヶ月くらい滞在する場合にフラットを探すとしたら、どうしたらいいのだろう?」と聞くと、フュザックという地元新聞を見ればいいと教えてくれた。更に、「連絡しておいてくれれば、いい物件を見ておいてあげる!」という嬉しい申し出。素晴らしい!家賃の高いパリで、どうしたらいい物件を探せるのか、今から頭が痛いところだったのだが、光が見えてきた。
出会って10分も経たないうちに、彼らは別のツアーなので去っていった。去り際に、アンソフィーさんは「必ずメールしてね!」と念押ししていった。
パリでアンソフィーさんと再会できたら楽しいだろう。
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2005.08.04 キー・カーカー
Big Fish のママ
今日のツアーはBig Fishという会社。受付には、このママが座っている。
キー・カーカーには、様々な人種が住んで、言語もそれに応じて存在している。、このママはクレオールで、日常はクレオール語を話すそうだ。クレオール語ってどんなの?と聞くと、「英語に似ているの。例えば、英語でレッツ・ゴーは、クレオールではレッゴー、英語でカモン(come
on)は、クレオールではカメンになるのよ」と言った。どうやら、ちょっと早口にして、ある種のなまりで英語を話すとクレオール語になるのか?という感じだった。クレオール発音で、レッツゴーとカモンを練習していたら、大きな体を揺すって笑っていた。
次に、クレオール料理について聞いた。長粒米と小豆を炊き込んだRice and
Beans、ポテトサラダ、メインとしてはフライドフィッシュか、リカルドという調味料(本日の献立の2005/8/4の昼食を参照)に漬けたチキンのシチュー(シチューといってもチキンのみ)が有名だそうだ。キー・カーカーではSYDSという店でクレオール料理が食べられると教えてくれた。更に彼女の特別レシピでは、リカルド漬けのチキンをオーブンに入れた後、8分通り火を通したら、BBQソースを刷毛で塗り、仕上げの火を入れるのだそうだ。「うーん、これ、最高においしいのよね!」と、彼女は親指と人差し指で丸を作り、口の前に持っていきながら、楽しそうに話した。
「あれ?ツアーの出発時間、過ぎているんですけど。」というと、「ああ、さっき連絡が入って、船が桟橋で待っているから、もう行ってちょうだい」。料理の話に熱くなって、我々を出発させるのをちょっと忘れてしまっていたようだ。
さて、Big Fishは、日本人バックパッカーが多く宿泊するDaisy'sという宿の隣。昨日ツアーを予約しに訪れた時、別の男性からB$95と聞いた値段は、今日ママに確認したらB$80と言われた。お金を払うのはママにして、ママに値段を聞くといいだろう。
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