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マダガスカル/キャンプ・カタ |
2007.04.29 キャンプ・カタ他
ヴィンセント・オーブリァさん
Vincent Aubriar
フィアナランツァのホテル・クツヤニスで、アンドリンギチャ国立公園の美しい写真を見て、急遽アンドリンギチャ行きを決めた。
その時に、このホテルに宿泊していて偶然にも同じく翌日にアンドリンギチャ国立公園近くのキャンプ・カタに向かうというカップルに出会うことができた。それがこの二人。
ロッククライマーカップルである二人はアンドリンギチャ国立公園やキャンプ・カタという宿泊地の裏手にある大きな岩山に登るのを楽しみにしていたのだった。
彼らはタクシー・ブルース・ステーションでどうやって行くのかなどの情報を聞いてきて、私たちにも教えてくれ、更には翌日一緒に行くことも提案してくれた。お陰でフランス語の問題もなくキャンプ・カタにスムーズに到着することができた。
キャンプ・カタはいわば高級アウトドアロッジ。公共の交通機関で途中まで行けるものの、その村から宿泊施設までは10kmの道のりを歩くか一人US$14支払って宿の4WDサービスを利用するしかない。オーブリァカップルは、一人は徒歩、一人は車に乗るという作戦で、荷物は車で運ぶものの運賃は1人分で済ませることにしていた。「こうした不当な交通費に賛同できない」ときっぱりとした口調で語る彼女は、私たちと金銭感覚も似ていて非常に盛り上がったのだった。
その後、イサル国立公園をトレッキング中にバッタリと再会。キャンプ・カタから出る際にタクシー・ブルースにだまされたがお金を取り戻したエピソードを私が話すと、彼女は「よくやったわ」というようにうなずいてくれて、私も溜飲を下げることができた。私の話し相手をしている彼女をよそに、オーブリァ氏はさっさと衣類を脱ぎ去ってナチュラルプールにドッバーンと飛び込んでいたっけなぁ。
で、3回目にはトゥリアルの空港でまたまた再会。彼らはアンタナナリヴ乗り換えで来たのディエゴ・フアレスに向かおうとしていた。そこには又、別のいい岩があって登るのだそうだ。
いつ会っても爽やかでおだやかでとても感じの良いカップルで、世界中の色々な岩を登ってみたいと目を輝かせて語る二人が印象的だった。
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