献立:トースト、ピーナツバター、牛乳、コーヒー、紅茶
<別れがたい宿>
真冬のマレアレアのこの宿は目の前の山間から朝日が上がるのが7時15分だった。朝日でオレンジ色に染まる景色を見ながら寒いけど外で朝食を摂っていると、必ず5匹の犬のうちの数匹が朝の挨拶にやってくる。万が一パンの一切れでももらえないかと思っているみたいなんだけど、あげないから諦めて行く。こんな日を2日過ごしただけでも、かなり離れがたい愛おしさを感じさせてくれる場所だった。