夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2007.10.10
ナクル湖サファリツアー

ケニア:ナクル

 ナクル湖にはサファリをするために立ち寄った。ナクル湖には大量のフラミンゴがいて、「フラミンゴでピンクに染まる湖を見る」というのがナクル湖サファリの大きな特徴だとガイドブックに書かれていた。

 夜行バスで深夜にナクルの町はずれにあるアカンババスの事務所に到着して、朝まで事務所の待合室で仮眠して、10時前にホテルに到着。

 そんな状況をどこから見ていたのか、チェックインしようとしたらフロントに旅行代理店の男があらわれて、早速ナクル湖サファリツアーのお誘いを始めた。

 私たちはナクルに入るに先立って、ナイロビのプラネットサファリという旅行代理店にナクル湖サファリツアーのオリジナル手配の見積もりをお願いしておいた。プラネットサファリでは今年の2月にマサイ・マラ国立公園への2泊3日のツアーを行い、6月にモーリシャスからナイロビに戻ってきた時にタンザニアのモシへのシャトルバスの手配をお願いしていて、今回3回目の利用という事になる。ってことで、「いい値段をよろしく!」という見積もり依頼をメールしておいたのだ。

 オリジナル手配は、朝ナクルのホテルからピックアップしてもらってナクル湖のサファリを行い、サファリ終了後にお昼ご飯を食べて、ナイロビまで荷物ともども車でプラネットサファリのドミトリーまで連れて行ってもらいたいという内容だった。プラネットサファリのサイト上ではナイロビから日帰りナクル湖サファリツアー(昼食付き)は一人US$120と言っている。US$90なら上出来だと思っていたが、プラネットサファリからの見積もりは公園の入場料金も込みでUS$100だった。しかもケニア・シリングで支払うならKSH7000ということで、時価のレートに換算するとUS$103相当になる。これに対して、「サファリを購入しているので、通常、御社が行っているナイロビのプラネットサファリオフィスにあるドミトリー3泊無料という条件が付くと認識している」と追加メールを送ったのだが、これに対しては返答がなかった。

 もしナイロビでの3泊無料が付くのなら断然プラネットサファリでツアーを買ったほうがいいし、ナイロビ3泊が無料にならないとしても、ナイロビまで車で送ってくれる条件付きでナクルにある旅行代理店がこの条件を上回る価格を出せるとは思っていなかったが、折角フロントまで訪ねてくれているので、聞いてみた。

 「ナクル出発で、ナクル湖サファリして、お昼ご飯付けて、ナイロビまで大きな荷物も一緒に送ってくれて、ナイロビ3泊の宿泊付きでUS$90で出せる?」

 男はうーんとうなって携帯電話でどこかに電話をした。

 で、ナイロビ3泊ではなくナクル3泊付きならUS$90で出せるとオファーしてきたが、ナクルの宿泊は一泊KSH500で済むのに対して、ナイロビの安全な場所での宿泊は一泊KSH1500と3倍はかかる。それじゃぁ、全然価値がない。

 そう言うと、男は別の場所に電話する振りをしたまま後ずさっていなくなってしまった。ということでプラネットサファリに本決まり。メールでサファリをする旨と宿泊先を連絡して、ナクルに到着した翌日にピックアップしてもらうことになったのだった。

 メールのやり取りでは朝8時半に迎えに来るという話だったが、朝8時に女性が迎えが来た。大急ぎで部屋をチェックアウトして、宿の倉庫に荷物を預けて出発することになった。この女性はプラネットサファリのナクル事務所のマネージャーだそうで、彼女の運転でひとまずナクル事務所前の駐車場に移動。そこで、今日のドライバー兼ガイドの男性が来るのを待った。やってきた車はサファリカーではなく普通の乗用車で、ツアーは私たち2人だけのようだ。車はサファリカーではないがプライベートツアーを組んでくれたようだ。ガイドは今朝早くナイロビからやってきたのだそうだ。

 ガイドの車に乗り換えて、町のはずれまで20分程走ればナクル湖。ナクル湖はナクルの町から見えるくらい近いのだった。

 ゴミゴミしたナクルの町とは全く異なり、公園の敷地に入るや緑の絨毯が広がる中に木々が茂る風景で、高級ゴルフ場か高原避暑地の高級ロッジにでも来たようだった。ナイロビからナクルの町を通らずに直接ここだけ来たら、ナクルとは何と美しい所だろうという印象になるだろう。

 公園に入場する前にちょっとトイレ休憩。

 入り口でガイドさんがチケットを購入してくれて(一人US$40もする!)そのまま車で入って行くことになった。

 私たちがナクル湖攻略を研究している時には、ナクル湖の近くにユースホステルがあるので、そこに宿泊して公園内は湖の近くまで歩いて行くってのはどうだろうかという検討もしてみた。公園内にはキャンプサイトもあるので、てっきり歩いて見て周れると思っていたのだ。

 ところが現地に来てみると、公園内にはフラミンゴだけではなく鳥類は450種類、他にも様々な哺乳類が生息していて、危険なので徒歩で入ることは禁止されているというではないか。ガイドブックには公園内は徒歩で歩き回れないとは一言も書いていない。サファリだから当たり前だということなのだろうか。

 結局、せっかく来たのだから歩いて見るよりも車を使って存分に見た方がいいということと、どうせナイロビに移動して宿泊することを考えると、先のプラネットサファリに頼むのがベストだということになったので、「公園内を徒歩で歩く計画」はなくなったのだが、そうでなければ現地に来てから慌てる所だった。危ない、危ない。

 ガイドさんは車を走らせながら周囲に生息している丈の高い木について説明してくれた。この木はイエローアカシアで木の幹が黄色がかっているアカシアなのでこの名で呼ばれている。かつてアフリカに入植してきた英国人がこの木の下でキャンプをすると高熱の病気にかかることから、この高熱の原因がイエローアカシアにあると考えて「イエローフィーバー(黄熱病)」という名称が付いたのだという説明があった。実はアカシアが問題なのではなくアカシア付近にいる蚊が原因だったのだが、今でも黄熱病の名前は残っている。

 そのアカシアの林の道では、バブーン(ヒヒ)の集団に遭遇した。ベビーシーズンらしく、子供を背中に乗せた母ヒヒが友人とおしゃべりしながら日の当たる道を散歩している姿は、近所の奥さんの日常生活みたい。子供の目つきがやぶにらみであまり可愛くない、それがヒヒのベビーの印象。

 ナクル湖というのは少し変わっていて、流れ込む川はあるのだが、湖からはどこにも流れ出していかないのだそうだ。だから、雨季と乾季では湖のサイズが異なるのだそうだ。

 また、ナクル湖の土壌にはソーダが含まれていて、それが湖水に染み出して塩水になっている。特殊な赤いプランクトン(アーギー)が繁殖するので、フラミンゴがそのプランクトンを食べるために集まってきて、しかも赤いプランクトンのためにフラミンゴの羽もピンク色に染まっているのだそうだ。

 やがて湖を周遊するアカシアの道を左折して、湖に近づく道に入ると、潅木の茂みの中に、立派な角のウォーターバックのオスの群れがいた。ウォーターバックは、肉食動物に追われると水側に逃げるためにこの名前が付いている。


ショッピングセンターの上にたたずむハゲコウ。

ジンジャのメインストリートにあるスーパー前の樹木の上のハゲコウ
 湖に近づいて行くと、巨大な鳥の集団が左手に見えてきた。これはアフリカハゲコウ(マラブーストークMarabou Stprl)。

 コウノトリの一種で立った時の高さは人間の腰くらいまでありそうだ。頭にポヤポヤした毛が生えていて、喉からピンク色の袋が下がっていて、まぁ「感じ悪い」鳥なのだが、ここケニアのナクル湖だけではなく、ウガンダでは首都のカンパラのショッピングセンターの建物の屋上に来ていたし、同じくウガンダのジンジャでは町中のスーパーの前の木の上に見かけた。からす並によく見る鳥なのだが、羽を広げて飛ぶと「わっさわっさ」と羽音が聞こえるほどで、恐竜のような怪鳥にも思える。

 また、立ち上がった姿は黒い世界の裏の裏まで知り尽くした往年の政治家のようにも見える。

 「感じ悪い」けど、なかなか見飽きない鳥でもあるのだ。





 やがて見えてきた湖は、かなたが全てピンク色に埋め尽くされる風景だった。全部フラミンゴだ。フラミンゴが数多く生息すると聞いていたが、これほどの規模だとは思わなかった。岸辺からかなり湖の中に入り込んだ部分にいるので目の前に見えるわけではなく、思ったよりも遠いなぁというのが最初の印象だった。それにしてもずーーーーっと奥までフラミンゴで敷き詰められた湖面は圧巻だった。


 足元の岸辺にはフラミンゴの羽がたくさん落ちているが、全体に薄いピンクがかった羽の先だけが赤く染まって、これが集まってピンク色のフラミンゴに見えているようだ。

 白っぽいフラミンゴとより赤みの強いフラミンゴがいるのだが、食べたプランクトンの量に比例するので、若い頃は白っぽく年を取るとより赤みが増すということだった。

 また、ここにはグレーターフラミンゴとレッサーフラミンゴという大きさの異なる2種のフラミンゴがいるそうなのだが、これは遠目なので識別はできなかった。

 この後、エジプトから渡り飛んできて住みついたエジプシャンギースという鳥、小さくて尾が長いバベットモンキー、頭に冠を付けた鳥、クラウンプロヴァー、レッドビルオクスペカというクチバシが赤くて体が黒い鳥を背中にのっけたシマウマ、そしてキリンの登場だ。

 このキリンはロットチャールドというキリンで、マサイマラで見たマサイキリンともその他の地域で見たあみ目キリンとも異なる模様で、アフリカで見る3種目のキリンということになる。親子で仲良く食事中だった。オスは子供のころは模様の色が薄い色だが、大人になるとこげ茶色になってくる。

 お次はフラミンゴを背景に、小型のレイヨウ類のトムソンガゼル。体が上から茶、黒、白でメスも角があるのが特徴。臆病なので近づくとすぐに逃げてしまうので、常に遠目からしかとらえられない種類の動物だ。

 臆病かもしれないが、いざとなると人間も襲われる怪力の持ち主はバッファロー。これはケープバッファローと呼ばれる種類なのだそうだが、他にどんな種類があってどう違うのかは不明。いつ見ても真ん中わけヘアースタイルの怖いおばさんみたいだというイメージはバッファローに共通している。

 遠目からハイエナとシマウマの集団を見ると、ナクル湖の東入り口から入って半時計周りに90度周ったことになる。

 湖の南側にあたる部分には高台のバブーン・クリフがあり展望台になっていて、大抵はここの展望台で休憩ということになるようだ。私たちもバブーン・クリフへと向かうことになった。

 フラミンゴがちらちらと白く見える湖を背景に白サイが散歩して、その前をシマウマが駆け抜ける。あるいは、シマウマが休憩している手前の枝にとても美しい鳥がいる。

 ナクル湖は視角の中に数種類の動物が入ってくるのが他にないサファリだ。右手に目を移すとシマウマが、左手に目を移すとインパラの群れが走っているなんていうのはマサイマラではよくある光景なんだけど、一発で見られるってのは珍しい。そうそう、ナミビアのエトーシャ国立公園は別格だ。あそこは水飲み場がたくさんあって、乾季になるとそこしか水補給ができないので、多種の動物が集まって一堂に介するから、驚く種類と数の動物を一気に目にすることができる。

 そうでもない限り、いわゆる普通のサファリでは、多種多数の動物を一気に目にできるのは珍しいと言えるのではないだろうか。

 全身が光り輝くようなブルーに包まれた鳥はスーパーブスターリングSuperv Starling。日本ではテリムクドリと呼ばれるようだ。

 湖沿いの道をはずれて、クリフへ向かう道に入ると再びバブーン(ヒヒ)の集団に遭遇。ここのバブーンも人馴れしていて、全く動じることなく生活している。それどころか、車の窓を開けていると、時に車の中に手を入れて物を持っていくこともあるので注意するようにガイドに言われたくらいだ。恐々と窓を開けて写真を撮るとさっと閉める。ヒヒはそうした様子を一部始終じーっと見ているのだった。どっちが観察されているのかわからない状態だ。

 ヘアピンカーブを何度か曲がってクリフに到着。ここは車を降りることができる。展望台からはナクル湖が一望できて素晴らしい景色が楽しめた。


 私たちが最初にフラミンゴを見たのは、上の写真では湖の左手になるのだが、こんな遠くから見てもそこだけピンク色に湖面が染まってみえるくらいフラミンゴで敷き詰められているのがわかる。

 この写真はそのもっと手前で数も少ない場所なのだが、それでもピンク色の粒々が数多く見られた。

 展望台は東屋が1つとそれに続く手すりの部分があり、車から降りられる場所ということもあり多くの観光客が訪れていた。

 その中で、ケニア人女性を運転手に仕立てて白人の若い旅行者4人組というグループが来ていた。知り合いなのか、たまたま宿泊した宿で働いている女性に運転を依頼したのか。とにかく女性はガイドではないらしく、道に不案内なために私たちのガイドに助けを求めてきた。携帯電話の番号を交換して、困ったら電話してくれと私たちのガイドは彼女に言っていたのだが、この後、数回SOSの電話を受けることになる。車でナクル湖に入るのはいいのだが、しっかりした地図と運転手以外にナビゲーターをつけないと道に迷う羽目になるようだ。

 展望台の手すりの下は岩がゴツゴツした崖になっているのだが、この岩にも小さな動物が生息している。ロックハイラックスという名前だそうだが、ペルーのマチュピチュの石にも同じ色のウサギのような生き物を見たし、ボリビアのウユニ塩湖南部の岩場でも同じ色の似た生き物を見た。

 ロックハイラックスは体調30cmくらいで、ちょうどぬいぐるみみたいな大きさもあって、展望台に集った観光客には大人気だった。


 クリフから下りて、再びナクル湖沿いを反時計回りに周る。このツアーではナクル湖を一周するということだ。

 インパラのオスだと思われるレイヨウ類の後ろにイノシシがいる。イノシシは英語でワイルドピッグなのでガイドに「ワイルドピッグだよね?」と確認すると、「そうだけど、別名ブンパとも言う」と説明する。ブンパ?聞いたことないなぁ。スワヒリ語かと確認すると、ライオンキングでいのししが登場して、その役名がブンパだと言われた。ガイドさんとしては笑いを取ろうとしたのに、私たちがライオンキングを知らなかったので単なる説明になっちゃって、えっとー、笑う所だったのか?微妙な空気になってしまった。

 ま、そんなこともありつつ・・・。

 道はいつしか湖沿いになり、すぐそばにペリカンの一群が泳いでいるのが見えた。ペリカンの集団はスイーッと泳いでいると全員が突然水の中に頭をつっこみ、またそっくり同じタイミングで顔を上げる。

 ガイドさんはペリカンのダンスだと説明してくれたが、私が思うに湖水中に魚を発見するので一斉に頭を水に突っ込んで食べているんじゃないのだろうか。

 まぁ、理由はどうあれペリカンの一糸乱れぬ群舞は面白くて見入ってしまった。

 すると、ガイドさんが慎重に車のスピードを緩めて停車。何と車のすぐ左先にブチハイエナがいる。こんなに近くでハイエナを見たのは初めてだ。

 うずくまっている姿は犬みたいに見えるし、毛並みがフサフサとして顔も雑種の犬のようにかわいらしい。ハイエナというと腐肉を食らうとか漫画では目が真っ黒に描かれるなど、とかく不吉なイメージで描かれがちだが、実際には可愛いじゃないか。

 しかし、遠くを見ようとして首をぐぐっと伸ばすと異様に首が太くて長い。これがハイエナの特徴なのだ。

 それにしてもハイエナに対するイメージが大分変わった。

 水浴びする水牛を観察して尚も車を進めると、右手の草原の中に白サイを発見。

 スワジランドのムカヤ・ゲームリザーブで見たサイよりも小ぶりだが、それでも1トンくらいはありそうだ。

 白サイと黒サイというのは唇の色が白だ黒だという説明を聞いたことがあるが、乾いていると全て白く見えるしよくわからないのだがとガイドさんに言うと、白サイは地面に生えている草を食べるし、黒サイは木の葉を食べるために、黒サイの上唇は葉を食べやすいようにフックになっているのが見分け方だと教えてくれた。なるほど。

 この先では、インパラのメス、シマウマ、ヒヒなどを見ながらサファリが進む。すると、湖に向かう脇道に再びサイを発見。

 ここにはペリカンとフラミンゴも生息していて、サイト一緒に見ることができた。

 しばらく、ペリカンとフラミンゴを楽しんでから同じサイの元に戻ると、上がってきた太陽の日差しが「もう我慢できない!」と泥穴に体を入れ始めた。

 暑い上に体が重いのでサイがフーフーいっている荒い息遣いが聞こえてくるくらいの距離で見ていて、サイが暑がっている気持ちがこちらにも伝わってくるようだ。体の片面を泥に漬けると、よっこらしょと向きを変えて反対側にも泥をつけ、正面を向いて動かなくなった。ガイドさんは、サイはこのまま夕方まで涼むすもりだろうというので、この場を離れることにした。

 そろそろナクル湖の北側を走っていることになる。しばらく湿地帯に空が映し出される美しい景色が続いたが、やがて南側と同じアカシアの林の向こうに湖が見える景色になった。

 ところが不思議なことに北側には全く動物がいない。ガイドさんも理由はわからないのだそうだが、とにかく南側にはあんなに頻繁に見かけた動物が一匹も生息していないのだった。だから、北側はひたすら走り抜けて入ってきた入り口をめざすことになった。

 動物の説明はなかったが、こちら側には公園内にある高級サファリロッジが2ヵ所あり、その説明はあった。サファリロッジに立ち寄ってビュッフェスタイルのお食事をするだけで一人US$25とかするという話だった。日本の物価感覚からしたら高級ロッジでのビュッフェとしては「安い!」という感覚かもしれないが、一泊US$7くらいの宿に宿泊している私たちの感覚からすると恐ろしく高いということになる。まぁ、今度来る時はそういうサファリも楽しみたいものですねぇ。

 こうして朝8時にピックアップされて、もとのホテルに戻ってきたのが12時45分。公園内での滞在時間は3時間半。フラミンゴだけだと思っていたのに、次から次へと様々な動物があらわれて非常に充実して楽しめた3時間半だった。ナクル湖のサファリツアーはマサイマラの広大な土地を動物を探して車を飛ばすというサファリ感覚はないものの、短時間のうちに動物出現率が高いという魅力があった。私たちのアフリカでのエンタテーメントのしめくくりにふさわしいイベントだった。


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