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2007.05.29 Vol.2
空港に一番近い村
マダガスカル:イヴァト |
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5月29日に空港に一番近い村、イヴァトにやってきた。明日の朝は6時20分の便。アンタナナリヴから空港までは17kmだったかと思うが、余裕を見てイヴァトに移動してきたのだった。
残ったマダガスカル・アリアリをドルに返金しようと散歩がてら空港まで行ってみた。ロンリープラネットにも掲載されていて、外国人旅行者が朝早い便の前泊によく利用するHotel
Restaurant Manoir Rougeに宿を取ったのだが、そこから空港までは歩いて15分程度。近い、近い。
いままで国際空港に徒歩で行ったことなんてない。国際空港といったら周囲の村や町から離れているのが相場で、歩いて国際空港に行けちゃうマダガスカルって・・・。
ホテルから村のメインストリートを歩いて行くと、食料品店、中華レストラン、マダガスカル風なカフェ、両替屋などが並んでいて、いなかの村だがそれなりに機能が整っている所だった。ここの両替屋にレートを聞かなかったのが悔やまれる。空港よりはいいのかもしれなかったのに。
メインストリートはやがて道なりに左折する。この道をまっすぐに歩いて同じくらいの距離、だから500mくらいか、そのくらい行くとやがて右手が空港になる。
空港のゲートの目の前がタクシー・ブルースの乗り場になっていて、イヴァト村を経由してアンタナナリヴに行くタクシー・ブルースが頻繁に出ているようだった。だから一番安くアンタナナリヴへ行くには、空港の敷地を出てすぐの道から、左向きに走るタクシー・ブルースに乗ればいいということになる。これを知らないと、空港敷地内にいるタクシー運転手につかまり、タクシー・ブルースの乗り場まではとても遠いとか、乗ったとしても盗人が満載で危ないとか、色々とたぶらかされて高い料金でタクシーに乗せられてしまう。荷物が少なくて、旅行経験が豊富な人ならば、これらのタクシーの勧誘に負けずに空港の外に出れば、すぐに安い乗り物が待っているということになる。
空港でマダガスカル・アリアリから米ドルへの換金してくれる場所は2箇所あった。1つは国際線の出入り口、もう1つは国内線の出入り口だ。国際線の方が換金レートがいいが、私たちが訪れた夕方にはもう米ドル切れだったので、レートの悪い方の国内線の両替屋で換えるしかなかった。
今日はタクシーの勧誘がやってきても「イヴァトにいるから」というと、蜘蛛の子を散らすように一発で皆去っていく。ああ、気分がいい。
空港からまた15分歩いてホテルに帰った。夜遅く到着してしまったり、朝早い便でマダガスカルを出る場合に利用するには便利な村だ。
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