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2007.06.11
ヌングイビーチ
タンザニア:ヌングイ |
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私たちがザンジバル島でヌングイに滞在することを決めた一番の理由は、ここに安い宿が集まっているからだった。
この後、西隣のケンドゥアビーチを訪れたが、そちらは一番安くて一泊US$30から、行ってはいないが、ザンジバル島の東海岸はパジェを始めとして高級リゾートになりつつあり、宿はUS$40は下らないだろうと聞いた。
そういう意味において、ヌングイにして正解だった。
でも、ビーチそのものについての情報はあまり持ち合わせていなかったので、その点については多少不安もあった。しかし、10日にヌングイに到着して、宿を決めて、さっさと水着に着替えてビーチに来てみると、そこには予想以上に美しい海が広がっていた。
私たちにとっての美しいビーチとは、まず水の色。ヌングイは私たちを満足させるだけの美しさを保っているビーチだった。
ここの水はきれい!
私たちが経験した海のトップ5に入る美しさだった。ヌングイはリアス式海岸とはいわないが、少し海岸が伸びると、すぐに岩が突き出て海岸線が途切れてしまう。この景色が海岸に面白みを与えているという言い方はできるものの、多くの人は長い海岸線を好むようで、長い海岸線を持つケンドゥアにお株を奪われつつあるようだ。しかし、後にケンドゥアにも訪れたが、光線の加減なのか海流の加減なのか砂の質のせいか、私にはケンドゥアよりもヌングイの水の方が、より濁りがなく澄んで美しいビーチに思えた。
あと、ちょっと波が高いかな。最近の例で言うと、モーリシャスの北端近くにあるトゥル・オ・ビッシュという海岸は、広く湾になっている上に、遥か沖にあるさんご礁が防波堤になって、海は巨大なプールのごとく静かで泳ぎやすい。この美しい色の水に浸りきって、静かに泳げる点でトゥル・オ・ビッシュに軍配をあげてしまうのだった。
とはいえ、ここまで美しいとは予想していなかったので、嬉しい裏切りに私たちはかなり心が躍った。
水の中から見てみると、また水の色が違って見えるのを楽しんだり、人生で初めてかった、しかも紫の「豹柄のビーチサンダルと海」を撮影してみたりと、私たちなりに様々にこのビーチを初日から楽しんだ。
因みに豹柄の紫のビーチサンダルは、私がストーン・タウンで見た中で一番安いビーチサンダルだった。後に同じサンダルを履いている女性をストーン・タウンで見つけて、いくらで買ったのか聞いてみると、私の購入金額の半額だったことには、ちょっとがっかりさせられたが。
ヌングイには1週間をあてていたが、大抵の人は3日から4日の滞在が多いようだ。1日はここからザンジバル島の東側にあるメンバ島というもっと小さな島の近くでシュノーケリングするツアーに参加するのが一般的な過ごし方のようだ。
私たちは、たまったサイトの更新作業もあるので、ゆっくりしながらシュノーケリングツアーも行う予定にした。
これから1週間のお気楽ながらも作業に追われるビーチ滞在が始まる。
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