夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2007.07.11
スワジランドの観光はどうする?

スワジランド:マツァファ

 スワジランドではマツァファにある宿スワジランド・バックパッカーズに滞在することにした。

 ロンプラによるとスワジランドのハイライトはムカヤ・ゲームリザーブMkhaya Game Reserveという野生動物の見られる動物保護区でのサファリ、そしてエズルウィニ・ヴァレーEzulwini Valleyという地域にあるロバンバLobambaでスワジランド王族の文化に触れるってことらしく、それら2つの行われる場所の間を取ると、マンジニManziniに滞在するのがいいだろうと思ったからだった。(下記地図参照)

 スワジランド王族の文化に触れるってのはどーすればいいのか?というのが直前までの疑問だったのだが、モザンビークからスワジランドに入る際に使ったバス内で出会ったアメリカ人女性から、この週末にロバンバで年に一度のお祭りが行われるという話を聞いて、それを見に行ったら文化に触れられるということで、問題はあっけなく解決した。

 マンジニで良さそうな宿の情報を集めてみると、スワジランド・バックパッカーズが一番良さそうだった。しかし、この宿は近年、マンジニから隣町のマツァファに引っ越してしまっていた。ということで、私達はマツァファに滞在することになったのだった。

 私達は、モザンビークの首都マプトからマンジニ行きのミニバスに乗ってマツァファの宿に到達。宿を拠点に日帰りでロバンバの祭りを見に行ったり、ムカヤGRへ日帰りサファリに出かけた。それはそれで楽しかったのだが、後から出会った旅行者の情報を合わせると、もっと別の場所も含めたルートを取ることも考えられた。

 そこで、モザンビークからスワジランドに入って南アのズールーランドかヨハネスブルクに抜ける場合の、「楽しいスワジランド滞在ルート」について考えてみた。

 ルートを考える際のヒントとなった情報をまず挙げてみると・・・。

○ムカヤGRで出会った南ア人の情報
ハラネ・ロイヤルGRに一泊滞在したが、ムカヤGRの日帰りよりも多くの動物を見ることができた

○スワジランド・バックパッカーズに滞在している旅行者の証言
この宿に大きな荷物は預かってもらって、ムリルワネ・ワイルドライフ・サンクチュアリMlilwane Wildlife Sanctuary内にあるゾンデラ・バックパッカーズSondzela Backpackersに宿泊して、宿の周辺を散策して動物見て帰ってきた。あー、楽しかった。という情報

○スワジランド・バックパッカーズに滞在している別の旅行者の行動
この宿に大きな荷物は預かってもらって、北部のPiggs Peakに一泊して帰ってくる予定を立てていた。

 私達が体験したことと、他の旅行者の楽しそうな情報を合わせると、こんなルートになるのではないだろうか?

 モザンビークの首都マプトからはマンジニ行きのミニバスではなく、北部のルマハシャLumahashaを通って、ハラネ・ロイヤル・ゲームリザーブから4km離れたSimunyeで下車。

 あらかじめハラネ・ロイヤルGRに連絡をしておき、Simunyeに迎えに来てもらって、GR内に宿泊してサファリを楽しむ。

 その後マンジニに向かい、マツァファのスワジランド・バックパッカーズで一息。

 ここに荷物を置いて、ムリルワネWS、ピッグス・ピーク、ムカヤGRなどへの1泊2日の小旅行を行った後、スワジランド・バックパッカーズからバズバスで南アのズールーランドあるいはプレトリアあるいはヨハネスブルクへ抜ける。

 マツァファのスワジランドBPを拠点にする理由は、この宿がバズバスBuz Busの停留所になっているからだ。ムリルワネ内のゾンデラBPもバズバスと接続しているので、場合によってはゾンデラ拠点でもいいかもしれないが、ムカヤGRに行こうとすると遠くて日帰りはきついだろう。

 バズバスは、スワジランドと南アの主要なバックパッカー宿をつないで走る旅行者専用のバスを運営している会社で、旅行者は一定区間のバズバスチケットを購入すると、その間の乗り降り自由という定期券方式を採用している。

 宿から宿への移動なので、荷物をミニバスターミナルに運ぶタクシーが不要、値段の交渉が不要、荷物料金を取られる心配もない、乗り継ぎ場所で1時間、2時間と待たされることがない、と精神的に非常に楽な交通手段だ。ただし、ミニバスを利用してぼちぼち行く方法に比べると、値段は格段に高い。

 私達はスワジランドと南アのダーバン間を買って一人R575(約US$80)を支払った。私達が行こうとしていた南アのズールーランドは、公共の交通機関がとても少ない、あるいは場所によっては公共の交通機関がないと聞き、レンタカーしないのならこの方法が便利だと思われたので購入した。実際、便利だった、非常に。

 バズバスは他にも使用期間を1週間、2週間と限定している別のチケット方式もある。BUZ BUSのウェブサイトに行くと情報が得られる。

 もし、バズバスを使わないのなら、そして荷物が少ないのならスワジランド・バックパッカーズを拠点にする必要はなく、それぞれの見所に荷物を全て持って周ればいい。ルマハシャからマンジニ、マンジニからロバンバを通ってピッグス・ピークまでは幹線道路が走っていて大型バスやミニバスがあるので、乗り継いで行ける。

 また、マンジニからビッグ・ベン行きのバスはムカヤGRの近くで停車するし、ビッグ・ベンでバスを乗り換えると南アのズールーランドのセント・ルシアまでは行けるはず。セント・ルシアから先、ダーバンへ行けるかどうかは不明。

 とまぁ、こんな感じにスワジランドを周ったら満喫できるんじゃないかなぁと考えてみたのだ。とにかく、のんびりとして車窓の風景が緑多く楽しい国だ。


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