夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2007.08.04
ソススフレイツアー〜第三日目

ナミビア:ウィントフック

 朝6時半起床。今日は、昨日とは打って変わって風が強い。

 朝一番でテントをたたんで、車の中に荷物を運び込んでから朝食というはずだったのだが、強風のために朝食が作れないという理由で(?)、そのままツアーが続行することになった。とりあえず、今回のメンバーで記念撮影。真ん中の列の左から3人が日本人なのだが、一番左のノリコさんという女性は、ここで働いている日本人の友人がいる。ツアーでここまで来て、友人宅に行き、3日目の朝に戻ってきた。ノリコさんのお友達だと思われる日本人女性を、昨日ソススフレイで見た。何とスペイン語を操ってスペイン人の観光客のアテンドをしていて、どっかん、どっかんとスペイン人から笑いも取っていた。日本人女性もなかなかやるなぁ。


 まずは、昨日の夕方に行けなかったキャニオンに立ち寄る。

 ヨルダンのぺトラ遺跡(インディー・ジョーンズの映画の最後の場面に出てくる聖杯のある神殿の舞台になった場所)も、こんな岩と岩の間の狭い道のある場所だった。

 砂漠の地形にはこうした水の通り道ができがちなのだろうか。





 狭い階段を下に降りていくと、両脇をボコボコと凹凸のある岩壁にはさまれた狭い通路に出る。

 この通路は4kmにも渡っているそうで、日が当たっていないせいで急にここだけヒンヤリと冷たい空気が流れていた。私たちは、この通路を少し先まで行って戻ってくるだけだったが、こういうのが好きな人は全ての通路を歩くことも可能だそうだ。

 この通路の先に、影になった場所にひっそりと小さな池があった。この池は枯れることなく、常にここにあるというのが不思議。

 このキャニオン見学は、ちょっとしたおまけみたいなもので、やはり昨日の圧巻の砂漠に比べるとたいしたことはないが、面白い地形なので立ち寄ってもいいかもしれない。

 午前10時半にはキャンプ地のセスリエムから80km地点にあるソリティアに到着。来る時にも昼食を摂るために立ち寄った場所だ。今日は、ここで朝食兼昼食を摂ることになった。ここのサンドイッチから好きな具を選んで好きな分だけ注文していい、コーヒーも注文していい、アップルパイも注文していい。何だか大盤振る舞いみたいなことになっていて、このツアー、ここに至ってご乱心か?とちょっと不安になるくらいだったが、まぁ食べていいというのなら注文させていただきましょう。

 私たちは、レタスと卵とハムのサンドを一人2つずつ注文した。注文の品ができあがってやってきたのは、厚めの食パンを2枚使ったサンドイッチが2組。物凄いボリューム。こんな量になるとは思ってもいなかったので、半分食べて残りは夜に回すことにした。アップルパイは有名らしいが、とても食べられる胃袋の余地がない。と思っていたら、日本人姉妹が1つ注文してくれたので、一口味見をさせてもらった。なかなか美味。サンドイッチのパンもとてもおいしかった。

 こうして、ここで1時間を過ごした後の午前11時半に出発。

 お腹もいっぱいだし、早くもうつらうつらとし出した午後0時19分に、まるで何もない土漠の真ん中で停車。トイレにしちゃぁ、隠れる場所さえないじゃないか?

 と思っていたら、ここはTropic of Capricorn。つまり南回帰線だったのだ。回帰線というと、南国の、リゾートの、緑豊富な、亜熱帯の・・・、などというイメージを持っていたのだが、ここは全くカラカラの乾いた場所で、照りつける太陽の強さだけがそれを物語っているような場所だった。

 私の回帰線のイメージは、東南アジアの北回帰線だったってわけだ。

 車は、来た時とは異なる道を通ってウィントフックまで戻る。遠くまで枯れたような樹木がヒョロヒョロと生えているのがずーっと見える丘に登って、また下って。そんな風景が続いた。知っている近いイメージで言うと、映画などで「政府軍に追われるゲリラが道なき道を逃げていく。ああ、あとは国境までたどり着けば、安全が確保されるのに、その時、上空からヘリの音が・・・。バラバラバラ(爆撃音)」。みたいなイメージ。貧困ですみません。

 ここから先は、だんだんと樹木も増え、町も出てきてウィントフックに午後5時に到着した。帰りは自分の宿まで送り届けてもらえる。この3日間は慌しくも贅沢なツアー参加。自分で何も手配することなく、食事も用意してもらえるし、久しぶりのバケーション気分を味わった。

※この日の食事は「本日の献立2007年8月4日」を参照ください。


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