夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2007.12.10
ピピ島でサバイバル、宿探しと食探し。

タイ:ピピ島

 バンコクを夕方6時に出て、翌日の正午にピピ島に到着。交通費が2000円を切るという激安の移動だけに時間はかかっている。

 クリスマスと正月という超ハイシーズンまではまだ間があるとはいえ、ハイシーズンの時期に入っているため、島に来る前に宿を手配しておきたかったのだが、インターネットで手配できるような宿は一泊B1800(=US$57.97、2007年12月03日現在の換算レートUS$1 = B31.05を使用)を下回らない。バンコクに戻ってからの宿は一泊B370というのを予約した記憶が新しいだけにインターネットでのこの価格には納得がいかなかった。

 カオサン通り沿いのA&R Travelのモリタさんに聞いてみると、もっと安い宿は存在するのだが個人経営で行っているのでインターネットのホームページもないし、確実に宿泊する客を相手にしたいので予約もとらないのがほとんどだという話だった。正午に到着することとまだクリスマスまで間があることを考え合わせると、到着してすぐに宿を探せばあるんじゃないかというのがモリタさんの意見だった。

 ということで、私たちはフェリーから降りたその足で宿探し。フェリー乗り場には宿の客引きが来ていて、値段を聞いてみるとB1200とかB1000とか言っている。うーむ。何とかB700で探せないかと思っていた私たちには予算オーバーなので、ここの客引きとは商談が成立しなかった。

 フェリー乗り場から右手がメイン島の村の中心地になる。すぐに宿を斡旋するという場所があり、宿の写真と値段が張り出してあった。B900というのが見つかったので、この宿に連絡を取ってもらったのだがB900の部屋は埋まっていてB1200だったらあるという回答。むむむ。宿の言っていることが正しいのか、そもそもB900の部屋なんか存在しないのかわからない。連絡を取ってくれたタイ人は予算オーバーだからいらないという私たちに食い下がり、「B1200の部屋は新しくて広くて快適だ、この島にB1000以下の部屋なんて存在しない」と言い切った。


メイン通りの1本裏手には小さな宿がいくつかあった。

メイン通りにもB800などの看板が見える。

島でもらえる地図にKinnaree Houseというのが
掲載されているが、写真つきあたりがその宿。
その手前左手のModern Houseという宿が
私たちが決めた宿。
 インド旅行をしてきた私たちは、そうやすやすと客引きの言う事を信じられる体質ではなくなっていた。ほとんどけんか腰に客引きを振り切って、自分達で歩いて宿を探すことにした。

 村のメイン通りから1本中に入った通りには、いくつか小さな宿がありB700の部屋も存在することがわかった。おかまちゃんが部屋を見せてくれたのだが、窓がないのにクーラーもない。これはだめだ。その後B900の部屋がいくつか見つかり、その中で少し奥まった場所にあり、テレビと小さなバルコニーもついた部屋がみつかったのでそこで手をうつことにした。

 ちなみに宿斡旋の場所でB900と紹介されていた宿3軒は全てもっと高い値段の部屋しかなく、この斡旋所は使わないほうがいいという判断となった。

 ここから反対側のビーチに向かって進むほどに宿の値段はいくらか下がるが、せいぜいB850ということろで利便性を考えるとB900で見つけた部屋が一番良さそうだった。フェリー乗り場から行くと、D's Book Shopというお洒落なカフェを併設した古本屋手前の路地を右折した突き当たり手前左手のModern Houseという3部屋のみの宿である。突き当たりはKinnaree Houseという宿でこちらもB900だったかなぁ、同じような値段だがModern Houseの方がきれいそうだったし、経営者夫妻が正直な感じでよかったので、こちらにした。

 1軒だけドミトリーのある宿があり、到着した日は一人B250なのだが満室、翌日は空き室があるもののハイシーズン値段のB300に切り替わっていた。やれやれ、これがピピ島の現状である。

 日本からのツアーなどで使われるホテルはメイン島にあるものの、村の中心地から別のボートタクシーで行かなければならない不便な場所にあって、このボートタクシー代金が高いし、当然宿代金も高いし、孤立した場所にあるので食事もホテルで済ませることになり食費も高くつくだろう。個人旅行で利用すると不利になるしくみのようだった。

 さて、食事。

 村の中心地には旅行者向けのレストランがたくさんあるのだが、これまたピザ1枚B150(=US$4.83)。バンコクの屋台で3品おかずとご飯でB40という価格で食事をしていた私たちには驚きの高級レストランに映った。そこでもう少し歩いて見ると、生鮮食品を販売しているローカルマーケットがあり、そこに併設してローカルフードの屋外レストラン(屋根はかかっている)が集積している場所が見つかった。おかず1品でB30、2品でB40とちょっと割高だがサバイブできそうな価格。あー、よかった。

 こうして宿が決まり、安めの食堂街も見つかり、高い、高いといわれるピピ島でも何とかリーズナブルに暮らしていけそうな目処がたったのだった。


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