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2007.12.11
シュノーケリングツアーの検討
タイ:ピピ島 |
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ピピ島といえばマヤベイというくらいここではマヤベイMaya Bayに行くシュノーケリングツアーが人気らしい。
マヤベイはレオナルド・デカプリオ主演のThe Beachという映画のロケ地になって一躍有名になったビーチのある湾で、シュノーケリングツアーはこのビーチでの滞在と周辺のシュノーケリングポイントを巡るのが一般的なようだ。
宿でも斡旋しているし、近所の旅行代理店でも軒並み看板を出しているのだが値段がいくらか違う。値段の違いはどこにあるのか調べてみることにした。
結果、行き先は大体同じなのだが船の違いで大きく2種類にわかれていることがわかった。
一つはスピードボートで行くツアー、もう一つはロング・テイル・ボートと呼ばれる地元の船で行くツアー。船はこの2種類しかないようだった。スピードボートツアーは「これに豪華ビュッフェランチが付きます」といううたい文句でロング・テイル・ボートのツアーの2倍近くの金額を謳っている。ロング・テール・ボートも昼食つきだが、炒飯と果物だけだからまぁ差はでるとは思うが、それにしても大きな差だ。
ロング・テイル・ボートは旅行代理店のマージンの乗せ具合によって多少金額が異なるようだった。
私たちが一番気にしたのは、ロング・テイル・ボートで行った場合にシュノーケリングして海から戻る時に「はしご」が用意されているかどうかという点と、シュノーケリングギアが一人に1つずつちゃんと用意されているのか、サイズ合わせしてフィットしたものを貸してくれるのかという3点だった。しかし、どの旅行代理店に問い合わせても明確な回答が得られない。どーしようか。
今まで体験したシュノーケリングで、「はしご」がなかったために自力で船に上がらなければならなかったことが1度あって、腕の力がない私はスタッフにずりずりと引き上げてもらわなければならなくて苦労した。ケニアのラム島での経験だ。以来、シュノーケリングで船にはしごがあるかどうか確認するようになったのだった。
また、しばしばシュノーケリングギアが人数分ない、あっても破損したギアがあって足りないということもあり、これも愉快ではない思いをしたことがある。
どーしようか、どーしようかとつぶやきながら島の村中心部をぐるぐると徘徊していたら、ある旅行代理店で「今からいくなら一人B350でどう?」と声をかけてきたおばちゃんがいた。どうやらもう出発するらしいのでラストミニッツでB100引きでいいから人数を増やしたいらしかった。しかし、まだ調査途中だし、今日はあまり天気も芳しくない。「いやー、今日は行かないなぁ」と言いながら断ったのだが、店の脇から海に通じる道へと白人旅行者が吸い込まれていくのでついていってみると、これから出発する準備をしている所に遭遇した。
見ていると、店の裏手にある倉庫で一人ずつフィンを合わせてもらい、ゴーグルはユニバーサルサイズのようで誰もが同じものを渡されて、今日1日自分のフィンとゴーグルとして使うようになっていた。
これはいい、ここがいい。
値段も一人B450というのは今まで見た中で一番安い。この店は元締めになっているから代理店マージンが乗っていないから安いのだろう。犬も歩けば棒に当たるというか、歩いていたらこんな所が見つかってラッキー。天気をにらみつつ、ここでシュノーケリングをすることに決定した。
いいお店だからサイトで紹介しようと写真を撮ろうとしたら、おばちゃんに「写真を撮るな」と言われてしまった。
ちゃんとお金を支払ってツアーにでかける日になって、やっと写真撮影に応じてくれたが、店の名前が入っていない写真になってわからない。んもう、何を警戒しているのだろうか。
この店はフェリー乗り場から右に続く道沿いにあって、インターネットカフェもやっている店だった。
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