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2007.12.12
島の中心部のビーチ
タイ:ピピ島 |
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ピピ島にフェリーで到着して村の中心部に宿を取った私たちが歩いていけるビーチは2ヵ所。フェリーが到着するのと反対側のLoh
Dalum Bayにあるビーチとフェリーポートの端にあるビーチだ。
どちらもそんなに広くないし驚くほど美しくはない。この島に6年前に来たという白人夫妻の話によると、6年前はフェリーポートでさえ透明度が高くて泳げる環境だったのだそうだ。
とはいえ、Loh Dalum Bayにはとにかくアザラシのように白人の若い男女が果てしなく寝そべって、南国ビーチの雰囲気はいっぱいだ。昨日の悪天候を考慮して、シュノーケリングは明日にした私たちは、天気も回復してきたことだしビーチに行ってみることにした。
到着初日の一昨日は曇り空だったので、その日に比べると、今日の海の色はエメラルドグリーンでまずまず美しく見えた。
砂浜も強い日差しに照らされて白っぽいベージュになっていて、全体の風景としては素敵に南国だった。それにしても白人が多いねぇ。それに驚く。
目の前の海には海底からにょっきと突き出た岩山が長い年月に緑の植物の帽子をかぶって突っ立っている。
この風景はなかなか絵になる。
海の中に入ってみると、はやり透明度が低いことが気になるなぁ。少しゴミも浮いているし。
これまでの旅で見てきた中では上位に入ることはないだろう。残念ながら。それでもピピ島が人気があるのは、バンコクから片道2000円で来られるという地の利の良さの割りには美しい海だということになるだろうか。アジア近辺を旅行していて、この島に立ち寄るというのは決して悪い考えではないが、わざわざここを目指して日本やヨーロッパから来るというのはどうかと思うというレベルの海だった。
ごちゃごちゃと批判して、楽しくなかったんかい?と突っ込みを入れられそうだが、ええっとぉ、楽しかったです。海の水質には満足していないけれど、久しぶりにビーチに来て美しい景色を見ながら強烈な太陽に焼かれるってのは何よりも気持ちいい。
それでもって、この島で気に入った飲み物はシェイク。
ここのシェイクは例えばライムシェイクならば目の前で絞ってくれたライムの果汁と砂糖と水と氷をミキサーにかけて出してくれるという感じで、ミルクなどは一切入らないさっぱりした冷たい飲み物だ。
ビーチでカーッと暑くなって、これを一杯クイーッとやると、頭がキンキンとしてめちゃくちゃおいしいのだ。これだけで、かなり幸せな気分になれるのだった。
ビーチに行ったのは、この日と3日後の15日の2回。15日にはフェリーポートの脇のビーチにも足を向けた。
反対側が穏やかで遠浅なのとは対照的に、こちらは海流のせいなのか波が荒く、すぐに深くなっている。
すぐ近くまでボートが来るしビーチの幅も狭いので、このビーチすぐにある宿の人しかいないようで閑散としている。あえて人気の少ないこちらを選んで来ているような一人男性旅行者なども見られた。
この他にも歩くと2時間くらいかかりそうな場所にロングビーチがあり、ボートタクシーで行くことができるが往復で2500円くらいかかりそうなことを言っていたので人数が多くないと見合わない。またロングビーチよりももっと離れた場所にホテルがあり、それらのホテルの前のビーチはおそらく美しいのだろうと思われるが、なにぶん行っていないのでわからない。
Pierと書かれた部分がフェリーポート。フェリーポートを含む赤線で囲まれた部分が村の中心地。 |
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