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2008.01.23
ハービーベイ発フレーザー島1泊2日ツアー 第二日目
オーストラリア:ハービーベイ |
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フレーザー島2日目の今日は内陸の湖を2ヵ所訪れた。
朝6時半にビュッフェの朝食をたっぷり頂き、8時にツアー出発。
フレーザー島にはたくさんの湖があるそうだが、中でも今日訪れたワビー湖とマッケンジー湖には一番多くの人が訪れるそうだ。
私は全く知らなかったのだが、マッケンジー湖というのはコウダクミさんという最近日本で人気のシンガーがアルバムの撮影に使ったという場所だそうで、話してくれた20代の女性はそりゃもう大興奮だった。
そのことを同じツアーに参加している日本人女子大学生2名に伝えると、彼女達はマッケンジー湖を本日のハイライトに決めたらしく、昨日とはうって変わってバッチリとメイクしてバスに乗り込んできた。コウダクミさんって、そんなに凄い人なんだなぁ。
最初はホテルの目の前のビーチに皆で行ってみた。辺り一面に白い泡がブクブクと発生していて、正直気持ち悪い。
しかし、ガイドさんの説明ではこれは海草が砕けて波に揉まれて泡になっているんだそうで、そう聞くとパック効果が期待できるのかしら?とすぐに考えが変わる所あたりが自分でも空恐ろしい。
ここから車で内陸に入り、湖から徒歩10分手前からちょっとしたトレッキングを楽しみながら湖にアプローチしていく。
中には朝から湖に入ると張り切って水着とビーチサンダルだけで参加している人もいたので、この10分の散歩は予期していなくて歩きにくそうだった。
森を抜けると真っ白な砂が湖に向かって傾斜して、淡いグリーンからすぐに濃いグリーンにグラデーションしているワビー湖が見えてくる。
湖はそんなに大きくなく全体がすぐに見渡せるくらい。
水は数メートル先からすぐに深くなり足が届かなくなる。その辺りには濃い色の水草が生えていて、その色を反映して濃いグリーンになっているのだった。
湖を一周してみよう。
対岸になる頃から砂地には枯れたような草に混じってとても可愛らしい花が見られた。
下の砂地が真っ白なのでより可憐に見える。朝の時間帯はこちら側から湖を見ると逆光になって湖自体はいい風景ではないが、この花を見られたのは収穫だった。
ここで11時くらいまでゆっくりと過ごして、宿泊したリゾートホテルに戻って昼食。
たっぷりと昼食休憩を取って、12時半からバスに乗り再び島の中央に向かう。
今度は40分間森の中を歩いてマッケンジー湖に向かう。森は・・・。あんまり代わり映えがしない。
マッケンジー湖はワビー湖とはまた異なる色合いで、今度はコバルトブルーだ。
到着した時はうす曇で、マッケンジー湖はパンフレットで見た完璧な晴天の日と比べると、ややくすんだ色合いになっていた。しかし浅い部分は太陽の光が砂地の模様に重なって美しかった。
マッケンジー湖はワビー湖よりも大きな湖で、到着した場所から左手にずっと広がっているようだ。左手に向かって歩いて行くと、白い砂丘が突き出している場所がある。そこに行くには湖を横切って行かなければならないのだが、腰ぐらいまでの深さで横切っていけた。
この砂丘辺りからの水のグラデーションも美しい。小さな砂丘の向こう側はまた岸辺が続いて向こうの方で大きく湾曲して湖の縁を形作っているようだった。そちら側には誰も人がいない。恐らく午後の時間帯は、私たちのいる側から見るのが美しいのだろう。
ここで過ごした1時間半のうち、後半はだんだんと晴れ間も見えてきた。湖畔に寝転がって日焼けを楽しむ人もいれば、水に浸かりっぱなしの人もいる。水温は丁度気持ちのいい冷たさで、寒くも温くもない。
そうこうするうちに、帰途に向かう午後3時20分のぎりぎりになって、ようやく晴れ間が多くなり、湖はますますコバルトブルーに輝くのだった。あともう少しいたいなぁといというところで引き合げの号令。これがツアーの辛い所だ。しかし、少しでも晴れたマッケンジー湖を拝めてよかった。
もっとも4年前にここを訪れた人に言わせると、マッケンジー湖も少しずつ濁ってしまってきているんだそうだ。美しいマッケンジー湖を見たいなら、乾季を選んで一刻も早く行くべし。
バスはそのままフェリー乗り場に向かい、午後5時近くに乗船。
来る時はハービーベイから南下した場所から出発したが、戻ったのはハービーベイの港だった。
ここはマリーナになっていて、商業用のフェリーと個人用のボートも係留されていた。ここにボートを所有して、マリーナの見えるコンドミニアムに暮らすというのが一つのオージーの理想の暮らし方なのだろうか。
バスでそれぞれの宿まで送ってもらい、私たちは午後6時に到着。1泊2日でフレーザー島の全てを見尽くすのは難しいと思ったが、案外たくさんの見所を抑えたツアーだった。でも、もっと自由に時間を使いたいならレンタカーして自分で行くことも可能だ。でも車は四駆を借りなくちゃならないだろうから、ちょっと高くつくかもしれない。
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