夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2008.02.08
ポリネシアンスパで温泉につかる

ニュージーランド:ロトルア

 オークランドからバスで4時間。硫黄のかおりも強いロトルアの町にやってきた。硫黄のにおいをかぎながら荷物をひきずって宿に到着し、大急ぎでチェックインして大急ぎでお昼ご飯を食べて、さぁ温泉に行ってみよう!

 観光案内所に行くと2ヵ所のパンフレットが置いてあった。一つは町中にあって歩いていけるポリネシアンスパ。もう一つはとても歩いては行けない場所にあるヘルズ・ゲイト・ワイオラ・スパHells Gate Waiora Spaだった。

 ポリネシアンスパはロトルア湖に面した広大な場所にある温泉で、入場料金によって4つのクラスに分かれている。安い順に挙げると、

・ファミリースパ(大人一人N$13、子供5-14歳一人N$6)
湖は見えないが大きなプール1つと2つの温泉が楽しめる。

・アダルトプール&プリースト・スパ(大人一人N$20)
湖が見える場所に3つの温水プール、1つの大きめの温泉プール、3つのラジウム温泉があり大人専用

・レイクスパ(大人一人N$40、子供5-14歳一人N$15)
湖に囲まれたロケーションに4つの温泉岩風呂がある。タオル、シャンプー、ドライヤーが用意されて、専用ラウンジで湖をみながら飲食が楽しめる

・プライベートスパ(デラックスプール大人一人N$25、スタンダードプール大人一人N$20、子供5-14歳一人N$6)
湖が眺められる4つのデラックス温泉とスタンダード温泉が9つ。1つの風呂は人が入れ替わる後とに湯が入れ替えられ、大人2人から利用できて1度の利用時間は30分。各個人風呂ごとにシャワールームと着替え室が個別にあり、個人風呂を待つためのウェイティングルームもある。

 他に、30分、1時間、1時間半のセラピー(マッサージ)を受けることもでき(30分N$80、1時間N$140、1時間半N$190)、マッサージにはココナッツミルクなどを使ったものと、泥とマヌカハニーというニュージーランドの名物蜂蜜を使ったものの2種類がある。

 一方のヘルズ・ゲイトは4km離れた場所に同じくヘルズ・ゲイトという名前の観光地があって、そこでは地面からマグマによって熱くなった泥がぶくぶくと沸くのが見られるのだが、この泥を使った泥風呂が「売り」になっている。泥風呂と普通の温水プールチケットでA$70が最低料金だ。他にはヘルズ・ゲイト観光とのコンビネーションやマッサージとのコンビネーションで値段があがっていた。

 遠い上に高いヘルズ・ゲイトは問題外だし、日本人にとっては温泉とは英語でいう所のミネラルスパにつかれればよくって、ラジウム温泉に湖を見ながら入っても意味がない。ということで私たちはポリネシアンスパのファミリースパに入ることに決定。既に水着もタオルも用意してきているので、観光案内所からそのままポリネシアンスパに向かった。

 大型バスが乗り付けている所を見ると団体客がたくさん入っているのだろうか。

 しかし、受付でファミリースパチケットを購入して入ってみると、だーーーれもいない。どうやら、もっと湖の見えるスパに入っているらしい。ポリネシアンスパでは入り口を入ると4つのクラスはお互いの顔を合わせることがないので、それぞれのスパにどのくらいの人が入っているのかはわからないのだ。

 いやいや、3つの温泉を独占状態とはすばらしい。手前のプールはやや水温が低く温泉ではないかもしれないが、奥の2つは38度から40度といったところで硫黄の香りがする。

 天気が良くて日差しが強いというのもあるが、15分もつかっていると芯から温まって入り続けるのが難しいくらいだった。あがって温泉サイドのパラソルの下で涼んでいると風が冷たくて気持ちいい。

 何度かつかっては涼んでを繰り返しているうちに、小さな子供を連れた日本人の若いカップルが入ってきた。やっぱり日本人なら実質本位のこちらを選ぶんだなぁと妙に感心。北海道出身だという旦那さんは、独身時代に訪れたニュージーランドが気に入っていて、この度、日本での仕事をやめて一家でニュージーランドに移住することを決めたということだった。今回は旦那さんのお母さんも招いて家族旅行をしているのだそうだ。

 色々な人生があるんだなぁ。

 午後4時近くになると、子連れの家族が何組か現れてファミリースパはいきなり本来の活気を取り戻したようだった。確かに午後すぐというのは暑いかもしれないが、ファミリースパにもかかわらずアダルトスパの静寂を楽しめて、しかもラジウムじゃなくて硫黄温泉だし、お得な感じ。雰囲気重視のお付き合いし始めたばかりのカップルには向かないけど、安く温泉を楽しみたいなら十分だ。


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