夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2005.01.24 超アジアチック! こんなロス見たことある?
アメリカ合衆国:ロサンゼルス
 インフォメーションなどで、ダウンタウン中心部の地図をもらうと、縦にに名前の付いた通り、横にに番号の付いた通りが走っている。縦ラインのLos Angeles stとMaple Stの間、横ラインの8th stと12th stの4本に囲まれたあたりに、Fashion Districtと書いてある。

 スーツケースのタイヤがいかれたため、購入する必要があり、かねてからいろいろと物色しているのだが、「Fashion Districtでも見てみよう!」ということになり、出かけてみた。

 DASHで降りて、1ブロック右に進むと、ファッションディストリクトと呼ばれるにふさわしいお店たちが、ぽつりぽつりと見つかった。
 ラップが似合いそうなブラザー御用達の靴が並ぶショーウィンドウや、

いつ、誰が、いったい何の目的で身につけるのか、是非お話を伺いたいショップなど、それはそれは、面白い展開になってきた。
 しかし、目的の鞄店は、まだ見当たらないので、更に、右方向に進む。あまり右に進みすぎて、Flower Marketに来てしまったらしい。花屋さんだらけになってしまった。こうなると、ちょっと行き過ぎだ。Uターンして、もと来た道を戻る。

 Maple stにぶつかったところを、左に下りて、また縦ラインを下にくだっていった。もうそこは、衣料品だらけ。衣料品というより生地屋さんだらけ。

 鞄、鞄と探していると、見つかった。Maple stがOlympic Blvdとぶつかった四つ角の手前左側に、大きな鞄店。サイズ、カラー、メーカー、いずれも種類豊富である。商品は、店の外に陳列されているものと、店内陳列があるが、店内と店外では、価格帯がガラッと変わる。店外で40ドル以下のスーツケースが、店内だと146ドルなど、桁が変わってくる。
 店内の商品を見て、"Oh, no. This is not my world." などと言って、店員の子を笑わせながら、店外を重点的に見た。スーツケースを選ぶ際のポイントも全部聞いて、2種類を徹底比較。よし。大体決めた。後は、必要となる半月後にでもきて、ゆっくり値段交渉するとしよう。

 もう少し行くと、Fashion Districtはどうなるのか? という興味から、今度はOlympic Blvdを、地図上で言う左に進む。車の通りにずらっと店が並ぶ中、一箇所ポソッと口があいて奥に進める通りがある。これがThe Alley。覗いてみると、天井までびっしり洋服がかかった店が、道路の両脇に並んでいる。これは、これは・・・。

飛び交う言語は、もはやスペイン語だった。平日の昼日中でも割と人は多い。これが、週末ともなれば、ガイドブックにあるように、スリが出てもおかしくはないだろう。黒いビニールのごみ袋のようなものに、ぎっしりと衣類を詰め込んで持ち帰るのは、もしかしたら、ブティックの店主かもしれない。個人にも販売しているが、ここはホールセールス(卸売り)のための場所でもあるらしい。現に、同じホテルに宿泊している青年は、日本からの衣料品バイヤーのドライバーとして、今度この地区を回ると言っていた。

 この熱い雰囲気、私の知る限りでは、東南アジアの市場に近い。ロサンゼルスには、こんな場所もあるのねぇ。チャイナタウンにSaigon Marketというのがあったが、そこと同じくらいアジアチックな匂いがした。

 今度は、地図上で言うとLos Angeles stを上って、Olympic Blvdまで戻った。そこには、California Apparel Martというビルがあり、入って聞いてみると、バイヤーのために、各アパレルメーカーが商談所を構えているところだそうだ。各フロアは小さなオフィスに区切られて、メーカーのサンプルなどが飾ってある。先ほどのThe Alleyとは打って変わった雰囲気である。おそらく、有名デパートなどの店頭に出る商品が、ここで決められたりするのだろう。

 Fashion Districtを見渡すと、高級品から普及品まで、さまざまなレベルの衣料品が取引されているのが見られる。California Apparel Martの駐車場からビルへかかるブリッジには"Style starts here"とあった。「ロサンゼルスの新しいスタイルが、ここFashion Districtから始まる」という意味の垂れ幕だとは思うが、高級品の川上であるこのビルからファッションの新しい流れが始まり、そしてThe Alleyへと流れていくという意味にもとれて、ちょっと面白かった。
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