夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2005.01.27 vol.2 観光の大御所ミュージックセンター(午後)
アメリカ合衆国:ロサンゼルス
 時計を見たら、11時過ぎ。ちょっと早いが、12時からのMOCAのツアー参加前に、腹ごしらえといこう。マーク・テーバー・フォーラム手前のテイクアウトショップで、サラダとスープ。$10超とは、やはり東京並み。でも、ここは東京でいったら有楽町の国際フォーラムか初台のオベラシティってところでしょ。まぁ、それを考えたら普通かもね。外の噴水脇のテーブルは、ウォルト・ディズニー・コンサートホールから出てきたと思われる、学生でいっぱいだった。

 12時までは、まだ間があるがMOCAでお茶でもしようと、早めに美術館に到着。確認のため、チケットブースにいる案内に、ツアーの集合場所を聞くと、な、な、なんと、MOCAは2月13日まで閉館だという。「カフェとショップだけは開いています。」と気の毒そうに言われた。またもや、計画が挫折。

 ショップくらいはのぞいて帰ろう。現代美術だけあって、美術館ショップはちっとも陰気でなく、ポップな雑貨屋さんみたいで、あら、案外、楽しいじゃない。生意気で意地悪な子供がモチーフの奈良美智氏のTシャツや、六本木ヒルズのモチーフで有名な村上隆氏のキャラクターぬいぐるみなども売られていた。

が、ここで私の心を捉えたのが、Brendan Monroeのイラストレーションだった。サイトもあったので、よかったら見ていただきたい。だって、これ、吉田戦車みたいじゃないですか。笑撃的な作品。http://www.brendanmonroe.com/installations.html
あー、やっぱり現代美術館は面白そうだなぁ。また来よう。



オーディオガイド機器を貸し出す所の前には、無料のコーヒーなどが置いてある。周るる前にゆっくりお茶していたら、貸し出し係りの姉ちゃんが「ツアーはあと2時間45分で終わるのよ」とブースの中から叫んだ。OK, OK。ちょっと休ませてよぉ。
 残すは、ウォルト・ディズニー・コンサートホール。戻ってみると、子供コンサートは終了し、通常に戻っていたので、早速オーディオツアーを申し込む。電話の子機みたいなのを渡されて、館内を歩く。所定の場所にきたら、子機のプッシュホンの番号を押して説明を聞くというもの。午前中のヒューマンタッチなガイドに比べると、なんとまぁ、味気ないが、内容はしっかりしているし、この建築に携わった人のインタビューも入っているのはよかった。かねてから気になっていた、あの銀色の建物の中は、どうやって光が入っているのかという疑問と、裏側はどうなっているのかという疑問が晴れたのも、よかった。これから、心静かにあの建物の横を通ることができる。


外壁の重なり部分が亀裂となって、内部に光を落とす。そこここが明るい。


壁の裏側はまるでジェットコースターのように鉄筋だらけ。外側のスマートさを支える無骨な裏側は、舞台に似ている。

 そうそう、午前中に案内してくれたローズマリーさんが教えてくれた。このコンサートホール、あんまり照り返しが強くって、となりのオフィスの冷房代金が大幅にアップ。それが問題になって、オフィスに照り返す部分だけは、こっそりとカバーがかけられているんだそうだ。



ビッカビカの外壁はセーリングが好きな建築家のフランク・ゲリー氏が帆船の帆をイメージしたということだ。3Dでデザインでいる時代だからできたんだよね。


こんな大きなカバー作るの、大変だったろうねぇ。
って別に、お母さんが手縫いしたわけじゃ
あるまいし、そんなことで感動するな、私。
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