夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2005.02.03 サンタモニカ、ベニスビーチ怒涛のホテル探訪第2弾
アメリカ合衆国:ロサンゼルス
 1月22日に敢行したサンタモニカ・ベニスビーチの怒涛の宿巡りの結果、5週間分のところ2週間分を確定した。しかし、まだ3週間分の宿が決まっておらず、迷っている状況であった。そこで、インターネットで調べてみると、サンタモニカやビーチエリアに特化した不動産紹介のサイトがあるのを見つけ、メールしたりして、探りを入れていた。しかし時ここに至って、そろそろ決定しないと間に合わないのではないか、という結論になり、サイトで見つけたサンタモニカにある不動産屋を訪ねることになった。

 今回はBig Blue Busの10番で行くことにした。このバスはビーチエリアをカバーしている路線でメトロよりも少し高く、$1.75である。が、治安の悪いところを通らないというので、どんなバスか期待していた。乗ってみると期待した通りで、車内もメトロバスよりも若干小奇麗で、席も空いていた。またダウンタウンからサンタモニカに行くのにフリーウェイを使っているので アメリカの車社会を生で味わうことができた。

 さて、バスを不動産屋の近くで降りてから約100m歩いた所に、インターネットで見た写真のまんまのオフィスを発見した。中に入ると長いカウンターがあり、コンピューターの前で、電話で仕事をしているらしき人たちが並んでいた。彼らはテレフォンアポインターらしく、忙しそうだった。カウンターで対応してきた人に我々の要望を伝えると、管理職らしき人が現れ、ある物件を紹介してきた。週$400、月$1200でキッチンもバストイレもあり、テレビと電話もあるそうな。決める前に見たいというと、クレジットカードと交換で鍵を渡してくれた。

バスを乗り継いで、物件に到着すると、何と小さい貸し別荘と言えそうな長屋風の小奇麗な建物だった。中に入ってみるとキッチンには鍋やフライパンもついており、水も出るし、ガスも点火し、すぐ使えるようになっていた、面積的には35m2くらいはありそうだった。決して広くはないが、2人が過ごすには充分だ。

 場所もよく、サンタモニカのメインストリートから1本入ったところで、少しベニスビーチよりのところである。我々はこの時点でたいそう気に入り、気分は少しはしゃぎ気味になっていた。(右の写真はいい気になってソファーを広げて寝そべっているところ。)意気揚々と不動産屋に戻り、気に入った旨を伝えた。先方は、今日から入ると思い込んでいたのだが、2月28日からだと告げると18日から別の人の予約が入っていると言うではないか。この一時間のウキウキが一気にブルーモード。諦めきれず不動産屋の前でぐずぐずしていたが、気を取り直して再度調査することに決めた。

 まずはサンタモニカ・プレイスのインフォメーションで聞いてみたが、ベニスビーチにはインフォメーションがなく、ホステルあるいは同等の宿の情報もないということだった。このままだと、ベニスビーチではキッチンなしの学生寮のような所しかない。どうしても納得できないので、こうなったら、地球の歩き方の地図に、名前だけ載っているところに実際に行ってみよう、という事になった。

 歩き方に載っていて、サンタモニカ寄りのところのRose Ave.をビーチに向かって歩いてみることにした。するとEllynesisという不動産屋の看板がアパートの壁に掛かっており、この電話番号とウェブサイトのURLをメモ帳に控えたりして歩いていた。

 するとビーチにあと10mくらいのところに、ホテルらしいものを見つけた。テラスでは宿泊客風の人がくつろいでいた。建物の中に入ってロビーのソファに座っていた人に聞いてみると、確かにホテルだという。値段はいくらくらいか聞くと、週$225だという。これはいけると思い、ホテルの人に話が聞きたい素振りでいると、何と親切にもロビーでくつろいでいる黒人の若い女性が携帯で電話してくれたではないか。このホテルのオーナーは今2階にいるらしく、他の電話で忙しそうだった。2階から声が聞こえ、2分後に行くからと顔を覗かして伝えてくれた。期待が高まる中、女オーナーのシャーロット女史が現れた。
 部屋を見たいというと、今開いている部屋を見せてくれた。バス・トイレとテレビ、電子レンジと冷蔵庫と食器少々が備わっていた。が、キッチンはなく、セントラルキッチンも規制があって設備を作ると大変だから作ってないのよ、ということだった。彼女は大変明るく、だが少々ガサツな印象を受けたが、楽しそうで面白そうだったのと、ビーチからとても近く、週300ドル程度なのは大変リーズナブルな値段なので、2週間をこの宿に泊まることに決定して、次なるホテルを目指した。
 
 当初目指していた、地球の歩き方に名前だけ掲載されていたCadillac Hotelは普通のホテルで、我々の選択肢からは消えた。

 しばらく、ベニスビーチの海岸通りを歩いていると、高級そうな外観でウイークリーやマンスリーのsuites & Hotelというのが目に入ってきた。入り口に部屋の値段が書いてあり、それによると、一日95ドル、週580ドル、月1720ドルとあった。一階の一部がオープンハウスになっており、自由に部屋の中を見れるようになっているので、ずけずけと入って見ると、少し狭いもののキッチンやバストイレもありワンルームマンションといった非常に雰囲気のいい室内だった。我々も大変気に入り、ぜひとも紹介しようということで、このホテルを出た。

 インフォメーションになくても足で集めれば結構な数のホテルがあるものだと、この時二人で話し合った。午前中、不動産屋をあったった件が不発になったことが、逆に思わぬホテルを探させる結果になったのを面白く感じていた。


 そろそろ終盤になってきたが、ホテルを探そうという目は衰えず、またもやホステルをさらにもう一軒見つけてしまった。少しビーチから中に入った所にあるホステルで、早速中を見せてもらうことにした。部屋にはバストイレと簡易キッチンがあり、何と各部屋にはインターネットが接続されたPCが備え付けられていた。セントラルキッチンも広く充実していて、住み易そうな環境があった。

 さて、これだけの探訪をしてやっと満足できる成果があったと納得できたのが15時半、残すはサンタモニカの宿残り一週間分を決定しなければならない。午前中の物件が不発のため、コストを抑えなければならなくなった。そこで、結構高いユースホステルではなく、Seaview Motelに2週間泊まることとした。その延長を確認しようと、サンタモニカに戻って、先日会ったマネジャーにその旨を告げると、何も問題ないといった言い方で、何でそんなこと言いに来たのといった口ぶりだった。とにかく予約した初日にちゃんと来て頂戴ということだった。

さて、これでやっとダウンタウンに戻ることとした。帰宅したのは17時30分頃。朝7時50分から始まった怒涛のホテル巡りを終えた。午前中1時間ウキウキした後、空ぶりで意気消沈したが、Rose ave.のホテルで再び気持ちが高揚するという、波乱万丈の1日であった。

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