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2005.03.08 オプショネティックスのセミナー |
アメリカ合衆国:ロサンゼルス |
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3月5日(土)の朝、ホテルのケーブルテレビの18チャンネルを見ていると、George Fontanills氏が率いるOptioneticsという会社のコマーシャルをやっていた。George Fontanills氏は投資家で、
ジョージ・フォンタニルス社長 |
バフェットやソロスなどと並び称される程の実績があり、その彼が、オプション取引の手引きを、一般投資家に向けて行うスクールを紹介していた。
また実際にオプショネティックスのスクールで勉強し投資をした人たちも出てきて、投資額を何倍にしたかという話や、
一般の主婦でも時々オプションで儲けてあとは悠々自適な時間を過ごしているといった内容を流していた。近くで無料セミナーもやっているので参加してみたらどうかということもやっていた。
1週間で10万ドル儲けたというDick Guilfoyle氏 |
我々は直接ディーリングのようなことをやったことがないので、オプション取引を本格的にやるなら、このようなスクールで勉強してみるのもありかなということで、無料のセミナーに行ってみることにした。場所はなんと、まだ行ったことがないロングビーチのヒルトンホテル。セミナーが終わったらちょっと観光でもしてみようということで、サイトを見ていると、まず登録を行うようになっていた。
自宅のパソコンで月額500〜1000ドルを稼いでいる
と言うTanya Butlerさん |
登録するとすぐにメールが帰ってきて、これをプリントアウトして持って来るように書いてあった。7日月曜日にヴェニスビーチのホステルに移動後、このホステルのオフィスでプリントアウトさせてもらい(25¢)、8日の13時からのセミナーに持っていくこととした。
ベニスビーチからロングビーチに行くのに、メトロの1日券(3ドル)を利用していくことにした。ベニスビーチからはメトロバス333でサンタモニカに行き、そこからメトロバス720でダウンタウンまで行き、そこからブルーラインでロングビーチに向かった。片道約3時間。朝9時に出発して12時10分前に到着。早速昼食を済ませてから、ヒルトンにバスで向かった。このバスは、パスポート・バスと称して巡回しているが、メトロの駅からヒルトン近くまでは無料で運行しているということだった。なんとリッチなロングビーチ。
ロングビーチ・ヒルトンに到着すると、会議場エリアにオプショネティックスのセミナーの案内があった。たどっていくと、受付をしているデスクがあり、数人が用紙に記入していた。約30人程度が来ておりで、見た目リタイアしたばかりの人や、自分でビジネスをやっている人や、中には若いカップルなども来ていた。登録を済ませると、胸に名前を書き込んだシールを貼るように言われ開場13:00までしばらくロビーで待っていた。
13時になり、開場して中に入ると前面にスクリーンと教材らしきものが並べられており、スタッフがスピーカーが準備できるまでしばらくビデオを見ていてくださいということで、先日テレビで見た体験者のコメントしているビデオをしばらく見ていた。
数分すると、スタッフの紹介でスピーカーが現れた。彼の名はKurt Bolinder。20年の投資経験があり、本業は不動産業ということだった。彼が投資を始めた理由が面白く、子供を1年半おきに5人も作ってしまって、養育費や学資がたくさん掛かるというものだった。彼の写真は撮り忘れたが、風貌はマイケル・ダグラス風でしゃべる雰囲気がみのもんたといった感じだった。ピンストの黒のスーツに、白地に金色のレジメンタイをしていた。背も高く180cmくらいありそうだった。
彼の話を順番にかいつまんで書くと、まず今までブローカー達が言っていたことを2つあげて、これではいつまで経っても金持ちになれないということから始まった。2つのこととは、
1.BUY and 、、、、、、、、、、、、、、、HOLD
2.Annual Rate of Return
買ってそのまま持ち続けていても、使ったお金はブローカーや株式発行者が儲けるだけで自分たちは金持ちになれるわけではないということと、年利を考えがちだが、例えば手元の1000ドルを毎週5%づつ増やせていけたら1年後には1ミリオン以上に増えている計算になるので、日々リスクを最小にして細かく積み上げていけば、大きな金になっていくということだった。それでスクリーン上には
1.Cash to Asset to Cash、、、、、
2.Rate of return daily,weekly,monthly、、、、
と映し出された。なるほど、一理ある。その次に説明を始めたのはそれではどうやってやっていくかということであった。この説明はごく一般的で
1.to gather information
2.to analize info
3.to act
と言う風に説明し、この説明の中で、実際に行動に移さなければ何も始まらないということを凄く強調していた。その話の中で、ロックフェラーやドナルド・トランプなどが出てきて、彼らは決して優秀でもなんでもないが、その時その時に自分で決断して、それを行動に移してきたから金持ちになれたということを言っていた。そりゃそうでしょう、我々も少しは行動を起こしているつもりなので、素直に同調はできた。
それから更に商品の説明に入り、まず、スクリーン上には
1.easy to use
2.27 low-risk strategie to profit
3.These are done with small amount of money to profit in up,down
4.Trades are designed to provide reward to risk ratio 3:1
5.Pre-determined entry and exit
とあってから、5つの項目をざっと説明した後で、これは何もソフトを組み込んでデイトレーダーのように四六時中やっているようなものではなく、戦略を理解して自分で判断して行うものなので自分で勉強し、尚且つスクールで実際に2日間実習を行うという説明を付け加えた。
まず1日目には27の戦略に則って、表に記入する方法を勉強し、2日目には実際にマーケットに入って行って、インストラクターに助けてもらいながら実際にトレードを行って実践してもらうというもので、ここで契約すれば、3月20日21日に、このスクールをここロングビーチ・ヒルトンで行うということを言っていた。スクリーン上には
Live Trading in this area,
Mar 20 21th
Sunday 8am-6pm
Monday 8am-4pm
その次には、実際にオプションとは何かということを説明していた。スクリーン上には
1. Option is Right
2.↑Call Right to buy
3.↓Put Right to sell
これが何を意味するかの説明は省略する。(知りたい方はゴミ投資家のためのインターネット株式投資入門[デリバティブ編]に書かれてあるので読んでみてください。)
その次に、実際にこの前行われたオプション取引を例に挙げて、株式投資に比べて、どれだけ初期投資額が少なく、利益率が高いのかを実際の数字を使って説明していた。それで最後に、どちらがいいですかというと、会場から”オプション”という声が上がるような雰囲気になってきていた。そこでこのみのもんた氏は、やっぱり西海岸の人はいいと喜んでいた。そして最後にどうやったらお金を儲けられるかということに対して、to make money is to sellと言っていた。
そして今回のこのセミナーの本題に入ってきた。これだけの教材と2日間のスクールで、一人3995ドルということだった。結構高い。スクリーン上には
$3995
Home Study Material
News Letter
Coaching
2−Day-Training Experience(Live Trade)
これに対して、開場から色々と声が上がり、ちょっと高いかなと思っていると、2つのギャランティーを出しますということで、
1.2日間のスクールの時に解約したければ、1ペニーも請求しない
2.6ヶ月間でトレードしたお金が3倍にならなければ、全てお金は返す。
と言って、保証書を渡そうと言っていた。これを聞いてこれならやってみようかと思ってしまうではないかと感心した。
その反応に、これはすごいギャランティーでしょ?といってKurt Bolinder氏は会場を見回していた。
更に彼はオファーとして、2日間のスクールにTeenagerを連れてきた場合、その子に関してはFreeですと言ってきた。
更に彼らTeenagerはその後ライフタイム フリーと言ってきた。
また更に、今日この会場で購入すれば、コーチ付きのLive Trading を、このあと一生Freeにするというオファーを出してきた。
更にカップルの人たち向けに、1人追加なら、2人目は1295ドルで同じ内容をオファーするということも説明した。
矢継ぎ早にどんどんオファーを出してきて、私も気持ちが盛り上がっていくのを感じた。まさにセールストークの醍醐味だ。妻は、せっかくいい内容の商品なのに、テレビショッピングで安物の不用品を売られている気分になっていって気持ちが盛り下がっていったと言っていたが・・・。
そして最後に今日この場で購入してくれれば、3995ドルから1000ドル引いて2995ドルでどうだ、となった。カップルなら2995+1295=4290ドルでOKということになった。
これで、彼の無料セミナーは全て終了した。我々二人は少なからず心を動かされた。前の席に座っている男性にどう思うか聞いてみると、まるでテレフォンショッピングみたいで、気に食わないと言う感触のようだった。それには私も多少納得した。結構な金額なのに安っぽく見えてしまっているように感じたが、それでも内容は素晴らしいのではないかと判断した。体験者が語っているように、毎月か毎週かにトレードをして1000ドル、2000ドル稼げれば、我々の旅も、もっと面白くなってくるのではないかと思われたが、トレードするにはインターネットにすぐにアクセスできる環境が必要なので、現在の状況からしてこれを進めるのは見送ることにした。
しかし、プチPTと自称するからには、オプション・トレードくらい、たしなみとして身に着けておくのが適当ではないかと思える。今回のこのセミナーでオプショネティックスのことやGeorge Fontanills氏のことを知ることができたので、しばらく観察していこうと考えた。これから中米、南米に向かってから北上する途中で、アメリカにもまた立ち寄るだろうから、その時購入してLiveTradeを通過し、自分の金を増やしてみたいものである。
参考までに、オプショネティックスのサイトのURLを載せておきますので興味のある方はいって見てみてください。
http://www.optionetics.com/freework/freeworkshop.asp
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