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2005.03.30 T-mobile解約 |
アメリカ合衆国:サンディエゴ |
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T-mobileに登録したのは今年の2月の始めだった。「今登録すると、一ヶ月無料!」というキャンペーンで、2月・3月のみ使用すれば、1ヶ月分の使用料金US$39.99で済む。そう思って登録したのだった。
この2ヶ月間、フル活用させてもらったT-mobileサービスだったが、来月はもうメキシコに行ってしまうので、必要なくなる。今週中に解約しなければ、せっかくのキャンペーンの意味がなくなってしまう。ということで、手帳の今週のTo
Doとして「T-mobileの解約」を最初に書いておいたのだ。
さて、サンタモニカのT-mobileショップで陽気なお姉さんがインターネットを通じて登録してくれた時の画面コピーの紙を取り出す。ここに、彼女の手書きで、トールフリーの電話番号が書いてある。これ、これ。ここに電話すれば一発で解約できるって、言ってたのよね。と、ホテルの部屋からダイヤルした。録音の指示に従って、登録時の市外局番を押した。それから、録音の声は「あなたのセキュリティーナンバーを入力してください」と言った。え?セキュリティーナンバー?そんなものはアメリカ国民ではないので持ち合わせていないし、登録時にも必要とされなかった。「どうしたらよいのだろうか?」と戸惑っていたら、また録音の声が促す。「何もダイヤルしていませんね。あなたのセキュリティーナンバーを入力してください」。どうしましょう、セキュリティーナンバーって・・・。「あなたのセキュリティー・・・」あーあ、もう3回も言われちゃった。そして4回目、「オペレーターにつなぎます」。「別に4回目じゃなくて、早くつないでくれてもよかったのに」とぶつぶつ言っている間に、オペレーターが出た。
ホッとしたのもつかの間だった。解約するには、セキュリティーナンバーか、家に届いているはずの請求書に記載の番号か、携帯電話の番号が必要なんだそうだ。旅行中でアメリカ国民でなく、しかもインターネットのサービスのみ契約した私には、何もない。その旨を告げると、オペレーター嬢は「それならば、ご契約なさったショップに赴いていただければ、何とか解約できると思いますが」と言った。サンタモニカで契約して、旅行中なので今はサンディエゴまで移動してしまったと告げると、もう彼女には、どうしようもなかった。こんなイレギュラーなケースがあることはマニュアルには書かれていなかったようだ。今までつきあってくれたお礼を言って、受話器を置いた。
もっと英語が堪能ならば、サンタモニカのショップに電話するのだが、そこまでではない。次なる手は、サンディエゴのショップに行って事情を説明して、サンタモニカ店に連絡をとってもらうなりするしかない。そう判断して、インターネットでサンディエゴのショップを検索。幸いにも徒歩圏内に見つかったので、出かけることにした。
ショップに到着して、解約したい旨を告げると「店内の電話から解約係りに直通で電話してあげるから、自分で解約してくれ」と言う。そこで、今朝の電話の内容を説明し、どうしたら解約できるのかを尋ねたら、ショップの店員は、どこかに電話をかけ始めた。お、いい感じ。やがて、話が通じて、無事に解約することができた。最後に、電話の相手が私に代わってほしいというので、電話に出た。「なぜ、解約するのか?何か問題点はあったか?」などのアンケートだった。T-mobileのサービスはとても気に入っているが、この先の国で使えないサービスなので解約すると告げた。ここアメリカのテレビでは、日本の消費者金融なみにインターネットや携帯サービスのコマーシャルが多い。競合が多い中で、なぜお客さんが解約するのかをきっちり把握するマニュアルになっているのだろう。「問題点ではありませんが、この先、中米・南米でも同様のサービスを展開してもらえたら嬉しいですね」と要望を伝えて電話を切った。
そういえば、手帳のTo Do、消し込みするのを忘れていた。面倒になったらいやだなと思っていたことなので、無事に終了してホッとした。ギュギュッと消して、次のタスクに向かうとしよう。
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