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2005.04.20 カボ・サンルーカスでの宿について |
メキシコ:カボ・サンルーカス |
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4月18日にラパスから、カボ・サンルーカスに移動した。泊まっている宿は、Siesta Suitesだが、この近辺の宿状況を知るために、19日の午後から、この界隈で長期滞在向きの宿を回ってみることにした。
こういうときは、ツーリスト・インフォメーションに行って聞くのが、一番分かりやすい方法だが、ここカボ・サンルーカスには、オフィシャルなツーリスト・インフォメーションはなく、ツアーのエージェントがインフォメーション・デスクと称して、そこら中にブースを作っている状況なので、ガイドブックと町並みをたよりに、歩いてみることにした。
まず、ガイドブックにある、Andalayaというホテルに向かってみた。ホテルに行く途中のイタリアンレストランRomeo&Julieteの前を通り過ぎて、地図にあるあたりを回ってみたが、ガイドブックにあるホテルはなかった。建物はあるが、別の用途に変更されているようだった。
次に向かったのは、ガイドブックにもある、Mar de Cortezというホテルである。ガイドブックには中庭のプールの写真があり、雰囲気は良さそうである。フロントで早速キッチン付きの部屋があるかと聞いてみると、顔を横に振って「No」と言った。それじゃーダメだなという顔をしているとキッチン付のホテルなら、ここから裏手に回ったところにあると教えてくれた。
教えてくれたホテルは、ガイドブックにもあるLos Milagrosというホテルであった。道路側からは建物の全体が見えないので低層階のホテルのようだった。入り口から入ると中庭があり、左手のカウンターは閉まっているようだったが、右手のオフィス部分で白人女性がなにやらデスクワークをしていた。我々に気づき、いつから泊まりたいかと聞かれたので一週間先と適当に答えるとFullだと言われた。我々は部屋の雰囲気だけ見に来たので、これで追い返されないように、部屋を見せて欲しいと頼むと快く見せてくれた。部屋にはキッチンがある、なかなかいい部屋だった。庭にはプールもあった。値段が少々高く週レートでUS$450ということだった。
次に向かったのは、Hotel Las Margaritas 。ここの隣にスーパーがあり昨日からちょくちょく来ていたので、逆に気づかなかったが良く見るとホテルと書いてあった。前が駐車場でL型の3階建ての2階3階がホテルとなっており、1階部分はインターネットカフェや、旅行代理店や不動産屋がテナントとして入っている。一回のホテルフロントで、キッチン付の部屋があるか聞いたところ、キッチン付の部屋があるという。これはガイドブックには載っていない情報だったので、少し驚いた。部屋を見せてもらうと、キッチン・ダイニングエリアは広かったが、シャワー・トイレ部分はちょっと狭く、ベッドルームは広いが窓の外は隣の建物に壁が迫っていてあまり良くなかった。週レートを聞くと特に設定してないが、一週間とまるのなら10%オフできるというオファーをしてきた。一泊二人でUS$60なので60×7×0.9=US$378となりまあまあの値段である。
長期滞在用のキッチン付ホテルでリーズナブルなものは、大体以上だと思われるが、ガイドブックにCasablancaというホテルが地図上に書いてあるので、これもチェックしにいった。するとこのホテルに行く前のブロックに3階建てのホテルが目に入ってきた。あまり期待できない外観だったが念のため、フロントでキッチン付の部屋があるかと聞いてみると、そのような部屋はないということだった。
さて、先ほどのCasablancaであるがこのホテルは廃墟となっていたので、さらに向こうに目をやると、工事中だがホテルっぽいつくりになっているところがあった。1階の旅行代理店に聞くと、これからホテルになるということだった。
以上で、カボ・サンルーカスの繁華街の長期滞在用サービスアパートの探索を終えたが、今日一日見ただけでも、ホテルの栄枯盛衰が激しいところのようである。ガイドブックに載っている大きなホテルの名前も既に変わっており、プラザ・ラグロリアスではなく、コスタ・レアル・ホテルとなっていた。また、マリーナ大通りの一等地に建設途中で放置されている現場があり、開発の爪跡が残されままの状況があった。ラパスがそのような、無残な形で開発されないよう祈るばかりであった。
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