夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
目次Today's imagesTravel sketch食の楽しみPeopleAccommo旅行費用
Excursion移動の記録旅先で住むとしたら更新履歴日誌問合せAbout usENGLISH
北米
アメリカ合衆国
メキシコ
中米
ベリーズ
グアテマラ
コスタリカ
南米
ペルー
ボリビア
アルゼンチン
チリ
ブラジル
ヨーロッパ
スペイン
フランス
イギリス
オーストリア
ハンガリー
ブルガリア
中近東
トルコ
シリア
ヨルダン
北・東アフリカ
エジプト
ケニア
インド洋
モーリシャス
北・東アフリカ
マダガスカル
タンザニア
ウガンダ
南アフリカ
マラウィ
モザンビーク
スワジランド
南アフリカ
レソト
ナミビア
ボツワナ
ザンビア
アジア
インド
ネパール
タイ
オセアニア
オーストラリア
 
2005.04.24 サンホセ・デル・カポに半日観光
メキシコ:サンホセ・デル・カポ
 
ロスカボスというと、カボ・サンルーカスとサンホセ・デル・カポの二つの街があり、その二つの街の間に高級リゾートホテルやリゾートマンション、リゾートヴィラ、ゴルフ場などが並んでいる。折角ここまで来たのだからサンホセ・デル・カポの様子も見ておこうということで、バスに乗って出かけてみた。

 バスは片道一人18ペソ、道中バス停は多数あり、またバス停らしくないところでも乗ったり降りたりで、40分程かかって到着。運転手にここがサンホセ・デル・カポだと言われて降りたところは、空港まで続く幹線道路沿いのバス停だった。降り立つと、家や店舗が点在しており、どっちに向かって歩いていけばいいのか分からないので、バス停で待っている現地の人に初歩スペイン語で聞いてみた。流暢なスペイン語で中心街は向こうの通りを行けばいいことをなんとなく理解して、歩き始めた。

 当日はかなり暑く、38℃まで気温が上がっていたらしい。通りすがりのスーパーで水を購入した。幹線道路に直角に伸びる一番近い道がどうやら中心部に向かうメイン通りらしいことが、雰囲気で分かってきたので、この道を歩くことにした。道路名の表示がないので確信できなかったが、しばらく行くとガイドブックの地図に載っているDobladoという通りを歩いていることが分かった。道中道の両脇はそれなりの店が並んでいたが、人通りも少なく寂れた感は否めない雰囲気だった。市庁舎やソカロ、カテドラルのあるミハーレス大通りに出くわすと、やっとたどり着いたような、報われたような気持ちになった。

 
この界隈には白人の観光客(年寄りが多い)がほとんどで、土産物屋が並ぶこの通りをひやかしていた。我々も散策を開始。しかし我々の興味は観光名所だけでなく、むしろ地元の人たちの暮らしぶりの方に興味があるので、このあたりはサッとなめるように歩いていた。

 
ソカロのはずれに来たときに、ふと目をやると「ようこそ」という日本語が目に飛び込んできた。なんだろうと見ていると、どうやらユースホステルのような感じの民宿であった。オーナーと思しきおばさんが花に水をやっていた。早速興味をそそられて色々質問してみた。一泊レートは350ペソ、キッチンは共同のものがあると言うので見せてもらった。プールもある。部屋もいろんな種類の部屋があり、一つ見せてもらったが、きれいにされていた。その他にこの宿ならではの施設としては、パブリックスペースがかなり広く取られていて、ハンモックがあったり、ピンポン台やダーツ、もちろんバーベキューもできるようになっていた。シーズンオフなのか閑散としていたが、ガイドブックに載っていない我々向きの宿をまた一つ発見してしまった。(この宿については、カボ・サンルーカスの宿レポートの中に含めて書きますので、そちらをご覧ください。)

 この宿の横の道を行くと、小川が流れており、これに沿って行けばビーチにたどり着くことが帰ってきてから分かった。もう少しそちらの方に歩いてみても良かったが、ビーチの方に行くと高級ホテルが並んでビーチを占拠しており、その一方で街は寂れて、昔のカテドラルエリアのみが観光資源としてのこされているという、悲しい状況なので、あまり行く気になれなかった。
 こういう開発の仕方しかできなかったのか?と思ったが、波が高すぎて泳げないような海なので、海岸はホテルに占拠させてサーファーを呼び寄せ、近くにゴルフ場を作って、ゴルファーを呼び込み、そこで稼ごうと判断したとしか考えられない。

 それに引き換えラパスは、海岸沿いは遊歩道で地元の人も楽しめ、かつ港として産業もあるのでホテルがビーチを占拠する状態ではないのと、少し離れたところに手付かずのビーチが残されているので、今現在はそれでもバランスよく、開発されているように思える。もちろんその間に開発中のホテルや別荘があったが、庶民が楽しめるビーチをつぶしてまで作っていないようなので、比較すると我々はラパスの方が気に入っている。
 
 ま、そんなことはともかく、やはり市場に行ってみようと今度は来た方向に向かって歩き始めた。が、日差しが強く日陰を渡り歩いていく道中となった。10分程度歩くと、市場が見えてきた。それほど大きくはないが、それなりに生鮮食料品が売られていた。問題ないと思いつつ、そろそろお腹が減ってきたので、市場横の簡易レストランが並んでいる所に入ってみた。しつらえはラパスと同じ形式で両脇に厨房があるブースが6件ほど並ぶ建物で中央部分が通路になっている。食べている人がいたのでそのメニューの説明と値段を聞くと、値段が50ペソとチョト高い。ラパスの有名レストランと同じ値段なので注文するのを断った。
 屋台はないかなと、もと来た道を戻っていくと、アメリカ人観光客と思しき一行が我々に道を聞きたそうに立っていたので、道を教えてあげた。「まるで観光ガイドね」と言ってくれる程感心させてから、フルーツ盛を15ペソで売っている屋台を見つけたので、これでしばし空腹を紛らわし、幹線道路まで戻ると屋台を見つけたので、タコス10ペソを食べ、帰路についた。

 ほんの2時間半程度の滞在だったが、サンホセ・デル・カポの様子が分かり、手持ちのガイドブックに載っていない宿も一軒見つけられたので、満足して帰った次第である。


 
このサイトを友人に知らせる
目次About Us免責事項著作権とリンク
(c)2005-2006 海外生活実践研究会 All rights reserved