夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2005.06.22 プラヤ・デル・カルメンでの宿探し
メキシコ:プラヤ・デル・カルメン(カンクン)
 カンクンからバスで1時間ほど南にいくと、プラヤ・デル・カルメンというビーチエリアがある。グアナファトで出会ったイタリア人女性から聞いていたので、是非我々も滞在してみようということで、今日は例によって宿探しをしにわざわざバスで訪ねていった。結論から言うと、カンクンよりも我々の性に合っているという感じだった。カンクンは巨大資本のホテルが林立し、コンベンションエリア以外には賑わいというものがない。またその賑わいといってもハリウッド的、ラスベガス的な人口的賑わいでしかない。

 それに比べてこちらはもちろん海外沿いにホテルもあるが、1本入ったアベニーダ5通りが繁華街になっており、そぞろ歩きをして街を楽しむにはちょうどいい具合に出来上がってきている。いわゆる町並みができているということだろうか。
 
 街の雰囲気がとても気に入ったので、宿探しにも気合が入った。ツーリスト・インフォメーションの人がアベニーダ5通り沿いにいくらでもあるという言い方をしていたが、まさにそのとおりで、小さなホテルやら、ホステルやらアパート的なところや、民泊的なところやらが1件おきくらいに存在していた。ホテル巡りし甲斐のあるところである。

 まず、バスターミナルがソカロ近くだったのでソカロから北東に向かうアベニーダ5に沿って見て行くことにした。一つ一つ紹介するのも大変なので、目ぼしいものを取り上げながら説明したい。

 まず、ホステルである。欧米系の若者で一杯、個室は3部屋くらいしかない小さな所で、薄汚さは毎度のことである。それでも屋上にテラスとキッチンがあり、オーシャン・ヴュー(写真)もある。まあまあといったところだが、中年にはちと厳しいなーというのが我々の評価である。



  次はサービス・アパート的なところで、中に入るとちょっとエキセントリックな「セルヒオ・ブスタメンテ」風の絵が壁に描いてあったりするが、写真の通りベットルームも高級で、バスルームは大理石でまとめられており、キッチンも付いていた。2週間泊まると2日分無料にしてくれるということだった。


次は少し海岸よりにある、ホテルである。ここは料金が高めでUS$100近いが、最上階にキッチン付きの部屋があり、バルコニーやテラスからはオーシャン・ビューとなっていた。大変気持ち良さそうなところで、予算を上げてまた来たいというところだった。




 次は、中庭の周辺の1階にお土産物屋などのショップがあり、その上階にサービス・アパートがあった。部屋内部は綺麗で当然キッチン付き、バスルーム、ベットルームとあり、なかなかよかったが、一つ言えば窓からの見晴らしがあまりよくないところだろうか。写真は中庭に入る入り口を撮ったところ。アーティストたちが自分の作品を売っているショップが目立つ。



 次は我々が予約を入れたところである。アベニーダ5通りにホテルがあり、それに付属してサービス・アパートをweekly,monthlyで貸す部屋があるというところだった。場所は1ブロック内陸に入った所で、ドイツ人女性オーナーが最上階に住んでいる建物の2階部分である。中に入ってビックリ。依然ドイツに赴任していたことがあるが、モダンなドイツのインテリアでまとめられていた。値段も安めで、このコストパフォーマンスのよさに二人で興奮して早速仮予約を入れた。これで午前中のホテル巡りを終わらせた。昼食は途中で見つけたメキシカン食堂でコミーダ・コリーダを食べた。


その他のホテルの写真を以下に並べてみた。総数18件。



 コミーダ・コリーダを食べてから、午後の部に突入となった。28物件見て廻り、その中で我々の基準に会うのは1件のみだった。そのホテルは、アベニーダ5より1本海側に入り、ソカロから6ブロック北東に行ったあたりにあった。キッチンもあり、ダイニングテーブルもある広めの部屋でなかなか感じが良かった。がお値段が少々高めで残念だった。

 
 以下の写真は午後回ったその他27件である。

 こうやって並べてみると相当たくさん廻ったのがわかり、我ながら感心した。また、宿探しといいつつ街の散策にもなるので、新しい街を知るいい方法でもあると思う。しかしそれも治安のいいところで歩いて廻れる規模のところでないと、無理ではある。
 例えば東京を考えると1日でいい宿が見つかるわけがなく、大都市はめぼしをつけておいた宿にまず直行し、その後行きたいエリアを見てから評価していく方法が考えられる。しかしこのような方法も都市によっては難しいので(例えばメキシコシティ)、この辺が旅の面白さであり、かつ厳しさでもあると最近考えるようになってきた。