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2005.08.04 ホール・チェン海洋国立公園、他1日シュノーケリング観光 |
ベリーズ:キーカーカー |
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当初島内のツアー会社を廻って調べた結果、4箇所のツアーに行こうと考えていたが、ブルーホールへのツアーが中々決まらず、8月1日にマナティツアーに行ってから待ちの状態であった。が、そろそろ別のツアーへも行っておかないと時間だけが過ぎてしまうので、8月4日ホール・チェン海洋公園に行くツアーに参加することにした。
10時半出発と言うことで、我々は10時頃小屋のようなBigFishというツアー事務所に行った。昨日予約した時は若いお兄ちゃんがいて彼に一人95B$と言われたが、今日支払いをするときにはいつも詰めている女性がいて80B$/人ということになり、余計なことは言わずそれで支払いを済ませた。それから事務所の女性と雑談しながら、自分たちのフィンとマスクを用意したりしていた。するとそこに白人の若者カップルが現れ、自分たちもシュノーケリングツアーに行くというので同じツアーかと思いきや、彼らはローカル・リーフのシュノーケリングツアーに参加ということだった。女性の方はパリジャン(フランス人)、男性の方はカナダ人ということだった。旅行中に知り合ったのか前からカップルだったのかは分からないが、面白い組み合わせだなと思いつつ、少し雑談した。パリジャンということで、我々はパリが大好きなんですよというと、「Who dosen't love Paris!」といってお茶目な感じを出していたので話が弾み、我々はパリでの宿をどうやって見つけたらいいのか聞いてみると、「フュザック」とかいう新聞に載っているので簡単だといっていた。またメールをくれれば、パリに来たときに手伝ってあげると本当か嘘か分からないようなことを言ってくれたので、とりあえずメールアドレスを交換し、証拠写真をとることにした。フランス人には珍しくちゃんとした英語を話すのでレベルの高いフランス人なんだなーと思いつつ、彼らは我々より先にシュノーケリングツアーにゴルフカートで出発した。
それを見てすぐには気がつかなかったが、どうやらこの事務所はツアー客を取り込むだけのところで、実際は別のツアー実行部隊に我々を案内するところのようであった。10時30分になって我々がそろそろ行かないんでしょうかというと、突然じゃー行けばということで、事務所の前の道の先に見える桟橋に行くように言われて歩いていくと、桟橋には既に10人程度観光客を乗せたボートが横付けしようとしているところだった。船にTsunami
tourと書かれており、ツナミツアーというのは、島の北側で見たことがあった。
我々はツナミツアーに途中参加する形でツアーが始まった。一路ボートは結構なスピードでローカル・リーフと思しきところに到着し、早速シュノーケリング開始となった。他の観光客はイギリス人やアメリカ人で皆シュノーケリングに慣れており、どんどん飛び込んでからマスクやフィンを付けて、自分たちで船の周りを泳ぎ始めていた。我々はゆっくりと飛び込み、ガリフナ族のガイド氏について行く事とした。彼は意欲的で素もぐりして棒で何か指し、海面に顔を出して色々と説明し、また何かを海中で差し棒で指した後、海上に顔を出して説明してくれたりというのを繰り返しながら、珊瑚礁の上をゆっくり進んでいった。この辺ではマナティも見ることがあるらしく、船の上に待機している乗組員から何か見えたという指令が飛ぶと猛スピードで泳いでいって探してくれた。が、初めそれが何を意図しているか分からず、あちこち振り回されているように見えたが、別の箇所でロブスターが珊瑚礁の下に居るのを見せてくれたりした時は、なかなかやるなと思った。それくらい皆を先導しながらグイグイ引っ張っていくタイプのシュノーケリングだった。一通り見終わって皆がボートに戻ろうとしていた時、マナティが近くを泳いでいることがわかり、猛スピードで泳いでいき、他の観光客もワサワサと泳いでいった。我々は数日前に見ていたので、突進することはやめて船の上から見物していた。帰ってきたアメリカ人に聞くと、後姿が見えたそうだが、逃げ足が速くあっという間に行ってしまったそうだ。
さて、次はいよいよホール・チェン海洋公園でのシュノーケリングである。キャプテンは海洋公園のレンジャーを探し、彼らに入園料を払ってから、いよいよスタートした。この一体は保護区なのでより豊かな珊瑚礁と、魚や、ロブスターがおり、ガイドのおかげで、美味しそうなロブスターを海中1.5mくらいのところで御対面させてくれた。アメリカ人やイギリス人は素もぐりもできるらしく、岩のトンネルをくぐったりして楽しんでいた。ここでたっぷりシュノーケリングを楽しんだ後、サン・ペドロ島で昼食となった。
昼食は持ってきていたパンとクレオール料理と言われるものを食べた。これは国境で食べたものと同じく「ライス・アンド・ビーンズ」に「シチュード・チキン」、「ポテトサラダ」という組み合わせである。これが以外に美味しく。飽きが来ない料理と言えるのではないだろうか。
さて、15時となり次のポイントに移動した。次はShark and Ray Ally というところで、ローカルリーフとはまた別の箇所だが同じようにサメやエイがたくさんいるところである。またサメ以外に大型の魚なども寄ってきて餌をもらっていた。それを海中から見ているのがとても面白く、全く人間を恐れない大型魚は迫力があった。海上から餌をやるとサメなどは、ズッパッ、ズッパッという音を立てながら餌を飲み込んでいた。まさに水族館の中を泳いでいる状態である。それから、この海域の周りもひとおおりシュノーケリングしてみて廻り、本日のツアーほぼ終了となった。
一路、キー・カーカーに向けて猛烈な勢いで帰り、それでおしまいと思っていたが、キー・カーカーの裏側のマングローブがあるところで最後に、タツノオトシゴを汲み上げてみせてくれた。自分では動きを制御できないぐでんぐでんのタツノオトシゴをみて、実際このマングローブには色々な生き物が生息していることに改めて気づかされた。こんな1日ツアーがホール・チェン海洋公園ツアーである。皆さんもベリーズが珊瑚礁を破壊するまでに行ってみてはいかかでしょうか?
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