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2005.08.13 パナハッチェルの見所を探る |
グアテマラ:パナハッチェル |
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さて、パナハッチェルに滞在中にどこに行って何を見ようか?
パナハッチェルに到着した翌日の13日に、トラベル・エージェントにいって、だいたいの見所と予定を立てた。結局13日中に決まったのは大筋と1ヵ所の予約だけ。後は宿の人の情報や、他の宿泊客との情報を合わせて、徐々に計画が決まっていった。
パナハッチェルの目抜き通り、サンタンデール通りには山のようにトラベルエージェンシーがある。ぐるぐると周ってみた所、どこでもやっているのは、シャトルバスサービスと各種ツアーだ。
単純に言って、シャトルバスが向かっているところに見所があり、同じ所を含んでツアーがある。シャトルバスは、グアテマラ・シティ、アンティグア、チチカステナンゴ、ケツァルテナンゴが主要方面だった。
宿に宿泊している人の情報と合わせて、我々は滞在中に、チチカステナンゴの市を見ること、ケツァルテナンゴ近郊の温泉に行くこと、ここパナハッチェルが面しているアティトラン湖の他の村々を周ること、くらいができそうだと踏んだ。
チチカステナンゴでは、木曜日と土曜日と日曜日に市が開かれているということだった。チチカステナンゴへはチキンバスも出ているが、2時間という乗車時間を考えると、やはりシャトルに乗った方が楽だ。どのトラベル・エージェントで聞いても、8時にピックアップしてくれて、市を見て、2時にチチカステナンゴを出て帰ってくるというものだった。明日が土曜日なので、このシャトルバス利用は決定。予約してお金を払った。
ケツァルテナンゴについては、その街自体は、グアテマラ第二の都市ということで、さして見るべきものもないのだが、近郊の村で市がたったり、温泉街があったりする。日本人の旅行者の間では、ケツァルテナンゴからバスで20分離れた、ロス・バーニョスという温泉街に行って、個室の温泉を借りて、ひとっ風呂浴びるというのが流行っているようだった。しかし、パナハッチェルのトラベル・エージェントのツアーでは、ロス・バーニョスに行くツアーはなかった。代わりに、スニルという村の近くにあるフェンテス・ヘオロヒナスFuentes Georoginasという温泉を訪ねるツアーばかりだった。
写真を見せてもらうと、フェンテス・ヘオロヒナスは鬱蒼とした森の中にある池のようなところで、水着で入っている。この分だと高い温度は期待できないようだった。日本人が行った個室の風呂では熱い湯がバンバン出るということだった。
さて、どう考えるか?温泉には行きたい。日本人人気コースを行くならば、ケツァルテナンゴまで2時間半をシャトルバスで行き、そこからローカルバスで20分かけてロス・バーニョスに行くことになる。ケツァルテナンゴまでのシャトルバスは往復一人US$30ということだった。チキンバスならかなり安いだろうが、折角温泉につかって、またぎゅうぎゅうのバスに2時間半も揺られて帰るくらいなら、行かない方がましだ。
一方のフェンテス・ヘオロヒナスでの2時間滞在を含むツアーは、最初のエージェントではUS$35で、スペイン語のガイド付きで、朝7時に出て夜7時に帰る1日ツアーがあり、温泉の他にはスニルの近郊の人参・ねぎ・ラディッシュ畑見学、コパリックCoparicという街でガラス工房見学と体験がついていた。英語のガイドにするとUS$50になるということだった。
シャトルバスを使って行くのよりもUS$5増しだけで、充実したツアーに参加できるのなら、いいかもしれない。と少し心が傾きかけたが、ガラス工房でガラス吹き体験がひっかかった。別に吹きたくもないガラスを吹いて余計なお金を払うのがちょっとねぇ。納得がいかない。
そこでもう少し探してみたら、フェンテス・ヘオロヒナス滞在1時間、ガイドなし、朝7時に出て、4時ごろに帰ってくるというツアーがUS$25でみつかった。おお、これいいねぇ。余計なものが入っていない。我々の目的は温泉なので、温泉につかって、シャトルバスよりも安い。これいい。
しかし、13日の日中のケツァルテナンゴ調査はここまで。温度が高い温泉に行くか、それともジャングル風呂に行くか、決め手に欠けていたからだ。しかし、その夜、お世話になっている宿の夫妻が、「パナハッチェルにも温泉が出るのよ」と夜2人で出かけ、めちゃくちゃいい顔色になって戻ってきた。聞けば、昼間行ったサンタンデール通り沿いのHotel
Regisで立ち寄り湯ができるということだった。それならば、わざわざ遠いロス・バーニョスまで行かなくても良いではないかということで、ケツァルテナンゴはツアーに参加することを決定した。(後日、パナハッチェルの温泉は、この温泉があるホテルの宿泊者のみの利用に限られてしまったので、我々は入れなかったのでした、残念!)
さて、湖畔の方だ。他の旅行者に聞くと、フェリーやボートで湖を渡ったり、チキンバスで行ったり、あるいはピックアップといってピックアップトラックの荷台に乗って行ったりしている。ピックアップは因みに料金を支払う立派な交通機関として、この辺りでは普通なようである。これについては、行ってみてのお楽しみということで、あまり深く決めずに1日を湖畔散策にあてて、行き当たりばったりを楽しもうという計画にした。
さてさて、どうなりますことやら。
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