夫婦2人で世界一周の旅に出発!現地から海外長期滞在の旅の様子をお伝えします。
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2005.10.06〜07 
ナスカに泊まり、地上絵を見る
ペルー:ナスカ
 ナスカに高級バスで到着してからは、即行ホテル・アレグリアを目指して歩き始めた。ガイドブックには客引きが多く信用してはいけない旨のことが書いてあったので、全て無視して向かった。結果から言えばこれで正解だったが、少しナスカの客引きも冷やかしてみても面白かったかなと後になって思うくらい、さっさと歩き始めた。

 ガイドブックの地図を頼りに歩いて行くとホテルはすぐに見えてきた。フロントに掲示してある部屋の値段を見るとダブルで30ドルだった。部屋を見せてもらうと、リノベーションしたばかりのようでとても清潔かつ新しいのが気に入り、チェックインすることにした。(ホテルの様子は「旅先で住むとしたら」の参照)

 それから、十分後ホテルに併設されている旅行代理店で早速翌朝のナスカ地上絵ツアーを申し込みに行った。南米も雨季に入りつつあり、晴れている時間帯は早朝と聞いていたので、朝一の7時にツアーを入れた。代金は一人30ドル。その時の代理店の説明だと、7時に車で飛行場まで行きビデオを見てからセスナに乗るので、7時から勘定して9時くらいまでかかるということだった。我々はセスナで揺さぶられて吐いたりしたくなかったので、朝食は地上絵を見てからとることにしていたが、その日のうちにリマまで帰るのに、7時間近くかかるのでなるべく早く地上絵ツアーを終わらせたかった。一番早くても9時に終わるということになると、食事をしたりしても9時半のバスでは少し余裕がなさ過ぎるので11時しかないなと考えていた。

 その後は少しナスカ市内を観光がてら夕食に適当なレストランを探しながら散策してみた。例によってソカロに向かうとちょうどソカロは工事中らしく、黒いビニールで覆われていた。いまいち盛り上がりに欠ける市内だったが、レストランの呼び込みが面白く、ピスコサワーをつけてくれるというので1軒のレストランに入ってみた。メニューを見てもあまり食べたいものがなかったが、晶子はロモ・サルタードというペルー料理を注文した。こちらとしてはパスタを食べたかったのでそれらしいものを注文したつもりだった。ロモ・サルタードとは牛肉とフライドポテトと玉ねぎを炒めたもので普通に美味しそうな料理だった。私が食べたのはスパゲッティというよりは、中華風の汁なし麺といったもので醤油風の味付けであった。出てきたときは焼きそばかなと思ったが、なかなか美味しくいただけた。このレストランを出てからも数件レストランがあったが、そこの客引きが2回目の夕食はどうですかと言ってきた時にはチョット可笑しかった。

 ホテルに戻ってからはシャワーを浴びケーブルテレビの映画「ハムナプトラ」を見て、23時就寝した。



 翌朝6時30分頃に隣の旅行代理店に行って待っていると、6時40分くらいに車が来てこれで出発ということらしく、さっさと空港に向かい始めた。空港までも近く10分程度で到着。着くや否やセスナ機に案内されて、6時55分には我々はセスナ機に中にいた。それから滑走路の端まで走り始め、7時に離陸という超速いテンポでナスカ地上絵ツアーが始まってしまった。地上では日本からツアーできたと思われるおばちゃん軍団が我々に手を振っていた。


 離陸してしばらくすると、川が流れた跡のような模様が続く砂漠地帯になった。写真右







 それから数分後パイロットのアナウンスにより最初の地上絵「くじら」が目に入ってきた。セスナ機は5人乗りで両側から見える様に旋回しながら飛んでくれるので、自分の側に傾いてきたときがシャッターのタイミングである。






 次は、宇宙飛行士。その愛嬌のある風貌に二人で受けながら写真を撮った。







 次はモンキー。そのアニメチックな絵に何か笑わしてくれる。








 次はドック。犬ねーって感じの地上絵だった。下の写真でどこに犬の地上絵があるかお分かりいただけるだろうか?実際にセスナから見る風景はこんな感じで、パイロットに「right side、dog」と言われて良く見ていると見えてくるといった見え方であった。



拡大してみると確かに犬らしき地上絵がみえてくる。
 







 次は、コンドル、コンドルってことで、コンドルです。これはなかなかかっこいいのでは?








 次は、スパイダー、スパイダー。これも凄く小さく見えた。写真はかなりズームしてます。しかしデザインがなかなかいいと思いました。






 次は、ハミングバード。これは結構大きく見えました。デザインもいいですね。







 次は、鷺(サギ)、あまり良く見えませんでした。写真でやっと確認できました。しかしデザインはいいです。







 次はパロットです。これもあまりよく見えませんでした。デザインもどうでしょうか?







 次は、木です。そのままです。








 最後に、手ということで、そのままです。








  これらの地上絵を見るのに約30分、セスナ機はササっと飛行場に戻り、無事着陸。パイロット氏と記念撮影させてもらい、ナスカ地上絵ツアー7時40分で終了となる。私は朝食を食べていなかったので、吐き気は飛行中はなかったが、自然と我慢していたようで着陸して降りたとたんすこし吐き気を感じてしまった。30分くらいでちょうどいいかな、あっけなく終わったけどこれが限界のような気がした。



 事務所に戻ると地上絵の説明ビデオをやっていたので、しばし眺めること20分。





 空港使用料というのを払うことになっているはずが、誰も言ってこないので、こちらからデスクに赴いて、10ソル×2人で20ソル払い、迎えの車を待つこと数分、ホテルに着いたのが8時20分頃。



 待ち時間が殆どなくさっさと終わったので、気持ちよく地上絵を見ることができた。そのおかげで9時30分発のバスに乗って悠々とリマに戻ることもできた。ナスカ地上絵ツアーとは大体こんな感じでした。