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2005.10.23 Vol.4
アマンタニ島に到着し、民泊先に振り分けられ、昼食 |
ペルー:プーノ |
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ウロス島を出発して3時間ほど、やっとアマンタニ島にやってきた。こちらのボートはスピードが遅く、こんなにかかるのかというくらい時間がかかる。
島に上陸すると急な坂を上がらされ、石で組んだ門をくぐりぬけた後、現地の人たちが集まっているところに連れてこられた。いよいよホームステイ先の振り分けである。
我々は、ホームステイ先のホストマザー、マリアさんのお宅にお邪魔することになった。向かって一番右がマリアさんである。真ん中の女性は義理の姉妹とその子供だそうです。
それにしても大変素朴なところで、台所などは日干し煉瓦で作った所に小さなカマドがあるところで、本当にウルルン滞在紀に近い状況に我ながら少々ショックを受けたが、昼食の準備をしてくれるというので、しばらく休養を兼ねて待つことになった。写真下は二階にあるゲストルーム前のベランダからお家を写したところです。
ゲストルームの中もいたってシンプルで3つのベットがあった。こちらの民家の特徴として、天井高が低く、これで約180cmくらいしかなかった。部屋に入るときもくぐり戸を開けて頭を下げないと入れないようになっている。寒さ対策なのではないかと考えた。
晶子の方はキッチンで色々と世間話をつたないスペイン語で始めていた。薪で煮炊きするカマドで昔の田舎にでも行かないとお目にかかれないようなものがある、これで普通に暮らしているようなのにビックリと同時に新鮮さを感じた。
さて、いよいよ昼食である。時間はすでに午後3時。どんな料理かなと期待をして待っていると、まずスープが運ばれてきた。キヌア・スープと言って、キヌアという雑穀が入ったものでカレー風味の味付けがしてあり、とても美味しかった。
次はメインである。これは芋2種類とトマトとチーズである。芋の一つはジャガイモとサツマイモの中間のような感じで、細長い芋はチョット繊維質が多いが甘みがあって独特の風味があり素材の味が素朴で美味しかった。
最後に食後のお茶ということで、コカ茶とムーニャ茶を頂いた。ムーニャ茶というのは聞いたことがなかったが、飲んでみるとミントのような風味で消化を助けるという能書きどおりすっとした飲み口だった。(ムーニャ茶は写真左)
こんなもてなしを受けて、一休みになると思いきやこのツアーは盛りだくさんで、午後4時10分頃には、島の頂上にあるパチャママの遺跡に行くことになっている。食後の休憩もそこそこに山道を歩き始めなければならなかった。
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